stage1_Lesson5-2 所有代名詞/疑問詞2(How~?)【ニュートレジャーの道案内】
それでは Lesson5 セクション2 を進めていきましょう。
このセクションでは、“How” を使った疑問文とその答え方 を学習します。扱う表現は多いですが、文の作り方や答え方は基本的に共通しています。そのため、この単元では文を操作するというよりも、必要な単語や表現を覚えること が重要になります。

まず今回の単元は”How”という疑問詞を使います。
”How”は「どのように」とか「どのような」といった意味合いになっています。
”How old is your brother?”という文があります。
こちら”How”、単体では「どのように」とか「どのような」という意味ですが、これが”How”のあとに形容詞や副詞がくっついて、「どれぐらい何々ですか?」「どのように何々ですか?」という形で英文は作られます。
なので、”How old”と言ったら「どれぐらい歳をとっていますか?」つまり「何歳ですか?」と聞きたい訳です。
この”How”以下のこちらの文の形に関しては、もちろんこの場合be動詞を使った文になっていますからbe動詞を前に出して”How old”の後にbe動詞です。
”How old is your brother?”という形になっています。
「お兄さん」あるいは「弟は何歳ですか?」という問いに対して疑問文の答えの時は、主語必ず揃えます。
なので、”your brother”男性なので”He”です。
be動詞で聞かれましたから答えもbe動詞です。
答えの文になる”11years old”「11歳です。」という形で答えています。
このように、「どれぐらい歳をとっていますか?」に対して、その答えの核となる部分、
この場合は数字になっていますから「11」という数字を書いておいて、あとは聞かれた通りに
”How old”と聞かれていますから、こちらも”11years old”となります。
教科書の方には、この”old”だけでなく”How tool”「どれぐらい背が高いですか?」という文も登場していますが、その場合も答え方としては同じです。
教科書では”She is 162cm”という形で、「どれぐらい背が高いです。」というのを具体的な数字で表しています。
基本的にはこの”How”が使われていようがbe動詞で聞かれたら「主語とbe動詞」を揃えてあげて、
そのあとに答えの核となる語句を置きます。
これで対処が出来ますので、基本的な答え方としては以上になります。
下の文の方がどちらかと言うとを間違えたり、少しミスが出てしまうような文になります。
具体的に言うと、”How”が先頭に出てくるという事は変わりない訳ですが、
そのあとが”How many”だけではなくて”How many brothers”、これで一つの塊を作っています。
そうすると、「どれぐらいたくさんのお兄さん」あるいは「弟たちを」あなたは”do you have”
「持っていますか?」となります。
つまり、「どれぐらい兄弟がいますか?」という事を聞きたい訳です。
その際に、”many”という単語、こちらが形容詞なんです。
なので、形容詞のあとというのは必ず名詞を置いて一つのセットになっていますから、
この形容詞と名詞というのは離す事はなくて必ずセットでくっつけて前に出して下さい。
ありがちなミスは”How many do you have brothers?”という形で”How many”だけ前に出してしまうという事があります。
ですが、ここは必ずここが「many+名詞」で一つの組み合わせで離してはいけないという事を意識しておきましょう。
また、先ほどとの違いですが、今度はbe動詞ではなくて”How many do you have”
「どれぐらい兄弟を持っていますか?」「どれぐらい兄弟がいますか?」と聞かれています。
答える際ももちろん”I am”と答えるのではなくて、一般動詞で聞かれていますから一般動詞を答えます。
「何人」と言われているので、”one brother”とか”two brothers”という形で答えてもいいですが、基本的には英語というのは繰り返しを避けます。
なので、この様に数を聞かれた場合は数の後の名詞、”brother”とか”pencils”みたいな名詞は基本的には省略して数だけで答えて大丈夫です。
上の方”How old is”とか”How tool is”というような形は非常に答えやすくて文も作りやすいです。
ですが、こちらの”How many brothers”のように「How+形容詞+名詞」という形、それから一般動詞で聞かれたら一般動詞で答える、こういった点に注意してセクション2の学習を進めて下さい。
セクション2に関しては以上になります。
✅ 【まとめ】Lesson5 セクション2:How を使った疑問文まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| How の意味と基本形 |
|
| How old / How tall の疑問文 |
|
| How many の形 |
|
| 一般動詞で聞かれた場合 |
|
| 重要ポイント |
|
✅ 【クイズ10問】Lesson5 セクション2
| No. | 問題 |
|---|---|
| 1 | How の基本的な意味はどれ? A. いつ B. どこで C. どのように/どれくらい D. 誰が |
| 2 | 「How old」はどのような意味? A. どれぐらい速く B. どれぐらい背が高い C. どれぐらい古い D. 何歳 |
| 3 | 「How old is your brother?」の答え方として正しいのは? A. He is 11 years old. B. He old is 11. C. He 11 old is. D. Your brother is he. |
| 4 | How many の後ろに置くべきものは? A. 動詞 B. 副詞 C. 名詞 D. 何も置かない |
| 5 | 誤りはどれ? A. How many brothers do you have? B. How many do you have brothers? C. many+名詞はセット D. How many pencils do you have? |
| 6 | 「How many brothers do you have?」の答えとして自然なのは? A. I am three. B. I have three brothers only. C. Three. D. Brothers three I have. |
| 7 | 「How tall is she?」への答えとして最も正しいのは? A. She tall is 160cm. B. She is 160cm. C. 160cm is she. D. She has 160cm. |
| 8 | 「How many+名詞」で気をつけるべき点は? A. many を文末に置く B. many+名詞は離さない C. 動詞を先に置く D. 名詞は単数にする |
| 9 | 「どれくらい〜?」の疑問文に共通するポイントは? A. 必ず一般動詞で答える B. 必ずbe動詞で答える C. 答えの核(数字など)を最後に置く D. 疑問詞を文末に置く |
| 10 | Lesson5 セクション2の最重要ポイントは? A. How many+名詞と動詞の区別 B. How の位置 C. 聞かれた動詞(be/一般動詞)で答え方を揃える D. 疑問詞を2回使う |
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