リスニング力を鍛えるためのポイント
リスニングは都立高校では100点中20点を占めており、しっかりと点数をとっておきたいところです。
聞き取る・聞き分ける
そもそも英単語が聞き取れていなければリスニングには太刀打ちできません。例えば、RaceとRaiseなどきちんと聞き取れなくては意味が通りません。英単語を知っているかどうかも重要ですが、同時に耳を鍛える必要があります。母音・子音を聞き分け、自分でも正しく発音できるように訓練しましょう。
単語力をつける
そして英語を聞き取れたとしてもそもそも意味が分からなければ英文として成立させることができませんので、単語力をつけていきましょう。英単語を覚えるときに付属のCDがある場合はCDを聞いて正しい発音とアクセントを覚える必要があります。最初から正しい発音を覚えておくことで後から再度学習する手間を防ぐことができますから、発音を含めて覚えましょう。
英文法を覚える
英語の基礎的な知識が足りていないと短文はギリギリ理解できたとしても長文でだんだんと追い付かなくなってしまいます。まずは単語力をつけて英文法を覚えて使えるようにしていきましょう。また、英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語のまま理解するということが大切です。
まずは短文から
急に長文をリスニングしても脳の理解が追い付かなくなってしまい途中で集中が切れてしまうことも少なくありません。まずは短文を確実に聞き取れるようにしましょう。
シャドーイングする
聞こえてきた英文を口に出してみましょう。聞いたままを発音してみて、正しくコピーできているか確認します。正しく発音できていない箇所・抜けている箇所がある場合は、聞き取れていないということになります。聞き取れていない場合はなぜ聞き取れなかったのか原因を解明しましょう。単語だけで聞いて理解できていても、文章としてつながると発音が変化して理解できないというケースもあります。シャドーイングすることで理解を深めることができます。
聞き取れているのに理解できない場合は…
英語の知識不足が考えられます。聞き取れているということは耳は慣れてきているということですから、不足している英語の知識を補うようにすることで長文読解能力も鍛えることができます。
長文にチャレンジする
リスニングCDなどに慣れてきたら、長めの文章にチャレンジしてみましょう。最初はすべて理解できなかったとしても聞き取れるようになっていきます。ネイティブの発音に耳を慣らしていきましょう。
まとめ
リスニング力を鍛えるには、英文を聞いて自分で発音してみて聞き取れているか確認するということを繰り返していきましょう。リスニング力を鍛えるには同時に単語力・文法・長文読解の能力も身につけなければなりませんので、確実に定着させていきましょう。