STAGE3 Lesson7-2関係副詞(where/when)【ニュートレジャーの道案内】
関係副詞とは?
Lesson 7 セクション 2では、関係副詞について学んでいきます。関係副詞は、前置詞+関係代名詞を1語で表したもので、関係代名詞の使い方と少し異なります。前回のセクションで前置詞+関係代名詞に慣れていると、関係副詞の理解もスムーズになるでしょう。もし前回の内容がまだ不安な場合は、そちらを先に学習することをお勧めします。
関係副詞の種類
関係副詞には4つの主要な種類があります。それぞれwhere、when、why、そしてhowです。これらはすべて前置詞+関係代名詞の組み合わせから派生しています。例えば、前置詞+関係代名詞in whichは、関係副詞whereとして使われます。これからは、これらの関係副詞を異なる使い方で学んでいきます。
例文による解説
例文1:「私たちは私たちのおじさんが住んでいる島へ引っ越しました。」
この文ではin whichがwhereに置き換えられます。もともとour uncle in the islandだった部分がin whichに変わり、最終的にはwhereに置き換えられるのです。whereは場所を表す先行詞に対して使います。
例文2:「私は妹が生まれたその日を忘れない。」
ここでon whichがwhenに置き換えられます。もともとmy sister was born on the dayだった部分がon whichに変わり、最終的にはwhenに置き換えられます。whenは時を表す先行詞に対して使います。
まとめ
関係副詞は前置詞+関係代名詞を1語で表現する方法です。where、when、why、howの4つの主要な関係副詞があり、それぞれが場所や時間、理由、方法を示します。先行詞が場所を表す場合はwhere、時間を表す場合はwhenを使います。このように、関係副詞を適切に使うことで、文がより自然で簡潔になります。
「why」の基本的な使い方
関係副詞whyは、主にreason(理由)とともに使います。reasonが先行詞のときに限定して使用されるため、他の先行詞とは異なります。whyは「理由」を尋ねる「なぜ?」という意味から派生しています。具体的には、先行詞がreasonの場合にwhyを使用する形になります。
例文による理解
例えば、「I don’t know the reason」では、「私は理由を知りません」という意味になります。この文の後にwhyを付け加えることで、「why Yumi is absent today」という形になります。これは「どうしてユミが今日欠席しているのか、その理由を知りません」という意味になります。この場合、whyは訳さずにそのまま使用します。
「why」と「the reason」の使い方
the reasonとwhyは、省略が可能です。例えば、「I don’t know the reason Yumi is absent today.」は、「ユミが今日休んでいる理由」となります。また、「I don’t know why Yumi is absent today.」は、「どうして今日欠席しているか分かりません」となります。このように、the reasonとwhyを使った場合、以下の3つのパターンが考えられます:
- the reason why:一つのセットとして使う
- the reason単体で使用
- why単体で使用
定型文としての「why」
whyの単体で使う定型文の一例として、「That’s why」があります。例えば、「George can’t eat shrimp. That’s why he looked disappointed.」という文があります。直訳すると「ジョージはエビを食べることができません。それが彼が失望しているように見える理由です。」となりますが、自然な日本語では「ジョージがエビを食べられないから、彼が失望しているように見えるのです。」という意味になります。「That’s why」は「だから」「そういうわけで」といった意味で、順接の接続詞のように使われます。このフレーズは英作文でも非常に使える便利な表現です。
関係副詞の省略について
それではこのセクションの最後です。最後は関係副詞の省略に関するお話です。少し込み入った内容になりますが、先ほど「why」という関係副詞は省略できるという話がありました。ここはまだ覚えているかと思います。
「when」と「where」の省略
次に、関係副詞「when」と「where」に関してですが、少し条件がつきます。まず、関係副詞「when」については省略可能です。ですので、基本的に「when」を書かなくても問題ありません。
一方、関係副詞「where」についても省略できますが、ここでの条件は先行詞が「the place」の時のみ省略できるということです。「the park」や「the building」の場合は、「where」をそのまま残しておかなければなりません。「the place」つまり「場所」という意味の単語の時だけ、省略が可能です。
具体例の紹介
では、具体的な例を見てみましょう。「Winter is the season」で、ここでの「the season」は時期を表す単語です。この後に「the seafood is particularly good.」が続きます。「その海産物が特に良い」という形で、本来ここには時を表す語句として「when」があったはずですが、その「when」は省略できるため、名詞+主語+動詞の形で関係副詞「when」を省略できます。
次の文は「This is the place」です。このように「the place」がある場合、本来は場所を示すために「where」が存在するわけですが、その「where」を省略して「place + SV」という形で修飾することができます。したがって、「ここが私たちがランチを食べた場所ですよ」と言うことが可能になります。
ルールの確認と演習
このように、関係副詞は前置詞+関係代名詞の代わりとして機能し、最終的には省略できるというルールについて学んできました。このセクション2はかなり内容が豊富になっていますので、練習問題集で演習することをお勧めします。何が省略でき、どういう時に省略できないのか、こういった点を意識しながら学習を続けていってください。
それでは、セクション2に関しては以上となります。