stage1 2-3 be動詞の文②(Who is ~? A or B)【ニュートレジャーの道案内】

それではLesson2-3を進めていきましょう。
前回までbe動詞の使い方、それから疑問詞の文の疑問文を使っていました。
今回からはそれに加えまして、「AかBのどちらですか?」と聞く聞き方、それから「誰ですか?」と聞かれた時の答え方について学習していきます。
早速見ていきましょう。

一つ目の文です。
That lady is tall.
「あの女性は背が高いです。」という言い方になっています。
この”tall”、これは「背が高い」という意味で、これは前回出てきた形容詞の使い方になっています。
同じように、ここの”That”という単語も、前回までは「あれは」とか「あれが」というふうに主語として使っていましたが、今回は名詞の前に置いて「あの」という形容詞で使っています。
つまり、「あの女性は背が高い」というふうに”That is”とか、”This”も同じで”This is”だけでなくて”That lady”とか”This book”という形で名詞の前に置いて「あの何々」、「この何々」という言い方があります。
区別としては単純で、前回まではこのように”That” ”This”の直後にbe動詞の”is”がきていました。
ですが今回は、”That”あとに”lady”という名詞がきていますので、
直後に名詞がきているのか、それともそのまま”That is”というふうにbe動詞がきているのかで、
「あれは何々です」というのか、「あの何々は」と言うのかを区別していきましょう。
また、これは教科書本文からそのまま取ってきていますが、
”Who is she?”「彼女は誰ですか?」という言い方があります。
前回の”What”「何」という単語と同じように、
”Who”というのは「誰」、「あの人は誰ですか?」とか聞く時に使います。
疑問文ですから、”she is”となっていた所の”is”を前に出して、”Who is she?”という形で使いますが、注意点としましては答え方です。
「彼女は誰ですか?」というふうに、ここに「彼女は」というのが主語になっています。
英語の疑問文とその応答文というのは、疑問文の答えとして主語を揃えるというルールがあります。
ですから、「彼女は誰ですか?」と聞かれた時に、「マリアさんです。」と答える際に、日本語ではいちいち「彼女はマリアです。」と言いませんが、英語では必ず主語が必要になります。
ですから、ここに「彼女はマリアです。」というふうに疑問文と答えの文で主語を揃える、同じ単語を使うという事が大事になります。

二つ目の”or”の使い方です。
基本的にこの単語というのは、AとBを並べる事によってAかBか、あるいはAかBのどちらという聞き方をします。
これを読んでみると、”Is she a student”ここで終わると、「彼女は学生ですか?」で止まりますが、これを続けて読むと”Is she a student”「彼女は学生ですか」”or teacher”「それとも先生ですか」という形で、こちらのAなのかBなのかどっちですか?と聞く言い方になっています。
注意点としては読み方です。
普通疑問文というのは最後を上げて読んでいきますが、この”or”を使う時というのは、最初の方の”Is she a student”を上げて読んで、”or”のあとの”a teacher”は下げて読みます。
「?」の前なんですけれど、ここの”teacher”という単語は上げて読むのではなく、”or”の前を上げて読んで、”or”のあとを下げて読むという所がポイントになります。
こちらの疑問文でも答える時は、「彼女は生徒ですか、それとも先生ですか?」というふうに「彼女は」という単語が主語になっていますから、答えの文も先ほどと同様に揃えてあげて「彼女は学生です。」となります。
このようにこの単元で共通している内容としては、疑問文で聞かれたその主語と、答えの文の主語を統一して文を作っていくという事になります。
今回はたまたま女性なので”she”でしたが、男性だったらもちろん”he”になります。
ここはしっかりと問題集で練習をして下さい。
Lesson2-3に関しては以上になります。