英作文が書けない原因は、文法と精読の土台にあることがあります

「文法問題は解けるのに、英作文になると手が止まる」「長文をなんとなく読んでしまい、正確に訳せない」「リスニングや長文で文の構造を追いきれない」と感じる生徒は少なくありません。

こうしたつまずきは、単に単語を知らないから起こるとは限りません。文法、語順、英文の構造を正確に見る力が十分に定着していないため、読む・書く・聞く・話すのすべてで不安定になることがあります。

受験英語専門ゼミ「Re-Write」は、文法を軽く扱わず、英文を正確に読み、自分の考えを英語で書ける力を育てることを重視しています。

このページでは、なぜ英作文を軸にすると受験英語の力を伸ばしやすいのか、書く・添削を受ける・書き直す学習が、読解・リスニング・スピーキングを含む英語力にどうつながるのかを整理します。

このページで確認できること

  • 英作文が書けない原因を、文法と英文精読の面から整理できます
  • 長文をなんとなく読んでしまう理由が分かります
  • 文法学習を、読解力や英作文の得点力につなげる考え方が分かります
  • 書く・添削・書き直しで英語力を高める流れが分かります
  • 自分の悩みに近い講座を選ぶ手がかりが分かります

英作文や長文で伸び悩む背景には「正確に読む・書く」練習不足があります

近年の大学入試改革では、「文法重視」や「訳読」が批判されることがあります。しかし、実際には中学校の英語授業はかなり前からコミュニケーション重視へと変化しており、文法の説明や、自力で英文を訳す時間は減少しています。

さらに教科書改訂によって内容が増え、ページ数も大幅に増加しました。その結果、文法の定着や英文精読に十分な時間を割きにくくなっています。高校入試まで、一度も自分で英文を訳したことのない生徒も少なくありません。

この状態で高校生になると、「なんとなく意味は分かるけれど正確に読めない」「文法が未定着で英作文が書けない」という状況が増えます。その結果、「英語が分からない」「英語が嫌いになった」と感じる生徒も出てきます。

Re-Writeでは、この背景には近年の文法軽視があると考えています。英語を感覚だけで処理しようとすると、長文読解や英作文の段階で限界が出やすくなります。

次の図は、英語学習の中で「読み書き」の練習が不足しやすくなる流れを整理したものです。英作文が苦手な場合も、まずは文法と精読の土台が十分かを確認することが大切です。

日本の英語教育で読み書きが不足しやすい流れ

文法が分かると、長文読解と英作文の精度が上がります

学校で習った事項を塾で文法的に分析・解説すると、「文の仕組みが分かった」「細かく読めるようになった」という声を多く聞きます。

文法がきちんと定着すると、リーディングやライティングの精度が上がり、リスニング・スピーキングにも良い影響が出ることがあります。英文を聞くときも、文法を使って不足した情報を補えるからです。

たとえば、長い英文を読むときには、主語と動詞、修飾関係、接続詞の働きなどを見分ける必要があります。英作文を書くときにも、語順、時制、冠詞、前置詞などを自分で選ばなければなりません。

外国語を学ぶ際には、文法学習から入り、読み書きの土台をきちんと築くことが、4技能全体の向上につながります。Re-Writeでは、英語を「雰囲気で読む科目」ではなく、文法・語彙・構文をもとに理解し、表現できる科目として扱います。

次の図では、文法学習を出発点にして、読む・書く・聞く・話す力へつなげる考え方を示しています。

文法学習から4技能へつなげる考え方

英作文は「分かったつもり」を確認できる学習です

中でも、生徒が特に喜ぶのは「英作文でマルをもらった」ときです。受験勉強では正解を出すことが求められますが、自由英作文では自分の考えを表現することも重視されます。

自分の書いた英文が評価されることは、学習の大きなモチベーションになります。ところが、中学校・高校の授業内で、英作文を継続的に書き、評価され、書き直す機会が十分にあるとは言いにくいのが現状です。

文法を聞いて理解したつもりでも、実際に英文を書くと、語順、時制、単語の使い方、文のつなぎ方で迷うことがあります。英作文は、知識が本当に使える状態になっているかを確認できる学習です。

教科書の進行や受験対応で忙しい学校では、コンスタントに書く→評価される→書き直す→再評価という反復を行うことが難しい場合があります。だからこそ、Re-Writeでは英作文を学習の中心に置きます。

添削と書き直しで、英語力と思考力を鍛えます

当塾の指導は、英文を書くことを重視します。書くことを繰り返す中で、英語の理解力と発信力、さらに思考力を同時に鍛えられると考えるからです。

もちろん、単純に英文を書き写すだけでは意味がありません。文法単元やテーマを確認し、自分で英文を書き、フィードバックを受け、もう一度書く。この反復を通して、知識を使える状態へ近づけていきます。

1. 文法単元・テーマごとの解説後、まずは英文を書いてみる

知識は正しく覚えなければ、答案の中で使えません。まずは、文法や表現を正しく理解するところから始めます。

知識をインプットしたら、英作文や問題演習というアウトプットを行います。このとき、答えだけを書くのではなく、文全体を書くことを重視します。文全体を書くことで、語順、時制、冠詞、前置詞、接続詞などをまとめて確認できるからです。

演習の時間を十分に取ることで、頭で理解した知識を、実際に使える知識へ移していきます。

文法理解から英作文へ進む学習イメージ

2. 添削で自分の弱点に気づき、他者の考えにも触れる

長年英語講師をしてきて、生徒に多くのものを与えられるのは、質問対応の時間であることが多いと感じます。

質問対応では、生徒が自分の答案を見ながら疑問を持ち、考え、他者の意見を聞くことになります。単に授業を聞くだけではなく、自分の英文を材料にして考えるため、記憶や定着にもつながりやすくなります。

Re-Writeでは、書いた答案のフィードバックを、講師が一方的に説明するだけでは終わらせません。さらに質問を重ね、生徒自身が自分の英文を見直し、より良い表現へ近づけられるようにします。

質問対応と答案検討のイメージ

また、英作文で大きな刺激になるのが、他の生徒の答案を読むことです。講師が書く模範解答も有効ですが、同級生の答案には別の効果があります。

同世代の他者の文章、つまり他者の思考に触れることで、「そういう書き方があるのか」「周りはこんなに書けるのか」という発見が生まれます。演習後の答案は、個別に添削・返却するだけでなく、その場にいる生徒全員の学習材料として共有します。

集団授業の良さは、教え合いだけではありません。他者の答案から表現や考え方を吸収できることにもあります。

3. もう一度書くことで、知識と思考を整理する

知識を確認し、他者の答案を比較した時点で、生徒の中には新しい表現や考え方が入っています。そのうえで、もう一度自分の英文を書いてみます。

すると、最初に書いた答案よりも文法ミスが減り、内容も深くなることがあります。この反復によって、都立高校の自由英作文はもちろん、小論文や長文読解などの他分野にもつながる力が育っていきます。

Re-Writeが重視する英作文学習

  • 文法を理解したうえで英文を書く
  • 答えだけでなく文全体を書く
  • 添削を受けて、自分の弱点を確認する
  • 他者の答案から表現や考え方を学ぶ
  • 書き直しを通して、知識を使える状態へ近づける

自分の悩みに合う講座を先に確認したい方は、ページ下部の悩み別講座案内へ進んでください。英作文の勉強法を動画で整理したい方は、ページ下部の動画も参考にできます。

書けるようになると、聞く・話す・考える力にもつながります

近年、英語は読む・書く・話す・聞くという4技能で語られることが増えました。語学である以上、4つの要素を伸ばすべきなのは当然です。

ただし、それぞれを完全に別々のものとして考える必要はありません。たとえば、リスニングがよくできる生徒は、文法もよくできる場合があります。これは、すべての音を完璧に聞き取れなくても、文法知識で内容を補えるからです。

英作文でも同じです。相手に伝わるように書くには、文法規則を守り、語順を考え、内容が自然につながるようにする必要があります。つまり、文法をきちんと身につけることが4技能育成の土台になります。

次の図では、書く力がほかの技能にも関係することを示しています。英作文は、入試で英作文問題が出る場合だけでなく、英語を正確に理解し、発信するための土台作りにもなります。

書く力と4技能の関係

Re-Writeでは、生徒たちに、書くことを通して総合的な英語力を育ててほしいと考えています。そして、自分の考えだけでなく、他者の意見や答案にも触れながら、より良い英文を書けるようになってほしいと考えています。

悩み別に見るRe-Writeの講座

Re-Writeでは、英作文だけを単独で扱うのではなく、語彙、文法、読解、リスニングを含めて、受験英語全体を確認します。英作文でつまずく原因が、語彙不足や文法理解の浅さにあることも多いからです。

どの講座を見ればよいか迷う場合は、今の悩みに近いところから確認してください。スマートフォンでも読みやすいように、悩みごとに講座を分けて整理しています。

英作文になると手が止まる

書く、添削を受ける、書き直す流れを確認したい場合に向いています。

英作文添削講座を見る

文法問題は解けるが、読解や英作文で使えない

文法を英文全体の理解につなげる学習を確認したい場合に向いています。

文法復習講座を見る

単語や表現が足りず、書ける内容が少ない

語彙を増やし、英作文や読解で使える表現の幅を広げたい場合に向いています。

語彙強化講座を見る

長文をなんとなく読んでしまう

文構造を見ながら、英文を正確に読む学習を確認したい場合に向いています。

読解強化講座を見る

リスニングでも文の流れを追いきれない

音読を通して、英語の構造と音に慣れる学習を確認したい場合に向いています。

音読リスニング講座を見る

Re-Writeの全体像を確認したい方へ

受験英語専門ゼミ「Re-Write」の指導方針や講座の全体像は、トップページ(全体像はこちら)でご確認いただけます。

英語を感覚だけで処理するのではなく、文法を理解し、英文を読み、英作文で使い、添削を受けて書き直す。Re-Writeでは、この流れを通して受験英語の力を育てます。

英作文と文法学習についてよくある質問

英作文が苦手な場合、何から始めればよいですか?

まずは、文法や表現を正しく理解し、短い英文でも文全体を書く練習から始めることが大切です。答えだけを書くのではなく、語順、時制、冠詞、前置詞などを含めて確認することで、自分の弱点に気づきやすくなります。

文法問題は解けるのに、英作文が書けないのはなぜですか?

文法知識を選択問題では使えても、自分で英文を組み立てる段階では使い切れていない場合があります。英作文では、文法、語彙、語順、内容のつながりを自分で判断する必要があるため、書いて添削を受ける練習が重要になります。

英作文の練習は、長文読解やリスニングにも関係ありますか?

関係があります。英文を書くには、文の構造を理解し、語順やつながりを意識する必要があります。その力は、長文を正確に読むことや、聞こえた英語を文法的に補いながら理解することにもつながります。

添削では、英文の表現だけでなく文法も確認しますか?

Re-Writeでは、書いた答案のフィードバックを通して、文法や表現の使い方も確認します。講師が一方的に説明するだけでなく、生徒自身が自分の英文を見直し、より良い表現へ近づけられるようにします。

自分に合う講座が分からない場合は、どこを見ればよいですか?

英作文、文法、語彙、読解、リスニングのどこで困っているかによって、確認する講座が変わります。まずはこのページ内の悩み別の講座案内から、今の状態に近いものを選んでください。

次に確認する内容を選ぶ

自分の課題に近い講座を探す場合は、悩み別に見るRe-Writeの講座をご確認ください。英作文の考え方を動画で整理したい方は、この下の動画も参考にできます。

小手先のテクニックに頼らない正しい英作文の勉強法

英作文を伸ばすには、使えそうな表現を暗記するだけでなく、文法を理解し、自分で書き、添削を受けて書き直す流れが大切です。動画では、その考え方を補足しています。本文で確認した内容を整理したい方は、あわせてご覧ください。

開講講座:【集団授業】都立自校作成校の自由英作文対策講座《8回完結》

都立自校作成校の入試問題では、100点中の8~25点が自由英作文です。試験時間に余裕がない中で「一度に書ききる」ためには、「書く練習」と「書き方のストック」が必要です。本講座では、全8回の演習と添削(リライト)で自由英作文を得点源にします。また、書くことで長文読解のスピードを上げ、総合的な「合格力」育成も図ります。