英語の定期テスト対策

英語の定期テスト対策では、単語・教科書本文・文法・学校ワークを、どの順で確認するかが大切です。

単語だけを覚えたり、問題集だけを進めたりしても、教科書本文の意味、文法の語順、つづり、学校プリントの内容が抜けていると、テスト本番で点数につながりにくくなります。

このページでは、中学生の英語定期テストに向けて、テスト前2週間から前日までに確認したい内容を、単語、教科書本文、文法、問題集・プリントに分けて整理します。

このページで確認すること

  • 英語の定期テスト対策を始める時期
  • 単語、教科書本文、文法、問題集の進め方
  • テスト前2週間から前日までの学習の流れ
  • よくあるミスと復習時の確認ポイント
  • 英語が苦手な場合に優先したい内容

英語の定期テスト対策は何から始めるか

英語の定期テストでは、学校で扱った教科書本文、単語、文法、問題集、プリントから出題されることが多くなります。そのため、やみくもに問題を増やすより、学校で扱った内容を正確に使えるようにすることが大切です。

最初に取り組みたいのは、次の4つです。

  • 英単語:意味だけでなく、つづりまで書けるようにする
  • 教科書本文:英文の意味、主語、動詞、時制を確認する
  • 文法:並べかえ、穴埋め、書きかえで使えるようにする
  • 問題集・プリント:授業で扱った問題をもう一度解けるようにする

英語が苦手な場合ほど、いきなり難しい問題に入るより、単語と教科書本文から確認すると取り組みやすくなります。単語の意味が分かり、本文の流れが見えると、文法問題やワークの復習にも進みやすくなります。

テスト前の学習は、次の表を目安に進めます。

時期 中心に見る内容 目標
テスト前2週間 単語、教科書本文、テスト範囲表 範囲全体を一度確認する
テスト前1週間 文法、学校ワーク、授業プリント 問題として出されたときに解ける状態にする
テスト前日 間違えた問題、重要文、つづり 自分で書けるか最終確認する

テスト対策の準備をしよう

英語の定期テスト対策は、できればテスト前2週間を目安に始めます。部活動や習い事がある場合でも、短い時間から単語や教科書本文の確認を始めておくと、直前に学習内容が集中するのを避けやすくなります。

準備として、まず次のものをそろえます。

  • 教科書
  • 学校ワーク・問題集
  • 授業プリント
  • 授業ノート
  • 単語テストや小テストの返却分
  • テスト範囲表

学校で扱ったプリントやワークから出題されることもあるため、教材がそろっているかを最初に確認しましょう。

教材をそろえたら、テスト範囲に関係するものを机の上やファイルにまとめます。特に授業プリントや小テストは、答えが抜けているもの、間違えた問題が残っているものを分けておくと、復習する場所が分かりやすくなります。

準備ができたら、単語、教科書本文、文法、問題集の順に確認していきます。

最初は英単語を確認する

英語の定期テスト対策では、まずテスト範囲の英単語を確認します。単語の意味が分からないまま教科書本文を読もうとしても、内容理解に時間がかかります。

英単語は、次の3つを確認します。

  • 英語を見て日本語の意味が分かるか
  • 日本語を見て英語が言えるか
  • 英語のつづりを正しく書けるか

定期テストでは、授業で扱った単語をどれだけ正確に使えるかが問われます。意味だけ分かっていても、つづりが書けないと点数に結びつきにくくなります。

単語確認のポイント

  • 発音しながら書く
  • 意味だけでなく品詞も見る
  • よく間違えるつづりに印をつける
  • 教科書本文の中でどう使われているか確認する

教科書本文を使った英語の勉強法

中学生の英語定期テストでは、教科書本文を使った勉強が重要です。ただし、英文と日本語訳を丸暗記するだけでは、並べかえや書きかえ、文法問題に対応しにくくなります。

教科書本文は、意味を理解してから英文の仕組みを確認し、重要な表現を自分で使えるようにする順番で勉強しましょう。

教科書本文を確認する4つのポイント

  1. 1回目:英文を読み、意味を確認する
    教科書本文を音読し、分からない単語や表現を調べます。日本語訳を確認しながら、英文全体で何を伝えているのかを理解します。
  2. 2回目:主語・動詞・時制を確認する
    それぞれの文で、誰が何をするのかを確認します。現在形・過去形・助動詞などに注目し、授業で学んだ文法がどこに使われているかを見ます。
  3. 3回目:重要文を日本語から英語にする
    教科書の重要な例文や授業で強調された文について、日本語を見て英文を作れるか試します。書けなかった場合は、語順や動詞の形を確認します。
  4. 最後に:ワークやプリントの問題と結びつける
    本文に出てきた単語や文法が、学校ワークや授業プリントでどのように出題されているかを確認します。

例えば、本文に過去形が出てきたら、動詞の変化を確認してからワークの関連問題を解きます。このように短い範囲ごとに、意味、文の仕組み、問題演習を結びつけて確認しましょう。

教科書本文の理解を確認するポイント

  • 英文を読んで内容を説明できるか
  • 主語と動詞を見つけられるか
  • 習った文法がどこに使われているか分かるか
  • 重要文を日本語から英語に直せるか

文法は例文と問題で確認する

英語の定期テストでは、文法問題が出されることが多くあります。文法は、説明を読んで分かるだけでは足りません。穴埋め、並べかえ、書きかえ、英作文で使えるかまで確認します。

文法確認では、次のように進めます。

  • 教科書やノートで文法の意味を確認する
  • 例文を音読する
  • 例文の主語・動詞・語順を見る
  • ワークやプリントの問題を解く
  • 間違えた問題の語順や文の形を確認する

たとえば、不定詞、動名詞、比較、受動態、現在完了などは、意味だけでなく語順が問われやすい単元です。説明を読んで分かっていても、問題になると使えない場合は、例文を見ながら文の作り方を確認しましょう。

問題集・プリントも見直す

教科書本文と文法を確認したら、学校の問題集やプリントを見直します。定期テストでは、授業で扱った問題と似た形式で出題されることがあります。

問題集やプリントでは、正解番号だけを見るのではなく、次の点を確認します。

  • なぜその答えになるか説明できるか
  • 間違えた問題をもう一度解けるか
  • 同じ文法項目で続けて間違えていないか
  • 単語のつづりや語順のミスが残っていないか

答えを見て分かったつもりで終わると、テスト本番で同じ問題形式が出ても解けないことがあります。間違えた問題には印をつけ、解説を確認した後、答えを見ずに解き直しましょう。

英語の定期テスト勉強の進め方

英語の定期テスト勉強は、テストまでの残り日数によって確認する内容を変えると進めやすくなります。

ここからは、テスト前2週間、1週間、前日の3つに分けて、具体的な取り組み方を確認します。単語や教科書本文の復習は続けながら、テストが近づくにつれて問題演習と間違い直しの割合を増やしていきましょう。

テスト前2週間の進め方

テスト前2週間では、範囲全体を一度確認することを優先します。この段階では、完璧に仕上げるよりも、どこが苦手なのかを知ることが大切です。

  • テスト範囲表を見て、教科書の範囲を確認する
  • 新出単語を一通り読む
  • 教科書本文を音読する
  • 本文の日本語訳を確認する
  • 授業ノートで文法事項を見る
  • ワークを一度解いて、分からない問題に印をつける

この時期は、学習する範囲と苦手な部分を把握することが目標です。ワークで解けなかった問題や、意味が分からなかった英文を記録しておくと、1週間前からの復習に役立ちます。

テスト前1週間の進め方

テスト前1週間では、問題として出されたときに解けるかを確認します。教科書の内容を理解できているかに加え、単語のつづりや文法の語順など、答案を書くときに必要な部分を見直します。

  • ワークの間違えた問題をもう一度解く
  • プリントの空欄や並べかえを確認する
  • 重要文を日本語から英語に直す
  • 単語のつづりを確認する
  • 文法問題で同じ間違いが続いていないか見る

特に、繰り返し間違える問題を優先しましょう。答えを確認した後に解き直し、間違えた理由が分かる状態にしておくことが大切です。

定期テスト前日に確認したいポイント

英語の定期テスト前日は、新しい問題を増やすよりも、これまでに学習した内容を最終確認する時間にします。特に次の内容を見直しましょう。

  • 英単語:日本語を見て英語が書けるか
  • 教科書本文:重要文の意味と語順が分かるか
  • 文法問題:学校で扱った並べかえ、穴埋め、書きかえができるか
  • プリント:授業で強調された問題を解けるか
  • 小テスト:過去に間違えた単語や文を直せるか

前日は、これまでに間違えた問題や覚えにくかった単語を中心に確認します。新しい難問に時間をかけすぎず、基本的な問題でのミスを減らすことを意識しましょう。

点数につながりにくい勉強の例

英語の定期テスト対策では、時間をかけているのに点数につながりにくい勉強もあります。次のような状態になっていないか確認しましょう。

  • 単語の意味だけ見て、つづりを書いていない
  • 教科書本文の日本語訳だけを丸暗記している
  • ワークを一度解いて、間違いをそのままにしている
  • 文法の説明を読んだだけで、問題を解いていない
  • 答えを見て分かった気になり、自分で書き直していない

英語は、読んで分かることと、自分で書けることに差が出やすい科目です。テスト本番では、つづり、語順、時制、三単現、複数形なども確認されます。

勉強した内容が点数につながりにくいと感じる場合は、覚えたことを問題の中で使えているか、間違えた問題を解き直せているかを振り返ってみましょう。

英語が苦手な場合に優先する内容

英語が苦手な場合、テスト範囲のすべてを同じ量で進めようとすると負担が大きくなります。まずは基本的な内容に絞り、どこまでできるようになったかを確認しましょう。

苦手な場合に、まず確認したい5つのこと

  1. テスト範囲の基本単語の意味が分かる
  2. 重要な単語のつづりを書ける
  3. 教科書本文のおおよその意味が分かる
  4. 授業で習った重要文の語順が分かる
  5. 学校ワークの基本問題を解き直せる

最初から難しい応用問題まで解こうとする必要はありません。まずは、学校で習った基本単語や重要文、ワークの基本問題を確認し、できることを一つずつ増やしていきましょう。

基本問題でも間違いが多い場合は、解けなかった問題に関係する単語や文法を教科書に戻って確認すると、復習する内容を絞りやすくなります。

よくある質問

Q. 英語の定期テスト勉強は、単語だけ覚えれば足りますか。

足りません。単語は土台ですが、教科書本文の内容、文法の使い方、問題集やプリントでの出され方まで確認する必要があります。単語を覚えた後に、本文と文法問題へ進みましょう。

Q. 教科書の本文は、どこまで勉強すればよいですか。

音読できるだけでなく、日本語にできるか、主語や動詞が分かるか、時制が分かるか、重要文を自分で書けるかまで確認します。本文を丸暗記するだけではなく、文の作り方も見ておくと文法問題に対応しやすくなります。

Q. 英語のテスト勉強で最初にやるべきことは何ですか。

まずテスト範囲の英単語と教科書本文を確認します。その後に、文法、学校ワーク、プリントへ進む方が取り組みやすくなります。

Q. テスト前日だけで英語を仕上げることはできますか。

前日だけで範囲全体を仕上げるのは難しくなります。前日は、新しい内容を増やすより、単語、重要文、間違えた問題を確認する時間にした方が効果的です。

Q. ワークは何回解けばよいですか。

回数だけで決めるより、間違えた問題を自力で解けるようになったかで判断します。1回目で間違えた問題に印をつけ、テスト前にもう一度解き直すことが大切です。

Q. 英語が苦手な場合、文法から始めた方がよいですか。

単語や本文が分からない状態では、文法問題にも入りにくくなります。まず単語の意味と教科書本文の内容を確認し、そのうえで文法の語順や書きかえ問題に進むと取り組みやすくなります。

まとめ

英語の定期テスト対策では、単語、教科書本文、文法、学校ワーク・プリントを順番に確認し、理解した内容を問題で使えるようにすることが大切です。

  • 単語:意味とつづりを確認する
  • 教科書本文:内容を理解し、重要文の仕組みを確認する
  • 文法:例文を使い、語順や書きかえを練習する
  • ワーク・プリント:間違えた問題を解き直す
  • テスト直前:覚えにくい単語や重要文を最終確認する

まずは、次のテスト範囲にある単語と教科書本文を確認することから始めてみましょう。学習する内容を整理すると、文法や問題演習にも取り組みやすくなります。

定期テスト対策で身につけた基礎を高校受験の問題演習につなげたい場合は、高校受験の英語過去問の解き方も参考にしてください。

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