ifの使い方|文頭カンマと現在形、because・thoughまで整理【STAGE2 Lesson2-1ニュートレジャーの道案内】

文頭にifを置いたらカンマは必要なのか
「未来の話なのに、なぜif節では現在形を使うのか」
という点で迷う人は少なくありません。

さらに、becausethoughが文に入ると、
接続詞から始まる部分と、文の中心になる部分との関係が分かりにくくなることがあります。

このページでは、if・because・thoughを使う文について、次の4点を中心に整理します。

  • 文頭にif節を置く場合のカンマ
  • 時や条件を表す節では、未来のことでも現在形を使うルール
  • becauseの置き方と、Whyに対する答え方
  • thoughが文の後ろに置かれた場合の意味の取り方

if・because・thoughはいずれも、後ろに主語+動詞を続けて、
一つのまとまりである「節」を作ります。
まずは、接続詞から始まる部分を一まとまりとして捉えることが大切です。

ifの基本的な使い方

if+主語+動詞で「もし~なら」を表す

If you mix red and blue, you get purple.の例文

ifは「もし~なら」という条件を表す接続詞です。
接続詞の後ろには、主語と動詞を続けます。

If you mix red and blue, you get purple.
もし赤と青を混ぜると、紫になります。

この例文では、if you mix red and blue
「もし赤と青を混ぜると」という条件を表しています。

文の形は、次のように捉えます。

if+主語+動詞

なお、この例文は特定の未来の予定ではなく、色を混ぜたときに起こる一般的な結果を表しているため、
主節も現在形のyou get purpleになっています。

if節を文頭に置く場合はカンマを付ける

if節を文の先頭に置く場合は、if節の終わりにカンマを付けます。

If you mix red and blue, you get purple.

文の形は、次のとおりです。

If+主語+動詞, 主語+動詞.

「文頭にifが来たら、if節の終わりにカンマを付ける」と覚えておきましょう。

if節を文の後ろに置く場合

You can change the color if you do not like it.の例文

if節は、文の後ろに置くこともできます。

You can change the color if you don’t like it.
もしその色が気に入らなければ、色を変えることができます。

この文では、if you don’t like itが条件を表し、
You can change the colorが、その条件のもとでできることを表しています。

if節を文の後ろに置く場合は、通常、if節の前にカンマを付けません。

主語+動詞+if+主語+動詞.

文頭に置いた場合も文末に置いた場合も、if節が表す条件と、文の中心となる内容との関係は同じです。
ifから始まる部分を一つのまとまりとして捉えましょう。

未来の条件でもif節では現在形を使う

Let’s meet at the bus stop if it rains.の例文

Let’s meet at the bus stop if it rains.
もし雨が降ったら、バス停で会いましょう。

この文の「雨が降ったら」は、これから先の条件を表しています。
未来のことなのでif it will rainと書きたくなるかもしれませんが、
この場合はif it rainsと現在形を使います。

時や条件を表す副詞節では、未来のことでも現在形を使うというルールがあるためです。

正:if it rains
誤:if it will rain

主語がitで、動詞が現在形になるため、
rainには三人称単数現在形のsが付きます。

becauseの使い方

because+主語+動詞で理由を表す

The bus was late because the road was busy.の例文

becauseは「~なので」「~だから」という理由を表す接続詞です。
becauseの後ろにも、主語と動詞を続けます。

The bus was late because the road was busy.
道が混んでいたので、バスは遅れました。

この文では、because the road was busyが、
バスが遅れた理由を説明しています。

英文の語順をそのまま追うだけでなく、
「何が起こったのか」と「なぜ起こったのか」を分けて捉えると理解しやすくなります。

  • 起こったこと:The bus was late.
  • 理由:because the road was busy.

because節を文頭に置く場合

because節も、文の先頭に置くことができます。
文頭に置く場合は、because節の終わりにカンマを付けます。

Because the road was busy, the bus was late.
道が混んでいたので、バスは遅れました。

Because+主語+動詞, 主語+動詞.

Whyで聞かれたらBecauseで理由を答える

Why did you buy a new bike?にBecauseで答える会話例

becauseは、一つの文の中で理由を付け加えるだけでなく、
会話の中でWhyから始まる質問に答えるときにも使えます。

Why did you buy a new bike?
どうして新しい自転車を買ったのですか?

Because I want to go to school by bike.
自転車で学校へ行きたいからです。

Becauseの後ろにも、必ず主語+動詞を続けます。

thoughの使い方と訳し方

Though it’s sunny, it’s very cold.の例文

thoughは「~だけれども」という譲歩を表す接続詞です。
thoughの後ろにも、主語と動詞を続けます。

Though it’s sunny, it’s very cold.
晴れているけれど、とても寒いです。

it’sit isの短縮形です。
この文では、though節が文頭に置かれているため、その後ろにカンマがあります。

though節が文の後ろにある場合

though節は、文の後ろに置くこともできます。

It’s very cold, though it’s sunny.
晴れているけれど、とても寒いです。

英文ではIt’s very coldが先に書かれていますが、
日本語では「晴れているけれど、とても寒い」と訳す方が自然です。

thoughを見つけたら、まずthough it’s sunnyを一つのまとまりとして捉え、
その内容と主節のIt’s very coldがどのような関係になっているかを考えましょう。

if・because・thoughの要点まとめ

if・because・thoughの学習内容を復習するイメージ

項目 内容
このセクションのテーマ
  • 従位接続詞であるif・because・thoughの使い方
  • 条件・理由・譲歩を表す文の作り方
  • 接続詞から始まる節と主節の関係
従位接続詞の基本
  • 接続詞+主語+動詞で、一つの節を作る
  • 接続詞から始まる節が、主節に条件・理由・譲歩などの情報を加える
  • and・but・orなどの等位接続詞とは、文中での働きが異なる
ifの基本
  • if ~:「もし~なら」
  • 形:if+主語+動詞
  • 例:If you mix red and blue, you get purple.
  • if節を文頭に置く場合は、if節の後ろにカンマを付ける
  • if節を文の後ろに置く場合は、通常カンマを付けない
ifと時制
  • 時や条件を表す副詞節では、未来のことでも現在形を使う
  • 例:Let’s meet at the bus stop if it rains.
  • if it will rainではなく、if it rainsとする
  • すべてのifに同じルールが当てはまるわけではない
becauseの基本
  • because ~:「~なので」「~だから」
  • 形:because+主語+動詞
  • 例:The bus was late because the road was busy.
  • 文頭に置く形:Because the road was busy, the bus was late.
Whyへの答え方
  • Whyで理由を聞かれたときは、Becauseから答えられる
  • 例:Because I want to go to school by bike.
  • Becauseの後ろには主語+動詞を続ける
thoughの基本
  • though ~:「~だけれども」
  • 形:though+主語+動詞
  • 例:Though it’s sunny, it’s very cold.
  • 後ろに置く形:It’s very cold, though it’s sunny.
読み方のコツ
  • 接続詞から始まる節を一つのまとまりとして捉える
  • その節が条件・理由・譲歩のどれを表すか確認する
  • 主節との関係を考えて、自然な日本語にする

if・because・thoughの確認問題

次の問題で、接続詞の意味・語順・カンマ・時制を確認しましょう。
「正解を見る」を押すと、答えと簡単な解説が表示されます。

No. 問題
1

次のうち、本文で扱っている従位接続詞はどれですか。

  1. and
  2. but
  3. if
  4. or
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正解:C

if・because・thoughなどは従位接続詞です。

2

「もしあなたが赤と青を混ぜると、紫になります」に対応する形はどれですか。

  1. if mix you red and blue
  2. if you mix red and blue
  3. if you will mix red and blue
  4. if mixing you red and blue
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正解:B

接続詞のifの後ろには、主語+動詞を続けます。この例文は一般的な結果を表しています。

3

if節を文頭に置く場合のルールとして正しいものはどれですか。

  1. 文頭ではifを使えない
  2. 文頭のif節の後ろにカンマを付ける
  3. 文頭のif節の後ろに必ずandを入れる
  4. 文頭ではifの代わりにwhenを使う
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正解:B

形は「If+主語+動詞, 主語+動詞.」です。

4

「道が混んでいたからです」のように、理由を表す接続詞はどれですか。

  1. if
  2. because
  3. though
  4. so
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正解:B

becauseは「~なので」「~だから」という理由を表します。

5

「Because the road was busy, the bus was late.」の訳として適切なものはどれですか。

  1. バスは遅れたが、道は混んでいた。
  2. 道が混んでいたので、バスは遅れました。
  3. バスは遅れたけれど、道は混んでいた。
  4. 道は混んでいたが、バスは遅れなかった。
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正解:B

because節が、バスが遅れた理由を表しています。

6

「どうして新しい自転車を買ったのですか」に対する答えとして適切なものはどれですか。

  1. Why I bought a new bike.
  2. Because I bought a new bike.
  3. Because I want to go to school by bike.
  4. So I want to go to school by bike.
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正解:C

Whyで理由を聞かれた場合は、Because+主語+動詞で理由を答えられます。

7

「晴れているけれど、とても寒い」という意味に最も近い英文はどれですか。

  1. Because it’s sunny, it’s very cold.
  2. If it’s sunny, it’s very cold.
  3. Though it’s sunny, it’s very cold.
  4. So it’s sunny, it’s very cold.
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正解:C

thoughは「~だけれども」という譲歩を表します。

8

次の英文の意味として適切なものはどれですか。

It’s very cold, though it’s sunny.

  1. とても寒いけれど、晴れている。
  2. 晴れているけれど、とても寒い。
  3. 晴れているので、とても寒い。
  4. もし晴れているなら、とても寒い。
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正解:B

though it’s sunnyが「晴れているけれど」という譲歩を表しています。

9

未来の条件を表す「if it rains」について、正しい説明はどれですか。

  1. 未来のことなので必ずwillを付ける
  2. 条件を表す副詞節なので、未来のことでも現在形を使う
  3. 三人称単数現在形のsは付けない
  4. ifの後ろには主語を置かない
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正解:B

時や条件を表す副詞節では、未来のことでも現在形を使います。

10

if・because・thoughを含む文を読むときの考え方として適切なものはどれですか。

  1. すべて左から機械的に訳す
  2. 接続詞の直後だけを訳す
  3. 接続詞から始まる節を一まとまりとして捉え、主節との関係を考える
  4. 接続詞をすべて「そして」と訳す
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正解:C

接続詞から始まる部分が、条件・理由・譲歩のどれを表しているか確認しましょう。