STAGE3 Lesson7-3関係副詞(関係副詞の省略)【ニュートレジャーの道案内】

STAGE3 Lesson7-3では、関係副詞の中でもつまずきやすい how と、関係副詞の非制限用法を扱います。

特に間違えやすいのが、the way how という形です。the wayhow も「方法」「どのように」という意味を含むため、並べて使うと意味が重なり、不自然に見えやすくなります。

先に結論をいうと、高校英語の英作文や並べ替え問題では、the way how は避けるのが安全です。「方法」を表したいときは、the way + 主語 + 動詞、または how + 主語 + 動詞 のどちらかで表すと整理しやすくなります。

このページでは、the way howがなぜ不自然なのかthe wayだけ/howだけを使うときの違いThat’s how ~. の自然な訳し方を整理します。後半では、Lesson7-3のもう一つのポイントである , when / , where の非制限用法も確認します。

STAGE3の英文法(時制・助動詞・不定詞など)の全体像は、STAGE3|高校英文法の総まとめ(全体像はこちら)で確認できます。関係副詞だけでなく、STAGE3全体の流れを復習したい場合は、先に全体ページに戻って単元の位置づけを確認しておくと学習しやすくなります。

この記事でわかること

  • the way how が不自然に見えやすい理由
  • the way だけを使う形と、how だけを使う形の違い
  • That’s how ~. を自然な日本語に訳す考え方
  • , when / , where を「そしてその時」「そしてそこで」と読むコツ
  • 関係副詞を読解・並べ替え・英作文で使うときの注意点

the way howが不自然な理由

関係副詞「how」の基本

関係副詞howの基本を学ぶイメージ

関係副詞 how は、「どのように」「そのようにして」という方法・手段を表します。

文法説明では、how の先行詞として the way が紹介されることがあります。しかし、実際の英文では the way how のように、the way と how を並べて使うことはほとんどありません。

理由はシンプルです。the way が「方法」を表し、how も「どのように」という意味を持つため、意味が重なってしまうからです。

the wayだけ・howだけで表すのが基本

「方法」を表すときは、基本的に次のどちらかで表します。

例文 考え方
the way + 主語 + 動詞 This is the way I study English. 「これが私の英語の勉強方法です。」のように、the way が「方法」を表します。
how + 主語 + 動詞 This is how I study English. 「これが私が英語を勉強する方法です。」「このようにして私は英語を勉強します。」という意味になります。
the way how + 主語 + 動詞 This is the way how I study English. the way と how の意味が重なるため、高校英語の英作文では避けるのが安全です。

つまり、「方法」を表す表現を二重に置かないことが大切です。英作文や並べ替え問題では、the way を使うなら how を置かない、how を使うなら the way を置かない、と整理しておくと判断しやすくなります。

the way I study と how I study の違い

the way I studyhow I study は、どちらも「私が勉強する方法」という意味で使えます。

  • the way I study:私が勉強する方法
  • how I study:私がどのように勉強するか

意味は近いですが、英作文では the way how I study と重ねないことが重要です。迷ったときは、This is how I study English. のように how だけを使う形の方が書きやすい場合があります。

That’s the way ~ と That’s how ~ の違い

That’s the way ~.That’s how ~. も、どちらも「それが~する方法だ」という意味で使われます。

  • That’s the way they solve the problem.
    それが彼らがその問題を解く方法です。
  • That’s how they solve the problem.
    そのようにして彼らはその問題を解きます。

日本語にすると似ていますが、訳すときは That’s how ~. を「そのようにして~する」と考えると、文全体の流れをつかみやすくなります。

That’s how ~. の訳し方

That’s howの訳し方を学ぶイメージ

例文として、次の文を見てみましょう。

That’s how the sailors predict the weather.

この文では、predict が「予想する」という意味です。直訳すると「それが航海士たちが天気を予想する方法だ」となります。

ただし、日本語としては少し硬く感じられます。ここでは、how を「方法」と直訳するよりも、「そのようにして」と訳すと自然です。

That’s how the sailors predict the weather.
そのようにして航海士たちは天気を予想する。

「それが~する方法だ」と直訳するよりも、「そのようにして~する」と訳した方が、文全体の流れを日本語でつかみやすくなります。

関係副詞 how は、方法や手段を表すときに使われます。the way と how を同時に置くのではなく、文の中でどちらを使うかを見分けましょう。


Lesson7-3の後半:関係副詞の非制限用法

ここからは、Lesson7-3のもう一つのポイントである関係副詞の非制限用法を確認します。

the way や how は「方法」を表す関係副詞でした。一方で、, when, where は、前に出てきた時間や場所に追加説明を加えるときに使われます。

関係副詞の非制限用法の基本

関係副詞には、関係代名詞と同じように非制限用法があります。

非制限用法では、基本的に先行詞の直後に , を入れ、その後に関係副詞を続けます。

形は、次のようになります。

先行詞, 関係副詞 + 主語 + 動詞

この形では、前に出てきた語句に追加の説明を加えます。訳すときは、コンマのところで文を分けて考え、関係副詞の部分に「そしてその時」「そしてそこで」などを補うと読みやすくなります。

時間に関する非制限用法

時間を表す語句に説明を加えるときは、関係副詞 when を使います。

例文を見てみましょう。

The meeting ended at six, when it had already got dark.

この文では、まず The meeting ended at six を「会議は6時に終わりました」と読みます。

その後の when は、「そしてその時」と補って読むと自然です。

The meeting ended at six, when it had already got dark.
→ 会議は6時に終わりました。そしてその時、すでに周りは暗くなっていました。

このように、非制限用法の , when は「いつ」と疑問詞のように訳すのではなく、前の内容を受けて「そしてその時」と訳すと意味がつかみやすくなります。

場所に関する非制限用法

場所を表す語句に説明を加えるときは、関係副詞 where を使います。

例文を見てみましょう。

I visited Kobe, where my uncle had opened a law office.

この文では、まず I visited Kobe を「私は神戸を訪れました」と読みます。

その後の where は、「そしてそこで」と補って読むと自然です。

I visited Kobe, where my uncle had opened a law office.
→ 私は神戸を訪れました。そしてそこで、私の叔父が法律事務所を開設していました。

場所を表す先行詞に追加説明が続く場合は、, where を「そしてそこで」と読む意識を持つと、訳が安定しやすくなります。

非制限用法の注意点

非制限用法では、コンマの前までをひとまとまりとして読み、その後に追加説明が続くと考えます。

  • , when は「そしてその時」
  • , where は「そしてそこで」

このように補って読むと、関係副詞の部分が前の語句に説明を加えていることが分かりやすくなります。

また、関係副詞は「前置詞+関係代名詞」の意味を含むものとして考えると理解しやすくなります。when は時間、where は場所、how は方法に関係する表現として整理しましょう。

よくある疑問

the way how は完全に間違いですか?

高校英語の英作文や定期テストでは、the way how は避けるのが安全です。the way と how の意味が重なるため、基本的には the way + 主語 + 動詞、または how + 主語 + 動詞 のどちらかで書きましょう。

the way と how はどちらを使えばよいですか?

どちらも「方法」を表せます。迷ったときは、文全体で自然に言える形を選びます。たとえば「これが私の勉強方法です」は This is the way I study.、または This is how I study. と表せます。ただし、This is the way how I study. のように重ねないようにしましょう。

That’s how ~. は毎回「そのようにして」と訳せばよいですか?

多くの場合、「そのようにして~する」と考えると自然に読めます。ただし、文脈によっては「それが~する方法だ」と訳した方が分かりやすい場合もあります。直訳に固定せず、前後の流れに合う日本語にすることが大切です。

, when や , where は疑問詞の「いつ」「どこ」と訳しますか?

非制限用法では、疑問詞のように「いつ」「どこ」と訳すより、前の内容を受けて 「そしてその時」「そしてそこで」 と補うと読みやすくなります。

まとめと学習のポイント

Lesson7では関係副詞を中心に学習してきました。関係代名詞との違いや、関係副詞の中に前置詞の意味が含まれている点に注意しながら学習を進めてください。

このセクションでは、特に次の2点が重要です。

  • the way と how は意味が重なるため、通常はどちらか一方を使う
  • , when / , where は「そしてその時」「そしてそこで」と補って読む

Lesson 7 セクション3:関係副詞 how と非制限用法のまとめ

ポイント 説明
関係副詞 how の基本
  • how は「どのように」「そのようにして」という方法・手段を表す関係副詞。
  • 先行詞として the way(方法)を伴うことがあると言われるが、意味が重なるので実際の英語では併用はほとんどしない。
  • 実際は the way だけ、または how だけを使うのが自然。
the way how の注意点
  • the wayhow も「方法」を表すため、並べると意味が重なりやすい。
  • 高校英語の英作文や並べ替え問題では、the way how は避けるのが安全。
  • 英作文では the way + 主語 + 動詞、または how + 主語 + 動詞 のどちらかを使う。
That’s how ~. の使い方
  • 「That’s how + 主語 + 動詞」で「そのようにして~する」と訳すと自然。
  • 例:That’s how the sailors predict the weather.
    → 「そのようにして航海士たちは天気を予想する。」
  • 直訳の「それが~する方法だ」よりも、日本語としては「そのようにして~する」の方が読みやすい場合がある。
関係副詞の非制限用法とは
  • 関係代名詞と同様、関係副詞にも非制限用法がある。
  • 先行詞の直後にコンマ(,)を置き、「, 関係副詞 + 主語 + 動詞」という形で、先行詞に後から情報を付け足す
  • 訳すときは「そしてその時」「そしてそこで」などを補って自然な日本語にする。
時間に関する非制限用法(when)
  • 時間を表す語句に続く非制限用法では when を用いる。
  • 訳すときは「そしてその時」とつなぐのが基本。
  • 例:The meeting ended at six, when it had already got dark.
    → 「会議は6時に終わりました。そしてその時すでに周りは暗くなっていました。」
場所に関する非制限用法(where)
  • 場所を表す語句に続く非制限用法では where を用いる。
  • 訳すときは「そしてそこで」とつなぐのが基本。
  • 例:I visited Kobe, where my uncle had opened a law office.
    → 「私は神戸を訪れました。そしてそこで私の叔父が法律事務所を開設していました。」
学習上の注意点
  • 関係副詞は「前置詞+関係代名詞」の意味を含むものと考えると理解しやすい。
  • 非制限用法ではコンマで区切り、「そしてその時/そしてそこで」といった接続を意識すると訳が安定する。
  • Lesson7全体を通じて、関係代名詞との違いと、関係副詞に含まれる前置詞の意味を意識して整理しておくとよい。

クイズ(10問)

問題 選択肢 正解
1. 関係副詞 how の基本的な意味として正しいものはどれ? A. どこ
B. いつ
C. どのように
D. なぜ

2. 実際の英語で how と the way を同時にほとんど使わない理由として最も適切なのはどれ? A. 品詞が一致しないから
B. 発音が似ているから
C. 意味が重なるから
D. 文法的に常に誤りだから

3. 「That’s how the sailors predict the weather.」の自然な訳として最も適切なのはどれ? A. それが航海士たちが天気を予想する。
B. それが航海士たちが天気を予想する方法だ。
C. そのようにして航海士たちは天気を予想する。
D. 航海士たちはその天気を予想した。

4. 関係副詞の非制限用法の説明として正しいものはどれ? A. 先行詞を限定するために必須の情報を付け足す用法
B. 文頭にのみ置かれる用法
C. コンマで区切って、先行詞に追加情報を付け足す用法
D. 疑問文にしか使えない用法

5. 時間を表す語句に続く非制限用法で用いられる関係副詞はどれ? A. where
B. when
C. how
D. why

6. 「The meeting ended at six, when it had already got dark.」の when の訳し方として最も適切なのはどれ? A. いつ
B. どこで
C. そしてその時
D. なぜなら

7. 場所を表す語句に続く非制限用法で用いられる関係副詞はどれ? A. when
B. where
C. how
D. which

8. 「I visited Kobe, where my uncle had opened a law office.」の where の訳し方として最も適切なのはどれ? A. どこで
B. そこで
C. そしてそこで
D. どのようにして

9. 関係副詞の非制限用法を訳すときのコツとして適切なのはどれ? A. 常に「~が」と訳す
B. 「そしてその時」「そしてそこで」などの接続語句を補う
C. 関係副詞をすべて訳さない
D. 必ず受動態に訳す

10. 関係副詞 how に関する説明として正しいものはどれ? A. 常に the way とセットで使う必要がある。
B. 方法や手段を表し、「そのようにして」と訳すと自然なことが多い。
C. 場所を表す先行詞にのみ使われる。
D. 非制限用法では使えない。

次に読む・練習するページ

クイズで理解を確認したら、次は「STAGE3全体の復習」「関連する文法単元の確認」「演習や英作文での定着」に進むと、関係副詞の理解を実際の問題で使いやすくなります。

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