stage2_Lesson1-1 接続詞1/感嘆文(等位接続詞/命令文,~)【ニュートレジャーの道案内】

このページの要点

このLessonで扱うand、or、butは、いずれも接続詞です。より詳しくは、語句や文などの対等な要素をつなぐ等位接続詞に分類されます。

中学英語では、名詞+名詞、形容詞+形容詞、文+文のような並びを中心に学びます。より正確には、見た目や品詞が完全に同じかではなく、文の中で同じ働きをする対等な要素が並んでいるかを確認します。

このページでは、and / or / butの品詞と役割、orの「または」と「さもないと」の違い、命令文+and / or、文頭に置くorを例文で解説します。

このページに設置されている補足動画です。本文でand / or / butと命令文の例を確認した後、復習用としてご活用ください。動画が扱う詳しい範囲は、動画内の説明をご確認ください。

NEW TREASURE STAGE2の文法事項やLesson一覧の全体像は、NEW TREASURE STAGE2|中2英文法 総括+Lesson一覧(全体像はこちら)で確認できます。

等位接続詞の学習イメージ
and / or / butが、文の中でどの要素をつないでいるかに注目して学習します。

and / or / butは何詞?

このLessonで使われているand、or、butは、いずれも等位接続詞です。「等位」とは、文法上の働きが対等であることを表します。

andは等位接続詞

andは、「AとB」「A、そしてB」という追加や並列の関係を表します。

orは等位接続詞

orは、「AかB」「AまたはB」という選択や、命令文の後ろで「さもないと」という関係を表します。

butは等位接続詞

butは、「しかし」「だが」という対比や逆接を表します。文だけでなく、形容詞や動詞、述語部分などもつなげます。

butにはほかの用法もありますが、このLessonでは等位接続詞としての使い方を扱います。

接続詞 基本の意味
and AとB、そして my uncle and aunt
or AかB、または、さもないと tea or coffee
but しかし、だが small but useful

and / or / butがつなぐもの

中学英語では、「名詞+名詞」「形容詞+形容詞」「文+文」のように、接続詞の左右に同じ品詞や同じ形が並ぶ例を基本として学びます。

より正確には、等位接続詞は文の中で同じ働きをする対等な要素をつなぎます。

He works quickly and with care.

quicklyは副詞、with careは前置詞句です。形は異なりますが、どちらもworksを説明する働きをしているため、andで対等につながれています。

名詞と名詞をつなぐ例

andが名詞と名詞をつなぐ例文

My uncle and aunt live in Osaka.
私の叔父と叔母は大阪に住んでいます。

uncleとauntという二つの名詞をandがつないでいます。myはuncleだけでなく、auntにもかかっています。

主語はuncle and auntの二人を表すため複数です。そのため、動詞に三単現のsは付けません。

  • My uncle and aunt live in Osaka.
  • × My uncle and aunt lives in Osaka.

orが名詞と名詞をつなぐ例文

Spanish or Englishでは、Spanish「スペイン語」とEnglish「英語」という二つの名詞をorがつないでいます。

Do you want tea or coffee?
紅茶とコーヒーのどちらが欲しいですか。

teaとcoffeeが、選択肢として対等に並んでいます。

形容詞や動詞をつなぐ例

つなぐ要素 例文 接続詞の左右
形容詞+形容詞 Is the box heavy or light? heavyとlight
動詞句+動詞句 We can walk or take the bus. walkとtake the bus
形容詞+形容詞 The bag is small but useful. smallとuseful
動詞・述語部分 He tried but failed. triedとfailed

We can walk or take the bus.
歩いて行くか、バスに乗るかを選べます。

walkとtake the busが、移動方法の選択肢として並んでいます。

He tried but failed.では、triedとfailedという二つの動詞、より詳しくは対等な述語部分をbutがつないでいます。

文と文をつなぐ例

butが文と文をつなぐ例文

Jane can sing very well, but she is very shy.
ジェーンはとても上手に歌えますが、とても内気です。

Jane can sing very wellという文と、she is very shyという文をbutがつないでいます。

You can call me, or you can send me an email.
私に電話してもよいですし、メールを送ってもかまいません。

連絡方法として、電話とメールの二つの選択肢が示されています。

接続詞の前に置くコンマ

単語や短い語句をつなぐ場合、接続詞の前にコンマは通常置きません。

  • small but useful
  • tea or coffee

主語と動詞を備えた独立した文どうしをつなぐ場合は、学校英語では接続詞の前にコンマを置く形を基本として覚えます。

  • I wanted to go, but it was raining.
  • You can stay here, or you can come with us.

orの「または」と「さもないと」の違い

orの意味は、前後に置かれている内容によって変わります。

選択を表すorは「または」「それとも」

二つ以上の選択肢を並べるorは、「または」「それとも」と訳します。

  • Do you want tea or coffee?
    紅茶とコーヒーのどちらが欲しいですか。
  • Is the box heavy or light?
    その箱は重いですか、それとも軽いですか。
  • We can walk or take the bus.
    歩いて行くか、バスに乗るかを選べます。

命令文の後ろのorは「さもないと」

Hurry up, or you will miss the train.
急ぎなさい。さもないと、電車に乗り遅れます。

命令文の後ろにorが置かれると、「命令に従わなければ、後ろの結果になる」という関係を表します。詳しい見分け方は、次の「命令文+andと命令文+orの違い」で確認します。

命令文+andと命令文+orの違い

命令文+andは、命令に従った場合の結果

命令文 and の例文

Get up now, and you’ll be in time for school.
今起きなさい。そうすれば、学校に間に合います。

命令文+andは、命令に従った場合に、後ろの結果になるという関係を表します。

Study hard, and you will improve your English.

一生懸命勉強しなさい。そうすれば、英語が上達します。

= If you study hard, you will improve your English.
もし一生懸命勉強すれば、英語が上達します。

be in time for ~は「~に間に合う」という表現です。

andの後ろがよい結果とは限らない

Keep running, and you will get tired.
走り続けなさい。そうすれば、疲れます。

「疲れる」は望ましい結果とは限りませんが、「走り続けなさい」という命令に従った場合の結果なのでandが使われています。

命令文+orは、命令に従わなかった場合の結果

命令文 or の例文

Be quick, or you’ll miss the bus.
急ぎなさい。さもないと、バスに乗り遅れます。

命令文+orは、命令に従わなかった場合に、後ろの結果になるという関係を表します。

Hurry up, or you will miss the train.

急ぎなさい。さもないと、電車に乗り遅れます。

= If you do not hurry up, you will miss the train.
もし急がなければ、電車に乗り遅れます。

否定の命令文でもorを使える

Don’t touch the pan, or you will burn yourself.
その鍋に触れてはいけません。さもないと、やけどをします。

この文では、「鍋に触れないで」という命令に従わず、鍋に触れた場合の結果をorの後ろに示しています。

条件関係 ifを使った見方
命令文, and ~ 命令に従った場合に、後ろの結果になる If you do …, ~
命令文, or ~ 命令に従わなかった場合に、後ろの結果になる If you do not …, ~

and / orの選び方
命令に従った場合の結果ならand、命令に従わなかった場合の結果ならorです。「よい結果か、悪い結果か」は補助的な目安にとどめ、命令と結果の関係から判断しましょう。

命令文と接続詞の学習イメージ
命令に従った場合と、従わなかった場合のどちらが条件になっているかを整理します。

orは文頭でも使える?

orを文頭に置くことはできます。ただし、中学英語で最初に覚える基本形とは少し異なり、会話や文章で前の文と強く区切る、会話的・文体的な使い方です。

「それとも」と選択肢を加える場合

Would you like tea? Or would you prefer coffee?
紅茶はいかがですか。それとも、コーヒーがよいですか。

最初の文で紅茶を提案し、文頭のOrで別の選択肢であるコーヒーを加えています。

前の文を受けて「そうでなければ」と続ける場合

Leave now. Or you will miss the last train.
今出発しなさい。そうでなければ、最終電車に乗り遅れます。

このように、文をいったん区切ってOrから始める表現もあります。ただし、学校の書き換え問題では、通常は次の一文の形を基本として考えます。

Leave now, or you will miss the last train.

学校英語での基本
命令文と結果を一つの文にする場合は、命令文, or ~の形を基本として覚えます。文頭のOrは使用できますが、問題では指定された文の形や区読点に従いましょう。

and / or / butのよくある間違い

左右の要素が対応していない

接続詞の左右に何が置かれているかを確認します。

  • 名詞と名詞:tea or coffee
  • 形容詞と形容詞:small but useful
  • 動詞句と動詞句:walk or take the bus

and / orを結果の印象だけで選ぶ

× よい結果なら必ずand、悪い結果なら必ずor

○ 命令に従った場合の結果ならand、命令に従わなかった場合の結果ならor

andでつないだ主語を単数として扱う

  • My uncle and aunt live in Osaka.
  • × My uncle and aunt lives in Osaka.

語句をつなぐ場合にも必ずコンマを置く

語や短い語句では通常コンマを置きません。独立した文どうしでは、学校英語では接続詞の前にコンマを置く形を基本とします。

Lesson1-1前半のまとめ

項目 要点
品詞 このLessonのand / or / butは等位接続詞。
つなぐもの 文中で同じ働きをする対等な要素をつなぐ。
選択のor 「AかB」「または」「それとも」を表す。
命令文+and 命令に従った場合の結果を示す。
命令文+or 命令に従わなかった場合の結果を示す。
文頭のOr 前文に選択肢や別の結果を加える会話的・文体的な用法。

確認問題

1. このLessonで扱うorは何詞ですか?

A. 名詞
B. 形容詞
C. 等位接続詞
D. 前置詞

正解:C
対等な語句や文をつなぐ等位接続詞です。

2. 次の空欄に入る語を選びましょう。Do you want tea( )coffee?

A. and
B. or
C. but
D. because

正解:B
紅茶とコーヒーのどちらかを尋ねているため、orを使います。

3. The bag is small but useful. のbutがつないでいるものは何ですか?

A. 名詞と名詞
B. 形容詞と形容詞
C. 文と文
D. 副詞と動詞

正解:B
smallとusefulという二つの形容詞をつないでいます。

4. He works quickly and with care. の説明として正しいものを選びましょう。

A. quicklyとwith careは必ず同じ品詞でなければならない。
B. quicklyとwith careは、どちらもworksを説明している。
C. andは名詞だけをつなぐ。
D. このandは前置詞である。

正解:B
形は異なりますが、どちらも動詞worksを説明する働きをしています。

5. Study hard, and you will improve your English. に最も近いif文を選びましょう。

A. If you do not study hard, you will improve your English.
B. If you study hard, you will improve your English.
C. If you improved your English, study hard.
D. If you study hard, you did not improve your English.

正解:B
「一生懸命勉強しなさい」という命令に従った場合の結果を表しています。

6. Hurry up, or you will miss the train. に最も近いif文を選びましょう。

A. If you hurry up, you will miss the train.
B. If you do not hurry up, you will miss the train.
C. If you missed the train, hurry up.
D. If you do not miss the train, you will hurry up.

正解:B
「急ぎなさい」という命令に従わなかった場合の結果を表しています。

7. Don’t touch the pan, or you will burn yourself. のorが表す関係はどれですか?

A. 鍋に触れなければ、やけどをする。
B. 鍋に触れるか、やけどをするかを選ぶ。
C. 命令に従わず鍋に触れると、やけどをする。
D. 鍋に触れると安全になる。

正解:C
「鍋に触れないで」という否定の命令に従わなかった場合の結果を示しています。

8. Would you like tea? Or would you prefer coffee? の文頭のOrに近い意味を選びましょう。

A. しかし
B. それとも
C. だから
D. なぜなら

正解:B
前の文に別の選択肢を加えています。

9. 学校英語で、二つの独立した文をbutでつなぐ形として適切なものを選びましょう。

A. I wanted to go, but it was raining.
B. I wanted to go but, it was raining.
C. I wanted, to go but it was raining.
D. I wanted to go, but raining.

正解:A
主語と動詞を備えた二つの文をbutでつなぐため、butの前にコンマを置きます。

10. My uncle and aunt( )in Osaka. の空欄に入る語を選びましょう。

A. lives
B. live
C. living
D. is live

正解:B
uncle and auntで二人を表す複数主語です。

よくある質問

orは何詞ですか?

このLessonでは等位接続詞です。詳しくは「and / or / butは何詞?」をご確認ください。

butは何詞ですか?

このLessonでは等位接続詞です。形容詞、動詞、述語部分、文などをつなげます。

orが「さもないと」になるのはなぜですか?

命令に従わなかった場合の結果を、orの後ろに示すためです。

orを文頭に置くことはできますか?

できます。ただし、会話や文章で前の文と強く区切る、会話的・文体的な使い方です。詳しくは「orは文頭でも使える?」で、文頭のOrと、学校英語の基本形である「命令文, or ~」の違いを確認できます。

命令文+andと命令文+orはどう見分けますか?

命令に従った場合の結果ならand、従わなかった場合の結果ならorです。

butは必ず文と文をつなぎますか?

いいえ。small but usefulやtried but failedのように、形容詞や動詞、述語部分もつなげます。

and / or / butの前には必ずコンマが必要ですか?

必ず必要ではありません。語句では通常置かず、独立した文どうしでは学校英語でコンマを置く形を基本とします。

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