stage1_Lesson7-1 現在進行形(~ingのつけ方)【ニュートレジャーの道案内】

それでは Lesson7 セクション1を進めていきましょう。
この Lesson では、現在進行形 という新しい形を作ることがメインになります。
セクション1では、まず現在進行形の作り方を確認します。“ing” を付ける点が今までと異なる部分ですので、その “ing” の付け方 を中心に学習していきましょう。

現在進行形の例文 - I am playing a video game now (私は今ビデオゲームをしています)

では早速例文を見ていきます。
最初は”I am playing a video game now.”という形で、
「私は今ビデオゲーム」「ゲームをしています。」という文になっています。
この現在進行形というのは、基本的に「be動詞+ing」この二つを組み合わせる事によって
「今何々している」とか「今何々している所です」というような意味合いを表します。
「している」で訳を止めてもいいですし、「している所です」という形で、「何々している所だ」を入れてもどちらでも大丈夫です。
ポイントとしては、普段やっている事ではなくて今まさにやっている事、あるいは今やっている、
その終わっていない事を現在進行形が表わします。
訳の上では、「する」ではなくて「している」とか「している所だ」という訳がくっつけられていれば大丈夫です。
まず一つ間違えてしまうポイントとして、現在進行形って何ですか?と聞くと”ing”と答えてしまう人が結構います。
”ing”だけですと、現在分詞とか動名詞とか違う単元、違う役割になってしまうので、
必ず「be動詞+ing」という事を強調して覚えておきましょう。
実際にこの下を見ていくと、全て「be動詞+ing」という形になっています。
まず二つ目の文です。
”Mary is making a cake for her mother.”となっています。
”making a cake”ですから「メアリーさんは今ケーキを作っている所です」
”for her mother”「お母さんの為に」です。
訳としてはいいですが、”making” ここです。
本来こちらの”make”という単語は最後に”e”があるはずですが、”e”が取れて”ing”が付けられています。
基本的にこの”make”のようにここが普段「メイキー」とか「メイケ」みたいに、ここの”e”を発音しないで「メイク」、ここの音で止めています。
このように、発音しない”e”で終わる単語というのは”e”を取って”ing”とこういった形になります。
ほとんどの単語の場合は”e”終わる語は”e”を取って”ing”と覚えていてもいいですが、それで覚えておくと一つ困った場合が出てきてしまいます。
”see”という単語です。
これは我々は「シー」と発音します。
という事は、「ス」これで終わるのではなくて「イー」という音を発音している訳ですから、
これは発音している”e”で終わっているので、この場合はそのまま”ing”を付けます。
なので、”e”で終わる語は”e”を取って”ing”、この理解でも全然いいですが、
ただ正確に言うと発音しない”e”で終わる語はその”e”を取って”ing”最後の”e”を”see”のように発音する場合はそのまま”ing”、とこのような形で覚えておきましょう。

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次に”Mary’s parents are ”「メアリーさんのご両親」と言っていて、
この場合は今まで”I am”とか”Mary’s”となっていたんですが今度は”parents”と複数になっていますから、ここはもちろん”is”ではなくて”are”です。
そのあと、”running in the park”「公園で走っています」というような形になっているんですが
”running” ”n”が二つになっています。
こういった形で元々”run”という単語ですが、最後が短母音+子音で終わっている場合は子音を重ねて”ing”というルールがあります。
ここで短母音って何なんだ、という話ですがこういう字を書きます。
短い母音と書いて短母音と言います。
短母音って、まず何ですか?というと、短く発音すると思いがちですが、まず二つ条件があります。
一つはここの母音が二文字重なっていなくて、一文字である事。
二つ目は、且つアルファベット読みしない事です。
”run”の”u”というのはもちろんアルファベットにしたら”u”と読みますが、これは「リューン」と読むんじゃなくて「ラン」です。
つまりここは”u”じゃなくて「ア」という音になっています。
そうすると、ここが一文字で母音が重なっていなくて、且つアルファベット読みしていないので、
そういった短母音と子音で終わる場合は、子音を重ねて”ing”という事になります。
他にも例を挙げておくと、例えば”swim”という単語です。
「泳ぐ」です。
この場合も”swim”「スワイム」ではなくて「スウィム」です。
ここは母音が一文字です。
且つ、「アイ」じゃなくて「イ」という音になっているので、そうすると短母音+子音で終わっているので最後の子音を重ねて”ing” ”swimming”という形になります。
また”stop”もあります。
こちらも母音が一文字です。
且つ、アルファベット見せたら「オウ」ですが、これはでこれは”stop”「ア」という止める音です。
そうすると、一文字でアルファベット読みしていないので子音を重ねて”ing”となります。
いくつか短母音+子音の例を挙げましたが、これに当てはまらないもので注意して欲しい単語があります。
”look”です。
ここを「オ」じゃなくて「ウ」と読んでいる、だからこれ”k”を重ねるんじゃないかと思いがちですが、この場合は”o”が二つ重なっています。
先ほど挙げた短母音というのは母音が一文字で、且つアルファベット読みしていない場合ですから、この場合は二文字並んでしまっているのでこれは短母音ではないです。
なので、そのまま”ing”を付けます。
たまに短母音はちっちゃいつが入る音と学習してしまう子がいますが、そうするとこれ「ルック」だから重ねると勘違いしちゃいます。
そうではなくて、あくまで母音が一文字でアルファベット読みしていない場合、その際に最後の子音を重ねると思っておいて下さい。

最後です。
”Mary’s dog is ”「メアリーさんの犬は」
”lying on the sofa”「ソファーの上で寝っころがっています。」という文になっていますが、こちらもなんか変な形になっています。
これは元々どういう単語かというと、これは”lie”「横になる」という意味です。
このように、”ie”で終わっている単語というのは”ing”を付ける際に”ie”を”y”に代えて”ing”となります。
数としてはそこまで多くなくて、この”lie”「横になる」という単語とか、あとはあまりいい意味じゃないですが”die”「死ぬ」とか「亡くなる」、こういったように”ie”で終わる単語は数が非常に少ないですので、例外として処理してしまうのがいいかと思います。
この中で言うと、”e”を取って”ing”は非常に分かりやすい、”lie”と”die”も単語を覚えてしまえばすぐに分かるんですが、この短母音+子音の所がワンクッション置いて一回考えなければいけないので、どうしても間違いが出てきてしまいます。
なので、こちらNew Treasureの付属の問題集なんかを使って、しっかりと”ing”の付け方を意識して学習を進めて下さい。
セクション1に関しては以上となります。

【まとめ】Lesson7 セクション1:現在進行形と “ing” のつけ方

ポイント 説明
現在進行形の基本形
  • 形は be動詞 + 動詞の ing 形
  • 例:I am playing a video game now.
  • 現在進行形=「している/しているところだ」を表す。
現在進行形の意味
  • 今まさに行っている行動・まだ終わっていない行動を表す。
  • 「普段していること(習慣)」ではなく、その瞬間の動きに注目する。
  • 訳は「〜する」ではなく「〜している/〜しているところだ」と意識する。
「現在進行形= ing」ではない
  • 現在進行形は 必ず be動詞+ ing のセット。
  • ing だけだと、「現在分詞」「動名詞」など別の用法にもなる。
  • 「現在進行形って何?」と聞かれたら、“be動詞+ ing”と答える。
発音しない -e で終わる動詞
  • 語尾が「発音しない e」で終わる動詞:e を取って ing をつける。
  • 例:make → making, use → using など。
  • 「メイク」のように、最後の e を読まないタイプの単語がこれにあたる。
発音する e で終わる動詞(see など)
  • see のように、最後の e の音を発音する動詞もある。
  • この場合は e を残してそのまま ing をつける。
  • 例:see → seeing
短母音+子音で終わる動詞のとき
  • 語尾が 短母音+子音 のとき:子音を重ねて ing をつける。
  • 例:run → running, swim → swimming, stop → stopping
  • このパターンは現在進行形でよくテストされるので要注意。
短母音とは?
  • 母音が 1 文字だけで、かつアルファベット読みしていないもの。
  • 例:run の u は「ユー(/juː/)」ではなく「ア(/ʌ/)」→短母音。
  • swim の i も「アイ」ではなく「イ」→短母音。
短母音ではない例:look
  • look は oo と母音が 2 つ並んでいるので短母音ではない。
  • → 子音を重ねず、そのまま ing をつける。
  • 例:look → looking(※ × lookking ではない)
-ie で終わる動詞
  • 語尾が -ie で終わるとき:ie を y に変えて ing をつける。
  • 例:lie → lying, die → dying
  • 数は多くないので、代表的な単語をセットで丸暗記するのがおすすめ。
主語と be動詞の一致
  • 主語が単数:am / is、主語が複数:are
  • 例:Mary’s parents = 両親(2人)→ are running in the park.
  • 「主語の最初の1語」だけでなく、主語全体が単数か複数かを見ることが大切。

【クイズ】現在進行形と “ing” のつけ方(10問)

問題 選択肢(A~D) 答え
1. 現在進行形の形として最も正しいものはどれ? A. 動詞+ing だけ
B. be動詞+動詞の原形
C. be動詞+動詞の ing 形
D. 動詞の過去形+ing

2. 現在進行形が表す意味として最も適切な説明はどれ? A. 昔よくしていた習慣
B. 未来にする予定のこと
C. 今まさにしている、終わっていない行動
D. 一般的にいつもしていること(習慣)

3. 「現在進行形って何?」と聞かれたとき、正しい答えはどれ? A. ing のこと
B. be動詞+動詞の ing 形のこと
C. 動詞の三人称単数形のこと
D. 過去形のこと

4. 「make」の現在進行形として正しいのはどれ? A. makeing
B. making
C. make-ing
D. makking

5. 「make → making」となるときのルールとして正しい説明はどれ? A. 発音しない e で終わる語は e を取って ing をつける。
B. どんな e でも必ず取って ing をつける。
C. e はそのままで ing をつける。
D. e を y に変えて ing をつける。

6. 「see」の現在進行形として正しいものはどれ? A. seeing
B. seing
C. seeying
D. seeingg

7. 「run」の現在進行形として正しいものはどれ? A. runing
B. running
C. runnning
D. run-ing

8. 「短母音+子音で終わるときは子音を重ねて ing」を当てはめてはいけない単語はどれ? A. run
B. swim
C. stop
D. look

9. 「lie(横になる)」の現在進行形として正しいものはどれ? A. lieing
B. liying
C. lying
D. lie-ing

10. 「Mary’s parents ______ running in the park now.」に入る be動詞として正しいのはどれ? A. is
B. are
C. am
D. be

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