stage1_Lesson11-2 There is~の文(否定文・疑問文)【ニュートレジャーの道案内】

それではLesson11セクション2を進めていきましょう。
この前のセクションで「There is構文」「何々がある」とか
「何々がいる」という形を学習しました。
今回はその文の疑問文と否定分を学習していく事になります。
それは早速見ていきましょう。

前回と同様に、まず”There”があってそのあとにbe動詞、そして”any traffic lights”「信号機」という主語になる名詞があって、そのあとに”on this road”「道路上に」という場所を表す語句がきています。
この時に”in this road”ではなくて“on this road”という形になっています。
これは「道の上に」とか「道路上」にという意味で、接触を表しているのでこの”on”という前置詞を使っています。
そして文全体が否定文の形になっていまして、ここに”not”を使っています。
このようにbe動詞を使った文ですからbe動詞の直後に”not”を付ける事によって否定文となります。
この場合は”any”という単語が使われています。
これは”some”という単語があって、それが否定文や疑問文になって”any”という単語に変わったとういう形になっています。
この”not”と”any”を合わせると、「一つも何々ない」とか「全く何々ない」という意味になります。
文全体を見てみると、「この道路には信号機が一つもありません。」という文になっています。
そしてこの”not”と”any”という二つの単語を合わせると、
この“No”「全く何々ない」という単語と同じ意味になります。
ですので、たまに書き換え問題なんかですと”There are not any”という文があって、
それを”There are No, traffic lights”という形で”are not any”という3語を”are No,”という形で
2語で書き換えるという問題も出てきます。
ですから、この“not”と”any”が合わさると”No”になるという点も是非覚えておきましょう。

次に疑問文です。
疑問文もbe動詞を使った文ですから、be動詞を文の先頭に出すという事で疑問文の形となります。
この場合も、必ずここの名詞を見てこの場合は”supermarket”、”a”が付いていますから単数の名詞で一つなので”is”となっています。
逆にここがもし”two supermarket”のような複数形になっていたら、その複数形に合わせる形でこのbe動詞というのも”are”という形になります。
さて、答え方です。
答え方に関しても基本的には聞かれた言葉で答えるというのは今までのルール通りになっています。
なので、この場合は”Is there”で聞かれていますから、”Yes”のあとは”there is”となります。
ここがこの元の文と形を揃えて”Yes”のあとは「there+be動詞」となり、”No”の場合でも「there+be動詞+not」という形で表す事が出来ます。
そして、この文の中ではこちらが”near your house”で”near”という前置詞を使っています。
この”near”というのは「何々の近くに」とか「何々の近くで」という意味を表す前置詞となります。
このセクションで非常に多くの前置詞が使われています。
なので、テキスト、教科書に載っている前置詞の一覧を見て、前置詞の意味を覚えるという事も大事になってきます。
今回は”in”とか”on”とか”near”が出てきましたが、他にも多くの前置詞が載っています。
この単元に関しては疑問文と否定文の作り方は非常に簡単になっていますから、前置詞を覚える事で、この「There is 構文」をしっかりと出来るようにする。
こういった所がポイントとなります。

さて、疑問文否定文と少し外れてしまいますが、今回この“little”という単語が使われています。
こちらはもちろん「小さい」とか「幼い」という意味もありますが、この”little”というのは使い方がちょっと大事な単語になっています。
“a little”というふうに”a”を付ける場合と、この文の場合のように”a”を付けないで使う場合の二つがあります。
“a”が付いている場合というのは、「少しの」「少し」例えばここに”a”があったら”there is little snow”、少し雪が降りますという意味になります。
ですが、”a”が付いていない場合、これはほとんど「何々ない」という意味になります。
なので、この”a”が付くか付ないかなによって、少しはありますよという肯定的な見方になるのか、
ほとんどないんですよという否定的な見方になるのかというのが変わってきてしまいます。
さらにこの”little”というのは、この”snow”のように雪を一つ二つと数えないですから、
この不可算名詞に対してこの“little”とか”a little”という単語を使います。
ここがもし可算名詞の複数形の場合は”little””a little”ではなくて、”few”とか”a few”という単語を使います。
この使い分けに関しても、必ずここの名詞を見て数えられるのか数えられないのか、
さらに「少しある」というふうに肯定的に言っているのか、「ほとんどない」と否定的に言っているのか、この二つの観点から考える必要がありますので、しっかりとここの使い方も練習しておきましょう。
そではセクション2に関しては以上となります。