STAGE2 Lesson3-3 文型 (第5文型をとる動詞)【ニュートレジャーの道案内】

それではLesson3セクション3を見ていきましょう。
文型の最後として、第5文型というものを見ていきます。
前回の第4文型との違いに注意しながら学習していきましょう。

こちらに「S V O C」という並び順になっているという事をまず確認して頂いて、そのあと見ると、訳の所で「S」は「O」目的語を「C2」とありますが、これは「C」の状態とか、「C」というものに「V」する。
あるいは「C」と「V」すると書いてあります。
これだけだとちょっと分かりにくいので、具体的に文を見ながら学習していきましょう。

まず一つ目ですが、”They”主語です。”call”動詞です。
「彼らと」、あるいは「彼女たち」と「私」はイコールではないのでもちろん目的語になりまして、ここを見ると”Beth”という人の名前です。
そうすると、「私=Beth」、「I am Beth」というふうにbe動詞を置く関係、イコールの関係が成り立ちますから、これを「S V O C」と呼びます。
これに当てはめてみますと、「彼らは私をベスと呼ぶ」という形になりますから、基本的にこの「C」の所は、「に」とか「と」という平仮名を置くと訳しやすい訳です。

同様に、二つ目も、”I”主語、”named”動詞です、”the dog”がもちろん目的語になって、その「犬=ポチ」、その「犬の名前=ポチ」という関係が成り立ちますから、これを「S V O C」と認識し、当てはめてみますと「私はその犬をポチと名付けた。」という意味になります。
この場合”name”は”ed”が付いていますから、もちろん名詞ではなくて動詞であるという事が分かるかと思います。

三つ目です。
“We”「私たちは」、”found”動詞、”the TV program”ここだけだと”find”は「見つける」とか「発見する」という意味になる訳ですが、ここを見ると”boring”「退屈な」という意味の形容詞です。
そうすると、「そのテレビ番組=退屈なものだった」というふうに”the TV program is boring”というのが成り立ちます。
そうすると「S V O C」となりますから、当てはめてみると「私たちはそのテレビ番組が」あるいは「そのテレビ番組を」”boring”「退屈なものだと」となっていますから、ここの”found”は「見つける」ではなく「分かる」とか「思う」という意味になる訳です。
そうすると、「私たちはそのテレビ番組を退屈なものだと分かった。」となります。
この場合「が」と置き換えてもいいです。
「私たちはその番組がつまらないものだと思った。」「分かった」という意味になります。

このように「S V O C」というのはイコールなのかどうなのかというのが凄く大事になってきますから、そうすると主語、動詞とあって、ここに目的語があって、当たり前ですが”chocolate cookies”と”team”ですから、イコールかどうかというのを考えた時に、これがイコールじゃないので「O1」「O2」になっている訳です。
そうすると、「ベスはそのチームにチョコレートクッキーを作ってあげた。」となります。
人にものをなんとかするという形になっていて、下の文は主語、動詞、目的語とあって、「ベス=キャプテン」つまり、”Beth is captain”というのが成り立ちますので、そうすると第5文型というのが成り立つ訳です。
「S」は「O」を「C」と「V」する。
あるいは「C」に「V」するですから、「私たちはベスをチームのキャプテンにした。」という文が成り立ちます。
このように、動詞のあとの名詞が2連続している場合は、イコールなのかイコールじゃないのかという点に注意して文を判断して下さい。
それでは、セクション3に関しては以上となります。