STAGE2 Lesson5-1 動名詞の意味と使い方|進行形との違いを基礎から整理する講座版【ニュートレジャーの道案内】
ingとは、動詞に「-ing」を付けた形です。中学英語では、まず「現在進行形」と「動名詞」という2つの使い方を区別できるようにすることが大切です。
たとえば、次の2文では、どちらにも「playing」が使われています。
同じingでも意味と働きが違う
- I am playing tennis.(私はテニスをしています)
- Playing tennis is fun.(テニスをすることは楽しいです)
1文目は「~している」という現在進行形、2文目は「~すること」という意味の動名詞です。
このページでは、中2で学ぶ範囲を中心に、ingとは何か、動名詞の意味、現在進行形との違い、主語・補語・目的語としての使い方、前置詞の後ろにing形を置く理由を順番に整理します。
ingとは?まず「動詞+ing」の形を確認しよう

ingとは、基本的には動詞の原形に「-ing」を付けた形です。
たとえば、次のように作ります。
- play → playing
- study → studying
- read → reading
ただし、動詞によってはつづりが少し変わります。
| 作り方 | 例 |
|---|---|
| 基本はそのままingを付ける | play → playing |
| 語尾のeを取ってing | make → making |
| 最後の子音字を重ねる場合 | run → running |
| ieをyに変えてing | lie → lying |
大切なのは、ingが付いているだけでは意味を判断できないことです。
中学英語では、同じ「動詞+ing」でも、文の中で「現在進行形」として使われる場合と、「動名詞」として使われる場合があります。
動名詞とは?ing形で「~すること」を表す
動名詞とは、動詞にingを付けて、「~すること」という名詞のような意味・働きにしたものです。
たとえば、playは「遊ぶ・する」という動詞ですが、playingにすると「すること」というまとまりとして使えるようになります。
play tennis = テニスをする
playing tennis = テニスをすること
「動名詞」という名前の通り、もともとは動詞ですが、文の中では名詞に近い働きをします。
そのため、動名詞は主語・補語・目的語などの位置に置くことができます。
動名詞と現在進行形の違い|意味と文の中での働きで見分ける

動名詞と現在進行形は、どちらも「動詞+ing」の形を使います。
しかし、文の中での意味と役割が違います。
| 種類 | 基本的な意味 | 例文 |
|---|---|---|
| 現在進行形 | ~している | I am playing tennis. |
| 動名詞 | ~すること | Playing tennis is fun. |
現在進行形は「~している」という動作を表す
現在進行形は、基本的に「be動詞+動詞のing形」で作ります。
たとえば、
She is studying English.
彼女は英語を勉強しています。
では、「is studying」で「勉強している」という動作を表しています。
このstudyingは「勉強すること」という名詞の働きではありません。
動名詞は「~すること」という名詞の働きをする
一方、
Studying English is important.
英語を勉強することは大切です。
では、「Studying English」全体が「英語を勉強すること」という意味になっています。
「何が大切なのか」という主語の位置に置かれているため、ここでのstudyingは動名詞です。
「be動詞+ing」だけでは判断できない場合がある
「be動詞の後ろにingがあれば現在進行形」と覚えてしまうと、動名詞との区別で困ることがあります。
たとえば、
My hobby is reading books.
私の趣味は本を読むことです。
という文では、「is reading」と並んでいます。
しかし、「私の趣味が今、本を読んでいる」という意味ではありません。
「reading books」は「本を読むこと」という意味で、hobbyの内容を説明しています。この場合のreadingは動名詞です。
見分けるときは3つのポイントを確認する
同じing形を見たときは、形だけでなく、意味と文の中での働きを確認します。
- 「~している」と訳せるかを確認する
- 「~すること」と考えると意味が通るかを確認する
- 主語・補語・目的語・前置詞の後ろなど、名詞が入る位置にあるかを確認する
たとえば、次の3文を比べると違いが分かります。
- Tom is playing soccer. → トムはサッカーをしている → 現在進行形
- Playing soccer is fun. → サッカーをすることは楽しい → 動名詞
- Tom likes playing soccer. → トムはサッカーをすることが好き → 動名詞
「ingだから現在進行形」と判断するのではなく、ingを含む部分が文の中で何を表しているのかを見ることがポイントです。
動名詞の3つの使い方|主語・補語・目的語
動名詞は「~すること」という名詞のような働きをするため、主語・補語・目的語などの位置で使えます。
主語になる場合
動名詞は、文の主語にできます。
たとえば、
Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しいです。
「何が楽しいのか」というと、「サッカーをすること」です。
そのため、「Playing soccer」全体がこの文の主語になります。
もう1つ見てみましょう。
Reading books is important.
本を読むことは大切です。
この場合も、「Reading books」が「本を読むこと」という意味の主語です。
補語になる場合
動名詞は、主語の内容を説明する補語になることもあります。
代表的なのが次の形です。
My hobby is playing tennis.
私の趣味はテニスをすることです。
この文では、
- My hobby = 私の趣味
- playing tennis = テニスをすること
という関係になっています。
「playing tennis」は、「My hobby」の具体的な内容を説明しています。
ここでも「is playing」と並んでいますが、現在進行形ではありません。
目的語になる場合
動名詞は、動詞の後ろに置いて目的語として使うこともできます。
たとえば、
I enjoy playing soccer.
私はサッカーをすることを楽しみます。
「何を楽しむのか」というと、「サッカーをすること」です。
そのため、「playing soccer」がenjoyの目的語になっています。
同じように、
I like reading books.
私は本を読むことが好きです。
の「reading books」も、「本を読むこと」というまとまりとして使われています。
前置詞の後ろではなぜing形を使うのか
動名詞を学ぶと、「前置詞の後ろでは動詞をing形にする」と説明されることがあります。
その理由を理解するには、前置詞の後ろには基本的に名詞が置かれることを確認すると分かりやすくなります。
たとえば、
I am good at tennis.
私はテニスが得意です。
では、前置詞atの後ろに名詞のtennisがあります。
では、「テニスをすることが得意です」と言いたい場合はどうするのでしょうか。
playは動詞なので、そのままatの後ろに置くことはできません。
そこで、playを「すること」という名詞の働きに変えます。
I am good at playing tennis.
私はテニスをすることが得意です。
このplayingが動名詞です。
つまり、前置詞の後ろでing形を使うのは、動詞を「~すること」という名詞の働きに変えているからと考えると理解しやすくなります。
ほかにも、
Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
では、前置詞forの後ろに動名詞のhelpingが置かれています。
まとめ|ingは意味と文の中での役割を確認しよう
中学英語でing形を見たときは、形だけで判断せず、意味と文の中での働きを確認することが大切です。
- ingとは:動詞に「-ing」を付けた形
- 現在進行形:基本的に「be動詞+ing」で「~している」を表す
- 動名詞:「~すること」という意味で名詞のように働く
- 動名詞の使い方:主語・補語・目的語などに置ける
- 前置詞の後ろ:動作を表したい場合は動名詞を使う
特に、「be動詞+ing」という見た目だけで現在進行形と決めつけないことがポイントです。
「~している」という動作なのか、「~すること」という名詞の働きなのかを考えると、動名詞と現在進行形を区別しやすくなります。
STAGE2全体の復習ポイントを確認したい場合は、STAGE2総括|復習ポイント整理も参考にしてください。
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