to不定詞の形容詞的用法|名詞+toとsomething cold to drinkの語順【STAGE2 Lesson4-3】【ニュートレジャーの道案内】

to不定詞の形容詞的用法とは?Lesson4-3の要点

to不定詞の形容詞的用法とは、「to+動詞の原形」を使って、名詞を後ろから説明する用法です。

例えば、places to seeは「見る場所」、something to eatは「何か食べるもの」という意味になります。

このページでは、NEW TREASURE STAGE2 Lesson4-3で扱う形容詞的用法について、見分け方、訳し方、例文、不定代名詞の語順を解説します。教科書の復習だけでなく、to不定詞の形容詞的用法を基本から確認したい場合にも利用できます。

先に要点を確認

  • 基本:to不定詞の形容詞的用法は、名詞を後ろから説明する。
  • 見分け方:to不定詞がどの名詞を説明しているか、意味のつながりを確認する。
  • 訳し方:「~する名詞」「~するための名詞」「~してくれる名詞」など、文脈に合わせて訳す。
  • 語順:something cold to drinkのように、不定代名詞を説明する形容詞は後ろに置く。

まずは見分け方と訳し方を確認し、例文を使って理解を深めましょう。後半には10問のチェッククイズも用意しています。

NEW TREASURE STAGE2の他の文法事項を確認したい場合は、NEW TREASURE STAGE2|中2英文法の解説・Lesson一覧から探せます。

動画で形容詞的用法を確認する

動画では、名詞の後ろに置かれたto不定詞の読み方と、something cold to drinkなどの語順を例文とともに解説しています。映像で確認したい場合は動画を、語順や訳し方を詳しく確認したい場合は本文を読み進めてください。

to不定詞の形容詞的用法の見分け方と訳し方

形容詞的用法では、名詞の後ろに置かれたto不定詞が、その名詞について詳しく説明します。

ただし、to不定詞の直前に名詞があるだけで、必ず形容詞的用法になるわけではありません。名詞とto不定詞が意味の上でどのようにつながっているかを確認することが大切です。

見分け方:to不定詞が説明している名詞を探す

次の順番で確認すると、形容詞的用法を判断しやすくなります。

  1. 英文の中からto+動詞の原形を見つける。
  2. その前にある名詞や不定代名詞に注目する。
  3. to不定詞が、その名詞の内容や用途などを説明しているか確認する。
  4. 名詞とto不定詞をひとまとまりにして、自然な日本語になるか考える。

例えば、something to eatでは、to eatがsomethingを説明し、「何か食べるもの」という意味になります。

このように、単に語の位置を見るのではなく、「何を説明しているのか」を考えることが見分け方の基本です。

訳し方:「~する名詞」「~するための名詞」と考える

形容詞的用法は、一つの日本語訳だけで覚える必要はありません。説明される名詞とto不定詞の関係に合わせて訳します。

  • places to see:見る場所、見るべき場所
  • a guidebook to help me:私を助けてくれるガイドブック、私の役に立つガイドブック
  • something to eat:何か食べるもの

「~するための」と訳すと不自然になる場合は、「~する名詞」「~してくれる名詞」などに置き換えて考えましょう。

名詞+to不定詞と不定代名詞の語順

形容詞的用法では、通常の名詞だけでなく、somethingやnothingなどの不定代名詞も説明できます。

パターン 語順 例文 訳し方
名詞+to不定詞 名詞→to+動詞 I need a guidebook to help me. 「~するための~」
「~するのに役立つ~」
「~してくれる~」
不定代名詞+形容詞+to不定詞 somethingなど→形容詞→to+動詞 I want something cold to drink.
I have nothing special to do today.
「何か冷たい飲み物」
「特にすることはない」

理解度チェック:to不定詞は何を説明している?

次の英文で、to readが説明している語を考えてみましょう。

I have a book to read.

答えと解説を見る

答えはa bookです。

to readがa bookを後ろから説明し、「読む本」という意味になります。文全体では「私は読む本を持っています」と訳せます。

基本が確認できたら、実際の例文で名詞とto不定詞の関係を見ていきましょう。

名詞+to不定詞の読み方と訳し方を例文で確認

例文1:There are many good places to see in Japan.

形容詞的用法の解説スライド - 日本には見るべき素晴らしい場所がたくさんある

There are many good places to see in Japan.

この文では、to seeが名詞placesを説明しています。

many good places / to see / in Japan
多くのよい場所 / 見るべき / 日本に

in Japanは場所を表す部分です。まずplaces to seeを「見る場所」「見るべき場所」とひとまとまりにして考えましょう。

文全体では、「日本には見るべきよい場所がたくさんあります」と訳せます。

例文2:I need a guidebook to help me.

形容詞的用法の例 - 私は役に立つガイドブックが必要だ

to help meが、名詞a guidebookを説明しています。

a guidebook / to help me
ガイドブック / 私を助けてくれる

直訳すると「私を助けてくれるガイドブック」ですが、日本語では「私の役に立つガイドブック」などと訳すと自然です。

helpを常に「助ける」と訳すのではなく、ガイドブックの役割を考えて訳すことがポイントです。

something cold to drinkの語順と不定代名詞の使い方

something、someone、nothingなどは、特定されていない物や人などを表す不定代名詞です。

不定代名詞を形容詞で説明するときは、通常の「形容詞+名詞」とは異なり、形容詞を不定代名詞の後ろに置きます。

例文3:I want something to eat.

I want something to eat.では、to eatがsomethingを説明しています。

something / to eat
何か / 食べるもの

文全体では「私は何か食べるものが欲しい」「何か食べ物が欲しい」と訳します。

例文4:I want something cold to drink.

不定代名詞の解説スライド - 私は冷たい飲み物が欲しい

「何か冷たい飲み物が欲しい」と言いたい場合は、次の語順にします。

something+cold+to drink
不定代名詞+形容詞+to不定詞

coldは「冷たい」という性質を表し、to drinkは「飲むもの」という内容を加えています。

どちらも中心となるsomethingを説明しているため、something cold to drinkで「何か冷たい飲み物」という意味になります。

語順による意味の違いに注意

「何か冷たい飲み物」を表す場合は、something cold to drinkの語順を基本として覚えましょう。

something to drink coldという並びも、文脈によっては「冷たい状態で飲むもの」という意味に解釈できる場合があります。ただし、今回学ぶ「何か冷たい飲み物」という意味では、something cold to drinkが自然です。

また、I want to drink something cold.も正しい英文です。この文では、to drink something coldという不定詞句全体が、wantの目的語に相当する内容を表しています。

つまり、同じto不定詞でも、名詞を説明する形容詞的用法と、「~すること」を表す名詞的用法では働きが異なります。

例文5:I have nothing special to do today.

nothingは「何も~ない」という意味を持つ不定代名詞です。

nothing+special+to do
不定代名詞+形容詞+to不定詞

specialとto doは、どちらもnothingを説明しています。

文全体では「私は今日、特にすることは何もない」「今日は特にするべきことがない」という意味になります。

例文6:Mary needs someone to cook dinner for her.

someoneは「誰か」という意味の不定代名詞です。

to cook dinner for herが、どのような人を必要としているのかを説明しています。

someone / to cook dinner for her
誰か / 彼女のために夕食を作ってくれる

Mary needs someone to cook dinner for her.は、「メアリーには、自分のために夕食を作ってくれる人が必要です」と訳せます。

NEW TREASURE STAGE2 Lesson4-3|形容詞的用法のまとめ

Lesson4-3で学んだ内容を、形容詞的用法の基本、名詞との関係、不定代名詞の語順に分けて整理します。

項目 ポイントまとめ
形容詞的用法の基本
  • 形容詞的用法のto不定詞は、名詞を後ろから説明する。
  • 「~するための」「~するべき」「~する」など、名詞との関係に合わせて訳す。
  • There are many good places to see in Japan.
    日本には見るべきよい場所がたくさんある。
名詞+to不定詞
  • 名詞の後ろにto不定詞を置き、その名詞を説明する。
  • 語の位置だけでなく、名詞とto不定詞の意味上の関係を確認する。
  • I need a guidebook to help me.
    私の役に立つガイドブックが必要だ。
不定代名詞+to不定詞
  • something、someone、nothingなども、to不定詞によって後ろから説明できる。
  • I want something to eat.
    私は何か食べるものが欲しい。
不定代名詞の語順
  • 不定代名詞+形容詞+to不定詞の順に並べる。
  • I want something cold to drink.
    何か冷たい飲み物が欲しい。
  • I have nothing special to do today.
    今日は特にすることがない。
問題を解くときの確認ポイント
  • to+動詞を見つける。
  • to不定詞が説明している名詞を、意味のつながりから確認する。
  • 不定代名詞の場合は、形容詞との語順も確認する。
  • 日本語にするときは、直訳にこだわらず自然な表現にする。

ここまでの内容が理解できたら、次の10問で形容詞的用法の見分け方と語順を確認しましょう。

Lesson4-3|形容詞的用法のチェッククイズ(10問)

形容詞的用法の働き、修飾される名詞、不定代名詞の語順を確認しましょう。「正解を見る」を押すと答えと解説が表示されます。

No. 問題 選択肢 正解
1 形容詞的用法のto不定詞は、文の中で主にどのような働きをしますか。 A. 動詞を修飾する
B. 名詞を修飾する
C. 文全体を修飾する
D. 副詞を修飾する

正解:B
形容詞的用法のto不定詞は名詞を説明します。
2 There are many good places to see in Japan.の自然な訳はどれですか。 A. 日本では見ることがない。
B. 日本で見るための時間がある。
C. 日本には見るべきよい場所がたくさんある。
D. 日本を見ているよい場所がたくさんある。

正解:C
to seeがplacesを説明しています。
3 I need a guidebook to help me.のto help meは、どの語を説明していますか。 A. I
B. need
C. guidebook
D. help

正解:C
私を助けてくれる「ガイドブック」を説明しています。
4 「不定代名詞+形容詞+to不定詞」の語順になっている英文はどれですか。 A. I want something to drink cold.
B. I want cold something to drink.
C. I want something cold to drink.
D. I want to drink something cold.


正解:C
something+cold+to drinkの順です。Dも正しい英文ですが、to drink something coldは名詞的用法です。Aは文脈によって解釈できますが、「何か冷たい飲み物」を表す基本の語順はCです。
5 I want something to eat.の中で、不定代名詞はどれですか。 A. want
B. something
C. to
D. eat

正解:B
somethingは、特定されていない「何か」を表します。
6 「私は今日、特にすることは何もない」という意味になる英文はどれですか。 A. I have something special to do today.
B. I have anything special to do today.
C. I have nothing special to do today.
D. I don’t have nothing special to do today.

正解:C
nothingが「何も~ない」という否定を表します。
7 I have nothing special to do today.のto doは、どの語を説明していますか。 A. I
B. have
C. today
D. nothing

正解:D
specialとto doの両方がnothingを説明しています。
8 Mary needs someone to cook dinner for her.の自然な訳はどれですか。 A. メアリーは自分で夕食を作る必要がある。
B. メアリーは夕食を食べる誰かが必要だ。
C. メアリーには自分のために夕食を作ってくれる人が必要だ。
D. メアリーは夕食を作ることが嫌いだ。

正解:C
to cook dinner for herがsomeoneを説明しています。
9 不定代名詞の説明として最も適切なものはどれですか。 A. 常に人だけを表す代名詞
B. 特定の物だけを指す代名詞
C. 特定されていない何かや誰かなどを表す代名詞
D. 名詞を修飾する形容詞

正解:C
something、someone、nothingなどがあります。
10 不定代名詞と形容詞の語順として正しいものはどれですか。 A. cold something
B. something cold
C. special nothing
D. drink something

正解:B
不定代名詞の後ろに形容詞を置きます。

to不定詞の形容詞的用法でよくある質問

to不定詞の直前に名詞があれば、必ず形容詞的用法ですか。

必ずしもそうではありません。名詞の後ろにto不定詞があっても、位置だけで判断することはできません。to不定詞がその名詞の内容や用途などを説明しているか、意味のつながりを確認しましょう。

something cold to drinkとto drink something coldは何が違いますか。

something cold to drinkでは、to drinkがsomethingを説明する形容詞的用法です。

一方、I want to drink something cold.では、to drink something coldという不定詞句全体が「何か冷たいものを飲むこと」という内容を表し、wantの目的語に相当する名詞的用法になっています。

どちらも自然な英語ですが、to不定詞の働きが異なります。

形容詞的用法は長文読解でも必要ですか。

必要です。長文でも、名詞の後ろにto不定詞が続き、その名詞を説明する形が出てきます。どの名詞を説明しているのかを確認すると、文の構造を読み取りやすくなります。短い例文では理解できても長文で迷う場合は、名詞と修飾部分をひとまとまりにして読む練習が役立ちます。

形容詞的用法を学んだあとの進み方

形容詞的用法を理解できたら、次は自分の学習目的に合わせて進みましょう。教科書の復習を続ける、文法を問題で確認する、長文の中で修飾関係を読み取るという3つの方向があります。

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