stage1_Lesson9-2 be動詞の過去形(過去進行形/疑問詞の疑問文)【ニュートレジャーの道案内】

 

それではLesson9セクション2を進めていきましょう。
前回be動詞の過去形が出てきたばかりですが、今回はbe動詞の過去形を使った過去進行形という形を学習していきます。
進行形と聞いて「be動詞+ing」という形、これを思い浮かべられた方はほとんどこの単元に関してはクリアとなります。
もちろん「be動詞+ing」で進行形としていました。
そのbe動詞の部分が過去形になれば過去進行形です。
この前学習していたのは現在形ですから、現在進行形という名前が使われていました。
前回と同様be動詞である事には変わりありませんので、そうすると“was”あるいは“were”
これと「動詞の原形+ing」、これを組み合わせると過去進行形となります。
「その時何々していた」「している所だった」その動作が途中であった、やりかけであったという事を表しています。

ですので、こちらは”My sisters were having lunch then.”
「私の姉たち」あるいは「妹たちはその時」”having lunch”「昼食をとっていました」という形になっています。
“then”という単語は前回出てきましたが、こちらは”at that time”「その時」という形と書き換える事が出来ました。
こちらの”have”に関しては、「持っている」という意味の場合はこれは動作ではなくて状態なので
進行形にする事出来ませんでした。
ですが、「食べる」や「過ごす」といった意味の場合は進行形にする事が出来ます。
“eating”でもいいんですが、この文の場合は”having”という形になっています。

否定分に関しましてもbe動詞の過去形、be動詞を使っていますので、特に難しい事はないです。
“was”というbe動詞の過去形の直後に”not”を付けて
“I wasn’t studying at nine.”
「私は9時の段階では勉強していませんでした。」
このように”not”が付きますと「何々していませんでした」という訳になってきます。
よくある間違いとしては、この“studying”のスペルを間違えがちです。
前回、あるいは前々回に規則動詞の過去形で「子音+y」で終わる語は
“y”を”i”に変えて”ed”というルールがありました。
あの「子音+y」で終わる語はというルールは”s”の付け方、それから”ed”の付け方の時に適用されるものであって、”ing”の付け方の中に「子音+y」で終わる語はというルールは存在しないです。
大体毎年どこを間違える子が多いかというと、”y”を取って”studing”と書いてしまう子がいますが、「子音+y」であろうが「母音+y」であろうが”ing”の付け方の際には特に変える必要はありません。
なので、この”study”という動詞に関してはスペルに注意しておきましょう。

次に疑問文はそのままbe動詞を前に出します。
そうすると、”Were you talking with Bob at 10 p.m.?”
「午後10時あなたはボブと話していましたか?」という意味になっています。
こちらも「be動詞+ing」という形に関しては変わりがありません。
答え方に関してもbe動詞で聞かれたらbe動詞で答えるというのも全く現在進行形と同じです。
ですから、”Were you”で聞かれたので”Yes, I was.”とbe動詞で答えます。
“No”の場合もの”No I wasn’t.”とbe動詞で答えます。
こういった形で答えの文を書いていきましょう。

後半です。
今度は疑問詞を使った疑問文と、その答え方に関して見ていきましょう。
ここまでbe動詞の過去形であったり一般動詞の過去形で見てきたように、基本的な受け答えというのはどの単元でも変わりがありません。
ですので、気を付ける点としては必ず主語と動詞で始めるであるとか、
あるいは同じ言葉を重複させないといった点だけ気を付けて文を作っていきます。
具体的に言いますとこちらです。

“What was your mom doing at that time?”
「その時あなたのお母さん何をしていたんですか?」
意外とこれ書けないです。
疑問詞が前に出てくる事は分かっていて、be動詞を前に出せていて、
ここの何をしていたか分からないので、”playing”とか”making”だと「何を作っていたんですか」とか「何を遊んでいた」「演奏していたんですか」という意味になってしまうので
とりあえず“do”「する」という意味の動詞をもってきています。
そして、「お母さんは何をしていたんですか?」という問いに対して、主語+動詞です。
この進行形の場合は”was reading”「be動詞+ing」、このセットで一つの動詞と捉えます。
なので、「その時何をしていたんですか?」と聞かれて、「彼女は新聞を読んでいました。」というような形で、普通の肯定文の形で「be動詞+ing」の文で答えてあげましょう。

また、こちらも毎回登場していますが「誰が何々していたんですか?」です。
“Who was using the tablet?”「誰がタブレットを使っていたんですか?」という問いに対しても、主語+動詞で答えます。
なので、この場合ですと「私のお父さんが使っていました。」となります。
気を付けて頂きたいのは、進行形で聞かれたから進行形で答えたくなります。
上の文ですと「何をしていたか」という問いですから「読んでいた」という”reading”が必要になる訳ですが、下の方は「誰が使っていたんですか?」に対して「お父さんです。」といった形になります。「使っている」という”using”が既にここに出てきています。
ですから、こちらの方に”My dad was using.”とか”My dad using the tablet.”といった形でこの後ろを補う必要はありません。
なので、ここが「何をしていたんですか?」というふうに何をしていたか分からない場合は必ず「be動詞+ing」で答える。
既に何をしていたかという「動詞のing形」が使われていたらbe動詞の所で止めて答えるといった点に注意していきましょう。
セクション2に関しては以上となります。