英語の授業の受け方ポイント3つ|予習・ノート・復習でその場で理解する授業術
英語の授業を受けているのに、定期テスト前になると「何を復習すればよいか分からない」「授業中は分かったのに問題になると解けない」と感じることがあります。
中高生は、学校の勉強のほかにも部活動、ボランティア、習い事などがあり、家庭学習に使える時間が決して多くない場合もあります。だからこそ、英語は授業そのものをうまく使うことが大切です。授業中に内容を理解できれば、復習にかかる時間を減らし、定期テストや受験勉強にもつなげやすくなります。
このページでは、英語の授業を受けるときに意識したいノートの取り方、予習の目的、復習の進め方を整理します。英語の「基本の進め方」から全体を確認しておきたい場合は、英語の基本的な勉強方法(全体像はこちら)もあわせて確認してください。
このページで確認できること
- 英語の授業前に予習で見ておきたいこと
- 授業中にノートへ残すべき内容
- 板書以外にメモしておきたい先生の説明
- 授業後の復習で確認するポイント
- 定期テスト前に困らないための授業の使い方
ノートの取り方を意識しよう

ただ板書を写しているだけではありませんか?また、ただきれいなノートにすれば良いと思っていないでしょうか。もちろん、後からノートを見た時に分かりやすい形で残しておくことは大切ですが、きれいなノートを取っただけで理解したと思わないように注意が必要です。
英語の授業では、単語、熟語、文法事項、例文、和訳、本文の説明など、多くの情報が扱われます。板書を写すだけで精一杯になってしまうと、先生が口頭で説明した大事な補足や、自分が分からなかった部分が残りません。
授業中に先生が板書していることはもちろん書き写す必要がありますが、先生が口頭で補足したこともきちんと書くようにしましょう。また、授業中に気づいたことや、授業だけでは理解が及ばなかったところがあれば付箋をつけたりメモを残したりして、後から質問したり調べたりできるようにしましょう。
英語ノートに残したい内容
- 板書された文法の説明
- 先生が口頭で補足した訳し方や注意点
- 自分が間違えた問題とその理由
- 本文中で重要な単語・熟語・構文
- あとで質問したい箇所
特に、英語では「なぜその訳になるのか」「なぜその語順になるのか」を残しておくことが大切です。答えだけを書いていると、復習したときに考え方を再現できません。授業中の説明を自分の言葉で短くメモしておくと、あとで見返したときに理解を戻しやすくなります。
予習・復習を必ずしよう

授業の予習をしておくことで、あらかじめ自分だけでは理解できなかった箇所が分かるため、特にそこの部分を重点的に意識して授業を受けることができます。また、その後に授業を受けることで理解を深めることができるでしょう。
英語の予習は、完璧に訳すことが目的ではありません。むしろ、分からない単語、訳しにくい文、文法的に引っかかる部分を見つけることが大切です。予習で疑問を作っておくと、授業中に「ここを聞けばよい」という意識が生まれます。
授業前の予習でやること
- 新出単語の意味を確認する
- 本文を一度読んで、大まかな内容をつかむ
- 訳せない文に印をつける
- 文法事項で分からない部分をメモする
- 授業で聞きたいことを残しておく
また、授業のあとで復習をきちんとすることで、その単元の理解度を確かめることができます。さらに、授業の中で分かっていたつもりになっているところを再度学習することで、授業の内容を定着させることができます。
復習では、ノートを眺めるだけで終わらせないことが大切です。英文をもう一度読み、授業で扱った文法や構文を自分で説明できるか確認しましょう。問題演習がある場合は、授業で学んだ内容を使って解けるかどうかを見ることが重要です。
授業後の復習で確認すること
- 本文をもう一度読めるか
- 授業で扱った文法を説明できるか
- 間違えた問題を解き直せるか
- 単語・熟語を文の中で覚えられているか
- 次回までに質問する内容が残っていないか
授業中に分からないことを残さない工夫
授業中に分からないことが出てきたとき、その場で理解できなくても構いません。ただし、分からなかった部分をそのままにしておくと、次の単元でさらに分かりにくくなることがあります。
英語は、単語、文法、構文、読解がつながっている教科です。ひとつの文法事項が分からないまま進むと、長文読解や英作文でも同じ部分でつまずきやすくなります。
- 分からない文には印をつける
- 先生の説明で分かった部分だけでもメモする
- 授業後に教科書やノートを見返す
- 質問できる内容にしてから先生に聞く
「何が分からないか」が分かっているだけでも、復習や質問はしやすくなります。英語の授業では、分からない箇所を見える形で残しておくことが大切です。
定期テストにつなげる授業の受け方
定期テストでは、授業で扱った本文、文法、単語、熟語、ワークの問題が出題範囲になることが多くあります。つまり、授業中のノートやメモは、そのままテスト勉強の材料になります。
授業を受けるときは、「あとでテスト前に見返せるか」という視点を持っておくと、ノートの取り方が変わります。本文の訳だけでなく、先生が強調した表現、間違えやすい文法、テストに出やすいポイントも残しておきましょう。
- 先生が強調した表現に印をつける
- 小テストやワークで間違えた問題をノートに残す
- 本文の重要表現を例文として覚える
- 文法問題で使うルールを短くまとめる
授業をその場だけで終わらせず、テスト前に使える材料として残しておくことが、効率的な英語学習につながります。
まとめ
予習・授業・復習のルーティーンを確立させ、授業にしっかりと集中して取り組むことができれば、効率的に学習をすることができます。いかに授業を有効活用していくかが定期テストや受験勉強のカギになりますから、きちんと授業を受けて、分からないところを授業の中でできるだけ減らしていくことが理想的です。
英語の授業は、ただ聞くだけではなく、予習で疑問を作り、授業中に説明をメモし、復習で理解を確かめることで力につながります。授業時間をうまく使えるようになると、家庭学習の負担も減らしやすくなります。

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