stage1 1-2 be動詞(1)【ニュートレジャーの道案内】【受験英語ゼミ「Re-Write」】


STAGE1 Lesson1-2を説明していきます。
前回は、”I am” ”You are” 、「私は」「あなたは」という形だったんですが、
今回は,”This is” ”That is”という形で、「これは何々です。」「こちらは何々です。」
あるいは「あれは何々です。」「あちらは何々です。」という形を学習していきます。
”I am” ”You are”、”am”とか”are”というのをbe動詞と言いました。
be動詞は全部で、”am”と”are”と”is”の三種類があります。
主語が”I”だったら”am”、主語が”You”とか複数だったら”are”
それ以外の単数形の名詞は全て”is”を使います。

今回は最初に”This”「これは」というのが使われています。
もちろん”I”じゃなくて、”You”じゃなくて一人一つのものなので、ここは”is”を使っています。
前回と違うのは、人の名前の前に”Mr.”というものが使われています。
これは男性に使う「何々さん」という言い方を表す時に使います。
そうすると、「誰々さん」というのも固有名詞の仲間のようなものなので
この”Mr.”とか女性だったら”Ms.”というものは必ず大文字で始めるという事が注意点となります。
また、ここに「.」があります。
これは文の終わりではないですが、”Mr.”とか”Ms.”というふうに「誰々さん」という時は必ずこの.を付けるという所が注意点です。
前回もありましたが、人の名前の固有名詞は必ず大文字で始めるという事も注意しておきましょう。

二つ目です。
This is your student card. という文があります。
これはあなたの学生証や生徒証のようなものです。
この文では、”your”という単語が出てきています。
これは、「あなたの」という意味の単語ですが、毎年多い間違いが、
この単語と前回やった”you are”の短縮系の”you’re”、これが発音がほぼ同じです。
そうすると、”your”と聞いた瞬間に、こっちの「あなたの」という表現と、
それから”you are”「あなたは」という表現を区別しないといけません。
音だけで覚えてしまうと、どちらがどっちだっけ?と迷ってしまう事もたくさんいますから、これが元々”you are”の短縮形で「あなたは」、こちらは「‘」もないし、”you’re”の”e”も付いていないので「あなたの」という所を注意しておきましょう。

それから三つ目です。
今度は”That’s your locker.”という形で”your”が使われています。
上の文と下の文で違う所は、”This is”というのはこれを短縮する事は出来ませんが、
”That is”「あれは何々です」という時はこのように”That”と”is”をくっつけて”That’s”という言い方が出来ます。
これは”This is”で同じ事をやろうとしてしまうと、”This’s”という非常に発音しづらい単語となってしまうので、”This is”の短縮系は存在しないです。
”That is”、”That”と”is”だけ省略出来るという所に注意しておきましょう。

それでは次に否定文と疑問文の説明をしていきます。
否定文に関してはあんまり難しい事はありません。
前回と同様にbe動詞のあとに”not”を付けるという所になります。
書き方ですが、今は”That is not”という形で全ての単語をそのまま書いていますが、
これは短縮して書く事も出来ます。
まず二つ方法があります。
”That is”を足して、”That’s not”と書く書き方が一つあります。
もう一つが、このような形で”That isn’t”と書く事も出来ます。
どれを書いても意味としては同じですが、注意して頂きたいのは空欄補充の問題の時です。
例えば、「あれは私のかばんではありません」と言った時に、空欄が二つしかない時があります。
そこに”That is not”を入れたいといった時に、よくある間違いとして”That not”と書いてしまう事があります。
そうするとbe動詞がないので、動詞がないと文として成り立ちません。
ですから、これは誤りとなります。
なので、本当は”That is not”と書きたいんだけれども空欄が二つしかないので、”That’s not”とか”That isn’t”と書いてあげる必要があります。
なので、そこは必ず注意しておきたい所です。
それから疑問文になります。
疑問文も前回と同様にbe動詞を前に出すという所で基本的には成り立ちます。
このbe動詞を前に出したらあとの順番というのは何も変えずにそのまま書いてあげればいいです。
答え方の方が実は問題がありまして、今度はここに「it」という単語が出てきています。
前回の”I am” ”You are”の時は、”Are you”で聞かれたら”Yes, I am.”とか”No, I’m not”という形で「あなたは」に対して「私は」で答えていました。
ですが、今度は「あれはあなたの自転車ですか?」と聞かれて、「いいえ、あれは違います。」なので、”that”でいいじゃないかという所ですが、英語というのは1回出てきた単語を2回以上繰り返すというのをなるべく避ける言語です。
なので、”that”とか”this”のような名詞、あるいは代名詞というものは一度出てきたら必ず
”it”「それは」という形に変えるというルールになっています。
なので、1回”that”が出てきたんだけれど、2回目に同じ単語が出てきてしまうので、”it”という単語に変えておいて、答える時も今回は否定文ですから、”No, it is not”と書きたいんですが、答えの文で短縮して”it isn’t”という形となります。
あんまり”it is not”と答えるというのはかなりのレアケースと言いますか、ちょっと特殊な形になっちゃいます。
なので、答える時は基本的に”No, it isn’t”と短縮して答えるようにしましょう。
そして最後です。
じゃあ、「あれは私の自転車ではありません」、じゃあなんなんだ、といった時に、
”It’s my sister’s bike.”と書かれています。
ここの”sister”はお姉さんとか妹という単語になりますが、その「誰々の」というのを表す時にこの”’s” 「,」のような記号とそれから”s”を付ける事によって「誰々の」という意味を表します。
ここの「’」を取ってしまうと、”sisters”「お姉さんたち」という今度はまた複数形という違う形になってしまうので、ここの「’」と付けるのを必ず忘れないようにしておきましょう。

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New Treasureという教科書は、本文には出てきていないんだけれども、キーポイントで新たな文法のルールを追加するという形を取る事が多いです。
なので、本文の内容が分かってもそれで安心してはいけなくて、
キーポイントの所までしっかりと読んで文法のルールを身につけていきましょう。