STAGE3 Lesson7-3関係副詞(関係副詞の省略)【ニュートレジャーの道案内】
関係副詞「how」の基本
関係副詞howは、先行詞としてthe wayを伴うことが多いですが、実際にはthe wayとの併用はほとんどありません。これはthe wayが「方法」を意味し、同様にhowも「どのように」を表すため、意味が重複してしまうからです。したがって、実際にはどちらか一方だけを使うことが多いです。
「how」を使った例文
例文として、「That’s how the sailors predict the weather.」があります。この文ではpredictが「予言する」または「予想する」という意味です。直訳すると「それが航海士たちが天気を予想する方法だ」となりますが、これは少し不自然な日本語になります。ここでhowは「方法」や「どのように」といった意味を持ちます。
「That’s how」の使い方
「That’s how」は、「そのようにして」と訳すとスムーズです。この表現を使うことで、文章が自然な日本語になります。たとえば、「That’s how the sailors predict the weather.」は「そのようにして航海士たちは天気を予想する」と訳すことができます。このように、関係副詞howは方法や手段を示す際に使われます。
関係副詞の非制限用法
関係副詞には関係代名詞と同様に非制限用法があります。非制限用法では、基本的に先行詞の直後に,を入れ、その後に関係副詞を続けて主語・動詞という形で文を進めます。訳し方も関係代名詞の非制限用法と基本的には同じです。
訳し方の基本
例えば、「meeting」は「会議は6時に終わりました」で一旦止め、この後にwhenを使い、「そしてその時」として接続詞を補いながら訳します。これにより、「会議は6時に終わりました、そしてその時it had already got dark」となり、「すでに周りが暗くなっていました。」という形で訳します。
場所に関する非制限用法
時間に関する語句ではwhenを使いましたが、場所に関してはwhereを使用します。例えば、「Kobe」(神戸)という固有名詞が先行詞である場合、非制限用法でもwhereを使えます。「私は神戸を訪れました、そしてそこでmy uncle had opened a law office」となり、「私の叔父が法律事務所を開設していました。」という形で訳します。
非制限用法の注意点
非制限用法では、基本的に一旦,で文を切り、関係副詞の部分には「そしてその時」や「そしてそこでは」などの接続語句を補って訳します。このようにして、文がスムーズに理解できるようになります。
まとめと学習のポイント
Lesson7では関係副詞を中心に学習してきました。関係代名詞との違いや前置詞が隠れている点、非制限用法の訳し方に注意しながら学習を進めてください。セクション3は以上となります。
Lesson 7 セクション3: 関係副詞 “how” と非制限用法
まとめ
ポイント | 説明 |
---|---|
関係副詞 “how” の基本 | “how” は “the way” と意味が重複するため、通常は併用しない |
“That’s how” の使い方 | 「そのようにして」と訳し、方法や手段を示す |
関係副詞の非制限用法 | 先行詞の直後にコンマを置き、「そしてその時」「そしてそこで」などと訳す |
時間の非制限用法 | “when” を用い、「そしてその時」と訳す |
場所の非制限用法 | “where” を用い、「そしてそこで」と訳す |
クイズ
問題 | 選択肢 | 答え |
---|---|---|
1. 関係副詞 “how” の基本的な意味は? | A. どこ B. いつ C. どのように D. なぜ | |
2. “That’s how he solved the problem.” の訳は? | A. 彼はそのようにして問題を解決した B. 彼は問題を解決できなかった C. 彼は問題を出した D. 彼は問題を解決した方法を忘れた | |
3. 関係副詞の非制限用法でコンマの役割は? | A. 意味を強調する B. 文を区切る C. 省略可能 D. 文の終わりに置く | |
4. “when” の非制限用法の役割は? | A. どこ B. どのように C. そしてその時 D. なぜ | |
5. “where” の非制限用法の訳し方は? | A. そしてそこで B. そしてその時 C. どのように D. なぜ |