STAGE2 Lesson6-2 受動態(疑問詞の疑問文)【ニュートレジャーの道案内】

それではLesson6セクション2を見ていきましょう。
前回のセクションでお伝えした通り、このセクションでは疑問詞を使った疑問文、受動態です。
疑問詞を使った受動態の疑問文、こちらを扱っていく事になります。
手順がパターンによっていくつか分かれていますので、そのパターンに合わせてその手順をご紹介して、そしてそのあとに疑問文に対する答え方、これに関しても説明をしていきたいと思います。
それでは早速見ていきましょう。

一つ目のパターンです。
これが一番簡単です。
疑問詞がそもそも主語になっている場合です。
つまり「何が何々されるんですか」「誰が何々されたんですか」というふうに、「何が」とか「誰が」というふうに疑問詞が主語になっている場合です。
この場合はこの疑問詞がそもそも主語になっているので、be動詞を前に出したりという事は出来ません。
疑問詞というのは必ず文の先頭に出しました。
ですから、疑問詞のあとに「be動詞 + 過去分詞」、つまり主語のあとに動詞を置くというような形で、普通の、例えば”This book was written”のような形で、その”This book was written”の”This book”を”What”にして、”What was written”というふうに、主語を疑問詞に置き換えるだけというパターンです。
これが一番簡単です。
そうするとこちらで言うと”What”「何が」これが主語になっていて、”was stolen”これが動詞です。
そうすると、「何が盗まれたんですか」という文になっていて、そのあとが”from Mary’s locker”「メアリーのロッカーから何が盗まれたんですか?」というふうな形で、これだけで疑問文になっています。
なので、この疑問詞が主語の場合というのは単純に疑問詞を最初に置いてやって、そのあとに「be動詞 + 過去分詞」、これで終了です。
この場合答え方がちょっと大事でして、どうしても「何が盗まれたんですか?」と聞かれて、この場合は”purse”「財布」とか「ハンドバッグ」のようなものですが、「彼女の財布です。」という時に”It is her purse.”とか言ってしまいがちです。
ですが、そうではなくて今は疑問詞が主語でした。
「何が盗まれたんですか?」なので、疑問文に対して答えの文というのは主語と動詞を揃える必要があります。
ですので、「何が」というのが主語になっているので”her purse”「彼女の財布が」というふうに主語は主語で対応させます。
そして本来であれば、この”was”のあとは”her purse was stolen from her locker”だった訳ですが、この”stolen from Marie’s locker”という同じ単語が重なるのを防ぐ必要があります。
ただ文にしなければいけないので最低限の動詞は必要なので”was”というのを置いておきます。
このように、「何が盗まれたんですか?」「財布が盗まれました。」というふうに主語と動詞を一致させるというのがポイントとなります。
同じような形で、同じ疑問詞が主語の文というの見ていきましょう。

そうすると最初は”Who”「誰が」です。
これが主語になっています。
そのあとに”was told”「誰が伝えられたんですか」、”about the problem first”ですから、「誰が最初にその問題について伝えられたんですか」という疑問文になっています。
これの答えとして、「お店の店員さんです」という場合これも”It was the shop clerk”とか言うのではなく、「誰が言われた」なので、合わせる形で「誰が」「店員さん」が”was told”「言われた」というふうに主語と動詞を一致させていきましょう。
このように疑問詞が主語になっている場合というのは、疑問文はその疑問詞のあとに「be動詞 + 過去分詞」で終わりで、答えの文の際に主語と動詞を一致させるという点だけ注意して下さい。

それでは二つ目のパターンです。
今度は、「いつ」とか「どこで」のように疑問詞が主語ではなくてその時の状況であったり時間とか場所を聞く疑問文に関して見ていきます。
この場合は、今までbe動詞の文というのはいくつもやってきましたからそれと同じ形です。

疑問詞は必ず文の先頭に置きます。
そしてbe動詞を使った文ですから、疑問詞のあとにbe動詞を置きます。
そうすると、「あれは何ですか?」という時には”What is that”「あれは何ですか?」というのとほぼ同じ形で、疑問詞のあとにbe動詞がきてそのあとに文の主語、そしてその主語のあとに今学習している過去分詞、こういった語順になってきます。
実際確認してみましょう。
最初に”where”「どこで」がありまして、そのあとが”was”be動詞があり、”Mary’s purse”主語があって、そして”found”過去分詞があります。
“found”は”find”「見つける」の過去分詞です。
そうするとこの文というのは、「どこでメアリーの財布は発見されたんですか?」と書かれています。
先ほど言ったように、疑問文と答えの文は主語と動詞を一致させます。
この文の場合、主語は”Mary’spurse”ですから「メアリーの財布はどこで発見されたんですか?」、「メアリーの財布は」つまり「それは」”was found”「発見されました」、”in the restroom”「お手洗いで」という形で、先ほどと同様に主語と動詞を一致させます。
①のパターンはこの疑問詞が主語でしたが、今度は”Mary’s purse”となっているので、ここの主語の位置というのは”restroom”ではなくて一度出てきた「マリーさんの財布」なので“it”と置き換えておきましょう。

また、下の文も同じように作っていきます。
まず”When”「いつ」とあってbe動詞があって”building”「建物」です。
主語が”built”、”build”「建てる」という動詞の過去分詞です。
この”building”というのがそもそも”build”「建てるもの」「建てたもの」となっていますから、この動詞の過去分詞が”built”となっています。
なので、「いつその建物は建てられたんですか?」というような形になっていまして、そうすると、しつこいですが、こちらの”building”が主語になっていますから、じゃあ応答文の主語というのは“building”に合わせて”It”になります。
メインの疑問文が”was built”と過去になっていますから、それに合わせて”It was built”となります。
そして答える内容の「いつ」”last year”、「去年」といった形で「いつその建物は建てられたんですか?」、「去年建てられたんです。」というような応答文が完成します。

それでは最後です。
今度は「誰によって何々されるんですか?」「あるいはされたんですか?」という形を見ていきます。

教科書にはこの最後の完成形が載っている訳ですが、その完成形に至るまでにどのような操作がされているのか、という事が非常に大事になってきます。
先ほどもお伝えしましたように、受動態というのは形を覚えるだけではなくてなぜそういう語順になるかという文の操作をする必要があります。
ですから、どういった操作が途中式として使われているのかを確認しながら見ていきましょう。
受動体の肯定文から見ていきます。
“America was discovered by Columbus.”
「アメリカはコロンブスによって発見されました。」
こちらは以前もお伝えした文になっています。
今聞きたいのは、「誰によって発見されたんですか?」という形にしたいんです。
そうすると、ここの”Columbus”の所が誰か分からないから”Who”にしたいんですが、一気に”Who”を前に出してきてしまうと途中経過が分からなくなってしまうので順を追って説明します。
まずここを”Who”とか”Whom”に変える前に、疑問文の形にします。
疑問文は先ほど見たようにbe動詞を前に出します。
この操作のみで疑問文を作りましたから、第1段階として”Was America discovered by Columbus? “「アメリカはコロンブスによって発見されたんですか?」という形にしました。
第2段階です。
こちらの”Columbus”が誰か分からないので、疑問詞「誰?」にしたい訳ですが、ここに”by”が付いています。
“by”というのは前置詞です。
前置詞のあとというのは目的格にしなければいけません。
“I””my””me””mine”でいう所の3列目、”me”みたいな形にする必要があります。
その際、“Who”「誰は」とか「誰が」の目的格というのは、”whom”という形になります。
「誰を」とか「誰に」です。
なので、今第1段階で、”Was”を前に出しました。
第2段階で、この人名”Columbus”を”whom”という形に直しました。
そして、第3段階で疑問詞を前に出してくる訳ですが、この疑問詞を前に出すというやり方が二通りあります。
それぞれについてご説明します。

一つ目は、この”by”という「前置詞 + whom」という疑問詞あるいは代名詞というものを一つのセットにして前に出すというやり方があります。
そうするとこの”By whom”という塊全体をこのように前にもってきて”By whom was America discovered?”つまり、「誰によってアメリカは発見されたんですか?」という形でこの”By whom”を一つのセットとしてセットごと前に出すという考え方がまず一つです。
もう一つは、そうは言っても”By”で始まる疑問文だとちょっと気持ち悪い、響き的にしっくりこないという場合はこちらの疑問詞だけを前に出すというやり方があります。
この疑問詞だけを前に出す場合は、もちろん文頭にもってくる訳ですが、その際に”whom”というのは文頭にくるとちょっとネイティブにはおかしく感じられるらしいです。
なので、形上はこの段階では”whom”ですが文の先頭に出す時は”Who”という形にしてしまいます。
そうすると、”by”というのが元々あった訳ですから、この元々あった”by”というのは自分で消さずにここ、文の最後に残しておきます。
多い間違え方としては、”Who was discovered America”と書いてしまって間違えるという方が結構多いです。
“Who was discovered”と書いた瞬間に、「誰が発見されたんですか?」という意味になってしまうので、文の意味が変わってしまいます。
それを分からないというか、間違った文にしてしまう方というのは、ここの最初の元の文から最後のここに一気に飛ぼうとしているので間違えてしまいます。
なので、どういう文にするんだっけ?と形が分からなくなったらこの手順を踏んで書いて下さい。
繰り返しになりますが、be動詞を前に出す。
人名の所を”whom”に変える。
最後にそれを前に出す。
その際に、”By whom”の場合はそのまま出して終了。
“whom”を前に出す場合は”Who”に変えてちゃんと”by”は残しておく。
こういった所に気を付けて下さい。

それでは次ですが、先ほどまでは疑問文の形を学習していた訳ですが、今度は”by”を使わない受動態というのが登場しています。
これは先ほどまでの文であれば、「なんとかかんとか discovered by」と”by”を使っていたその”by”という所が違う前置詞に変わってしまうというものになります。
ここに関しては理屈で何とかかんとか解決するというよりは、まず形として熟語として覚えてしまった方が楽なものが多いです。
ですから、それぞれについて注意点とともに説明していきたいと思います。

最初です。
“The hall was filled with people.”
“fill”は元々「満たす」とか「いっぱいにする」といった意味です。
それが受けになっている訳ですから、「いっぱいにされている」「満たされている」となります。
そうすると”The hall was filled with people. “といったら、「そのホール」あるいは「廊下」「広場」は「人々で満たされていた」、つまり「人々でいっぱいだった」といった意味になります。
この場合は”by”を使わずに”with”を使っていますので、ここが”be filled with”といった形で一つの熟語として覚えておきましょう。

二つ目です。
これが間違えやすいです。
“The singer is known to people all over the world.”
「その歌手は世界中の人々に知られている。」
と書いてありますが、ここも”be known by”ではなくて”be known to”という形になっています。
この“to”というのは、「なんとかに対して」といった意味合いだと思っておいて下さい。
つまり、その「歌手」というのは「世界中の人々に向けて」「人々に対して知られている」といったようなニュアンスです。

次です。
今度は”caught”、これ”catch”「捕まえる」の過去分詞になっていまして、これも”be caught in the rain”これで「雨に降られる」とかこれが夕立であれば「夕立にあう」といった意味になります。
“in the rain”ですからなんとなく想像的には雨が降っているという状況があって、その雨が降っている中にその人がいる、その「雨の中」というような意味合いで”in”を使っています。
そうしますと、「私たちは家へ行く道の途中で」「道の上で雨に降られた。」、つまり「帰っている途中で雨に降られた。」といった意味になっています。

最後にこちらです。
“We were surprised at the beautiful voice.”
という形になっています。
“be surprised at”を使います。
まず”surprise”という意味ですが、今日本語でも「サプライズ」とカタカナ言葉で使っていますが、本来”surprise”というのは「驚く」ではなくて「驚かせる」なんです。
なので、”We surprised”ではなくて”We were surprised”となっています。
これは「私たちは驚かされた」と言っています。
そうすると、「驚かされた」という事は裏返すと「驚いた」という訳になりますので、直訳すると「私たちはその美しい声に驚かされた。」という事は言葉を変えると、「私たちはその美しい声に驚いた。」となっています。
スペルで注意しなければならない点がここです。
“surprise”のこの2文字目と3文字目は”u”と”r”になっていますので、この”r”を忘れないように「サプライズ」と発音しながら練習して下さい。

それでは次に”make”を使った受動態、”be made”という形に関して説明していこうと思います。
教科書にも載っていますが、”make”を使う場合は「be動詞 + make + of」という形と、「be動詞 made from」という形があります。
日本語に訳すとどちらも「何々で作られている」とか「何々から作られている」といった意味になりますが、使い分けが必要になってきます。
まずは二つの文を比べてみます。

一つ目は”This table is made of wood。”
“wood”は「木材」です。
そうすると、この「テーブルは木材で作られています。」となります。
下の文です。
“Tofu is made from soybeans.”
「豆腐は大豆から作られています。」
一見、意味としては似たような形になっていますが、こちらの”of”というのは次にくる”wood”「木材」というここの「木」という物質の性質とか形状といったものが変わらない場合に”of”を使います。
例えば「この机は木で出来ている。」といった時に、この「机」あるいは「テーブル」というのが「木」という物質である事には変わりがない訳です。
その「木」という物質が例えばですが、極端な例だとコンクリートとかプラスチックとか全く別の物質になっているとかではなくて、「木」というものの性質が残っている場合は、ここを”of”を使います。
という事は逆に”form”を使っている場合というのは、こちらの「材料」「原料」になるものというのが元々は大豆という豆だったものが豆腐に変化しています。
豆腐を見て豆とは思わないですよね?
その豆というものの性質というのが変わっている場合、この時に”from”を使います。
例えばですがこのNew Treasureという教科書、これはもちろん紙で作られている訳ですが、その紙で教科書が作られているといった場合に、その教科書構成している紙が紙という物質であるという事には変わりがないので、その場合”This textbook is made of paper. “「紙で出来ていると言います。
ですが、その紙自体は木材、パルプ材とかから作られているので、そうすると”Paper is made from wood”という形で、元のこの物質というものが変わっているのか変わっていないのかという点でこの“of”と”from”というものを区別します。
これは色々な例を見てみて、その一つずつに対して性質変わっているなと見ていきましょう。
例えば、「ワインはぶどうから作られる」と言ったら、ぶどうという果物とワインという飲みもの、個体と液体みたいな形で性質が変わってしまっているから”Wine is made form grapes.”だな、という形で1個ずつの例文とか問題に対してこれは変わっている変わってないというのをあてはめながら理解していって下さい。
そしてこの“from”を使った文に関しては書き換える事が出来ます。
こちらは大豆からなっていますので、こういう順番です。
「大豆から豆腐が作られる。」
そして下になると、今度は“into”という前置詞を使っています。
“into”という前置詞は、左にあるものが右のものに変化するという意味なので、そうすると大豆が加工されて豆腐になるというふうな形で、訳は違いますが表している事実内容としては同じものになります。
このようにセクション2というのは、疑問文を作るというのが一つ大きな柱になっていて、もう一つが”by”を使わない受動体を覚えるというのが重要な柱になります。
ですので、結構なボリュームになってしまいますので、このLesson6に関しては必ず学習した単元というのを文法問題集を使って体になじませていくという事を主眼において学習して下さい。
それではセクション2に関しては以上となります。