【英語ができない人向け】苦手でも点数をアップさせる方法

英語が苦手な人向け
基礎復習

英語が苦手な人は、単語・基本文・教科書本文から見直す

英語が苦手で、何から始めれば点数アップにつながるのか分からない。単語を覚えても英文になると読めない。教科書を見ても、テストでどう出るのか分からない。そんなときは、難しい問題集に手を広げる前に、単語・基本文・教科書本文・配布プリントの順で土台を見直すことが大切です。

英語の点数が伸びにくいときは、「勉強していない」だけが原因とは限りません。単語、文法、本文、学校プリントのどこかで確認が足りないまま、次の単元に進んでいる場合があります。

このページでは、受験英語の入口として、英語ができないと感じる人が最初に取り組む内容を整理します。勉強時間の作り方、単語の覚え方、基本文の使い方、教科書本文の読み方、学校配布プリントの見直し方まで、今日から始めやすい形で確認できます。

このページで確認すること

  • 英語が苦手になる原因の分け方
  • 最初に戻るべき内容
  • 単語・基本文・教科書本文の使い方
  • 学校プリントや問題集の見直し方
  • 最初の1週間で取り組む内容

英語の学習全体を最初から見直したい場合は、英語の基本的な勉強方法(全体像はこちら)もあわせて確認してください。

英語ができない原因を分けて考える

英語ができないと感じるとき、原因は一つとは限りません。単語を覚えていない場合もあれば、基本文の形が入っていない場合、教科書本文を読めていない場合、学校のプリントを解き直していない場合もあります。

「英語が苦手」とまとめて考えるよりも、どこで困っているかを分けた方が、最初にやることを決めやすくなります。

今の状態 最初に見ること 家庭での確認
単語が読めない・意味が出てこない 単語の音・意味・つづり 英語を見て意味が言えるか
短い文の意味が取れない 基本文と文法の使い方 声に出して読めるか、日本語にできるか
教科書本文になると読めない 本文を短く区切って読むこと 一文ごとに意味を確認できるか
テストで点につながらない 配布プリント・問題集の解き直し 間違えた問題をもう一度解けるか

先に戻る場所を決める

英語が苦手な人ほど、いきなり長文や入試問題に進むより、単語、基本文、教科書本文のどこまで読めているかを確認した方が学習しやすくなります。いまの単元だけでなく、前の単元の基本文に戻ることもあります。

まずは短い時間でも英語にふれる

英語が苦手な人が短時間学習を始めるイメージ

英語の勉強をほとんどしていなかった状態から、急に長時間の学習を続けるのは簡単ではありません。まずは、短い時間でも英語にふれる日を増やすことから始めます。

大切なのは、長く机に向かうことよりも、単語を読む、基本文を声に出す、教科書本文を一文だけ確認するなど、英語を見ない日を減らすことです。

最初にやりやすい取り組み

  • 単語を10語だけ見て、意味を確認する
  • 教科書の基本文を3回音読する
  • 本文を一文だけ日本語にしてみる
  • 学校プリントの間違えた問題を1問だけ解き直す

短い学習でも、毎回同じ教材を見直すことで、読める単語や言える基本文が増えていきます。英語が苦手な段階では、教材を増やすより、同じ範囲を何度か確認することが大切です。

とにかく単語を覚える

英単語を音と意味で確認する学習イメージ

英語が苦手だと感じる場合、勉強方法の良し悪し以前に、覚えている単語量が足りていないことが大きな原因になることがあります。

まずは、教科書に出てくる単語を覚えましょう。最初に文字だけ見ても覚えにくい場合は、音声を聞きながら単語を見ると、英語の音に慣れやすくなります。単語帳を使う場合も、音声があるものなら、耳で聞いて口で言いながら確認すると続けやすくなります。

単語で確認したいこと

  • 英語を見て意味が言えるか
  • 日本語を見て英語が言えるか
  • 声に出して読めるか
  • テスト範囲の単語をもう一度書けるか

単語暗記で避けたいこと

  • 見るだけで覚えたつもりになる
  • 意味だけで、発音を確認しない
  • 一度覚えて、その後見直さない
  • テスト範囲の語を途中までしか確認しない

たとえば単語テストがあるときは、出題範囲をすべて確認する必要があります。耳で聞いて、口で言い、目で見て、最後に自分で書く。この流れを入れると、単語が残りやすくなります。

単語の確認は、英文につなげるために行います。単語だけを覚えて終わるのではなく、次に基本文や教科書本文の中で同じ語を見つけて確認します。

基本文を覚える

単語の次に大切なのが、教科書に載っている基本文です。基本文は、その単元で学ぶ文法や表現が入った短い英文です。ここを覚えると、教科書本文や問題演習に入りやすくなります。

基本文を覚えるときは、英文を丸ごと暗記するだけでなく、どの単語がどの働きをしているかも確認します。たとえば、be動詞、一般動詞、助動詞、疑問文、否定文など、授業で扱った文法がどこに使われているかを見ることが大切です。

基本文の確認方法

  1. 英文を声に出して読む
  2. 日本語訳を確認する
  3. 主語と動詞を見る
  4. その単元の文法がどこにあるか確認する
  5. 日本語を見て英文を言えるか試す
基本文で見ること 確認例
主語 I / you / he / she / they など、誰の話かを見る
動詞 be動詞か一般動詞か、助動詞があるかを見る
文の種類 肯定文、否定文、疑問文のどれかを見る
文法事項 その単元で習った表現がどこに入っているかを見る

教科書本文を覚える前に、意味を確認する

学校のテストでは、教科書の本文から問題が出題されます。定期テストであれば、教科書本文をしっかり確認することで、内容理解、穴埋め問題、並べ替え問題に対応しやすくなります。

ただし、教科書本文を丸暗記するだけでは、文法の使い方や英文のしくみが残りにくいことがあります。暗記する前に、文章の意味、単語の使い方、文法の役割を確認しましょう。

本文を読むときに見ること

  • 一文ごとの意味
  • 主語と動詞
  • 時制や助動詞
  • 単元で習った重要表現
  • 日本語訳との対応

テストにつながる確認

  • 本文の穴埋めに答えられるか
  • 重要文を並べ替えられるか
  • 日本語を見て英文が言えるか
  • 本文の内容を短く説明できるか

本文を読むときは、いきなり長い段落全体を見ようとせず、一文ずつ確認します。一文の意味が分かるようになると、本文全体の内容も追いやすくなります。

配布プリントや問題集を解く

教科書の他に、学校で配布されたプリントや問題集がある場合は、それらも必ず活用しましょう。配布プリントは、授業で先生が重視した内容や、テストに出しやすい内容が入っていることがあります。

問題集を解いて間違えたところがあれば、答えを写して終わらせず、教科書やノートに戻って確認します。英語が苦手な人ほど、問題を増やすより、同じ問題をもう一度解けるようにすることが大切です。

プリント・問題集の見直し方

  • 間違えた問題に印をつける
  • 単語のミスか、文法のミスか、本文内容のミスかを分ける
  • 解説を読んだあと、もう一度自力で解く
  • 同じ問題を翌日または週末に確認する

答え合わせ後に見ること

  • 単語の意味を知らなかったのか
  • 文法の形を選べなかったのか
  • 本文の内容を読めていなかったのか
  • 日本語訳と英文の対応を見ていなかったのか

最初の1週間でやること

英語が苦手な状態から始めるときは、最初から多くの教材を使わない方が進めやすくなります。まずは1週間だけ、教科書と学校で使っている教材にしぼって取り組みましょう。

やること 確認すること
1日目 テスト範囲や今の単元の単語を確認する 読めない単語、意味が出ない単語を分ける
2日目 単語を音声で聞き、声に出して読む 英語を見て意味が言えるか
3日目 基本文を声に出して読み、意味を確認する 主語と動詞を見つけられるか
4日目 教科書本文を短く区切って読む 一文ごとに意味を確認できるか
5日目 日本語訳を見ながら、本文の意味を確認する 重要表現がどこにあるか分かるか
6日目 配布プリントや問題集を解く 間違えた問題の原因を分ける
7日目 間違えた問題だけもう一度解く 答えを見ずに解けるか

1週間で全部を完璧にする必要はありません。大切なのは、単語だけ、文法だけで終わらせず、単語・基本文・本文・問題演習をつなげて確認することです。

よくある質問

Q. 英語が苦手な場合、最初は単語だけでよいですか?

最初に単語を確認するのは大切ですが、単語だけで終わると英文を読む力につながりにくくなります。単語を見たあと、基本文や教科書本文の中でその単語がどう使われているかを確認しましょう。

Q. 教科書本文は丸暗記した方がよいですか?

定期テストでは本文を覚えることも役立ちます。ただし、意味や文法を見ないまま暗記すると、少し形が変わった問題に対応しにくくなります。本文を覚える前に、一文ごとの意味と文法を確認してください。

Q. 問題集を何冊もやった方がよいですか?

英語が苦手な段階では、何冊も増やすより、学校教材と配布プリントを優先した方が進めやすくなります。間違えた問題をもう一度解けるようにすることが先です。

Q. 単語を覚えても長文が読めない場合はどうしますか?

単語だけでなく、基本文と教科書本文の中で確認します。単語の意味を知っていても、主語と動詞、文法の働きが見えていないと、英文全体の意味を取りにくくなります。

Q. 定期テスト前は何を優先すればよいですか?

学校のテスト範囲に入っている単語、基本文、教科書本文、配布プリントを優先します。新しい教材を増やすより、学校で扱った内容を自分で説明できる状態に近づけることが大切です。

Q. どのくらい続ければ点数につながりますか?

期間だけで決まるわけではありません。単語、基本文、教科書本文、プリントの見直しを毎週続け、自力で解ける問題が増えているかを確認することが大切です。

まとめ

英語ができないと思っても、最初に戻る場所を決めれば、少しずつ点数アップにつなげることができます。難しい問題から始めるのではなく、まずは単語、基本文、教科書本文、配布プリントを順に確認しましょう。

  • 単語は、音・意味・つづりを確認する
  • 基本文は、声に出して読み、文法の使い方を見る
  • 教科書本文は、一文ごとに意味と文法を確認する
  • 配布プリントや問題集は、間違えた問題をもう一度解く
  • 最初の1週間は、教材を増やさず学校教材にしぼる

これらに慣れてくると、長文読解や入試問題など、より高いレベルの学習にも進みやすくなります。まずは、今日の単語と基本文から確認していきましょう。

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