高校受験対策!英語の時期別勉強スケジュール
学年・時期別
英語の受験勉強は「順番」と「継続」で決まる
受験勉強は、計画を立ててコツコツと継続して進めることが大切です。
学年や時期によって学習すべき内容は変わっていくため、それぞれの状況に合わせた適切な学習をしていきましょう。
まず押さえる3つの原則(計画・復習・確認)
英語は「やったらすぐ伸びる」教科ではありません。だからこそ、やみくもに教材を増やすより、
同じことを“できる状態”まで回す組み立てが重要です。
とくに高校受験英語は、文法・語彙・読解・リスニングがつながっています。
どこかが抜けていると、次の学習が重くなり、時間をかけても伸びにくくなります。
1日の気分に左右されないよう、週単位で「語彙」「文法」「長文」「音声」を回します。
週の最後に“穴”を埋める日を作ると乱れにくくなります。
まとめて復習しようとすると、結局やれずに積み残しになります。
10〜15分の復習を毎日入れ、記憶を“落とさない”ことを優先します。
見て分かった、読んで分かった、は得点に直結しません。
小テスト・音読チェック・和訳チェックなど、必ず“出力”で確認します。
計画が続かないときの仕切り直し(よくある原因)
- 教材が多すぎて、毎回「何をやるか」から迷っている
- 長文だけ、単語だけ、など“偏り”が大きく、どこかで詰まる
- 復習日がなく、新しい範囲だけが増えていく
- 答え合わせで終わり、直し(原因分析→やり直し)がない
中学1~2年生
基礎固めをしっかりしましょう。英単語・英文法などの基礎をしっかりと身に着けていないと、
その先にある長文読解やリスニングの学習が思うように進みません。
まずは学校の定期テストで実力をチェックしながら知識を定着させていきましょう。
いきなり難しい問題に手を出してしまい、理解できずに英語に苦手意識を持ってしまうことも少なくありません。
受験勉強をするための前段階として教科書の内容はきっちり理解しておきましょう。
教科書レベルが固まると、受験用の問題集に移っても“文の骨格”が追えるため、読解が急に軽くなります。
- 語彙:毎日少量でよいので継続。覚えた語を例文で確認する。
- 文法:用法を“説明できる”状態に。間違えた問題は同タイプを追加。
- 音声:教科書本文を音読。読む→意味確認→もう一度読むを短く回す。
中1〜2でつまずきやすいポイント
- 単語を“見たことがある”止まりで、書けない・意味が出ない
- 文法問題は解けるが、本文でその形が出ると読めない
- 音読が「発音」だけになり、意味を追えていない
中学3年生の夏まで
中学1~2年のうちにしっかり基礎が固められていれば、焦らずに学習を進めることができます。
夏までに基礎が定着しているかのチェックをして、曖昧な箇所や不安な単元がある場合はこの時期までにしっかりと学習をしておきましょう。
また、理解できたつもりでも忘れてしまっていたり、解釈が誤っている場合もありますので、ここで一通りおさらいをしておく必要があります。
- 中1〜2文法の穴(時制/助動詞/不定詞/動名詞 など)
- 語彙の抜け(頻出語の意味・つづり・使い分け)
- 短文〜中程度の長文で、内容一致が取れるか
- 間違えた問題は「原因」を決めて直す(語彙不足/文法不足/読み方)
- “できた回”で止めず、翌週に同タイプで再確認する
- 長文は「根拠の場所」を必ず本文に戻してチェックする

夏までに“長文が伸びない”ときのよくある原因
- 単語の意味を追うだけで、文の構造(主語・動詞)が取れていない
- 接続詞・指示語の処理が甘く、話のつながりが追えない
- 読みっぱなしで、根拠確認(どこに書いてあるか)をしていない
中学3年生の夏休み以降
いよいよ受験が近づいてきます。基礎をしっかりと固めたら長文問題とリスニング対策にとりかかりましょう。
問題集などで長文に触れ、9月下旬~10月ごろには過去問対策をはじめたいところです。
志望校によって傾向と対策が異なります。過去問を解く場合は直近の問題から年数をさかのぼるようにして解いていきましょう。
年代が変われば出題の傾向も変わります。少なくとも5年分は解いておくようにしましょう。
- 長文:読む量を確保しつつ、毎回「根拠を取る練習」を入れる
- リスニング:音声に慣れるだけでなく、聞けない原因(音変化/語彙/処理)を特定して直す
- 過去問:解く→直す→“次に同形式で満点”まで回す(解きっぱなしにしない)
- 間違いを「語彙」「文法」「読み方」「時間」のどれかに分類する
- 本文の根拠位置を確認し、なぜその選択肢になるかを説明する
- 同じ設問タイプを翌週にもう一度解き、再現できるか確認する
- 聞き取れない語が多い → 語彙の穴が原因になりやすい
- 単語は分かるのに文が落ちる → 処理速度・音声慣れの不足
- 集中が続かない → シャドーイング等で短時間から積む

音読・ディクテーション・シャドーイングを通じて、都立入試リスニング対策を強化します。
「聞けない」を感覚で終わらせず、音と意味の結びつきを作り、得点に直結する練習へ落とし込みます。
まとめ
まずはとにかく基礎を固めましょう。どの教科でも言えることですが、基礎部分がしっかりしていないとその上に何も積み上げていくことができません。
基礎さえできていればできている部分から立ち返って学習しなおすということができますから、中学3年生になるまでに分からないことは極力なくしておきましょう。
継続してコツコツと学習することで英語力を定着させることができます。
勉強したからといってすぐには成果がでない教科でもありますので、焦らずに学習を進めていきましょう。
「できたつもり」を減らし、出力で確認しながら回せると、同じ時間でも伸び方が変わります。
- 語彙・文法の穴を点検(抜けを埋める)
- 短い長文で根拠取りの練習(読み方をそろえる)
- リスニングは音読+シャドーイングで積む
- 過去問は「直し」で点を上げる(解きっぱなし禁止)


