STAGE2 Lesson7-4 現在完了(現在完了の進行形)【ニュートレジャーの道案内】

結論:標準的な中学英語では、have been knowingは通常使いません。「以前からずっと知っている」と表すときは、have knownを使います。

ただし、knowingという形そのものがすべて誤りというわけではありません。使いにくいのは、knowを「be knowing」「have been knowing」のような進行形にする用法です。

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have been+ingを理解しにくい理由の一つは、beenの後ろに何が続くかによって文法と意味が変わることです。
このページでは、現在完了進行形の基本に加えて、検索時に区別しにくいhave knownhave been knownhave knowの違いも整理します。

have been knowingは使える?学校文法での扱い

「彼を5年間ずっと知っています」と言いたいとき、標準的な学校文法では次のように表します。

誤:We have been knowing him for five years.

正:We have known him for five years.

私たちは彼を5年間知っています。

knowは「知っている」という状態を表す動詞です。
中学文法では、knowのような状態動詞は通常、進行形にしません。
そのため、継続期間を表す場合でも、have been knowingではなくhave knownを使います。

knowingという形はすべて誤りではない

knowingは、動名詞や分詞として使われることがあります。
次の例では、進行形とは異なる役割を持っています。

Knowing the answer is important.

答えを知っていることは重要です。

このknowingは、文の主語になる動名詞として使われています。

Knowing the answer, she raised her hand.

答えが分かっていたので、彼女は手を挙げました。

このknowingは、理由を補足する分詞として使われています。

どちらも「知っている最中です」という進行形ではありません。
学校文法で注意したいのは、「ずっと知っている」をhave been knowingで表さないという点です。

knowを通常進行形にしない理由

動詞は、中学英語では「動作を表す動詞」と「状態を表す動詞」に分けて考えられます。

動作を表す動詞と状態を表す動詞の比較
種類 主な動詞 基本的な考え方
動作を表す動詞 make、wait、study、practice、surf 実際に行っている動作を表し、進行形にしやすい
状態を表す動詞 know、be、like、believe、understand 中学文法では、状態を表すため通常は進行形にしない

I am making a poster.

私はポスターを作っています。

makeは「作る」という動作を表すため、進行形にできます。
一方、knowは「知っている」という状態を表すため、標準的な中学英語では次のように使い分けます。

誤:I am knowing his name.

正:I know his name.

私は彼の名前を知っています。

英語全体では文脈による例外もありますが、NEW TREASUREや中学英語の問題では、knowなどの状態動詞は通常進行形にしないと判断するのが基本です。

have knownの意味と使い方

have knownは、knowの現在完了です。
形はhave/has+過去分詞で、knowの過去分詞はknownです。

have/has+known

「過去のある時点から現在まで、ずっと知っている」という状態の継続を表せます。

I have known her for five years.

私は彼女を5年間知っています。

We have known each other since 2020.

私たちは2020年から知り合いです。

He has known the answer since yesterday.

彼は昨日からその答えを知っています。

How longで知っている期間をたずねる場合

「どのくらいの間、彼を知っていますか」とたずねる場合も、have been knowingではなくhave knownを使います。

誤:How long have you been knowing him?

正:How long have you known him?

あなたは彼をどのくらいの間知っていますか。

have knowが誤りになる理由

現在完了は、have/hasの後ろに動詞の過去分詞を置きます。
knowは原形、knewは過去形、knownは過去分詞です。

knowの語形変化
knowの変化
原形 know
過去形 knew
過去分詞 known

誤:I have know him.

正:I have known him.

私は彼を以前から知っています。

have knownとhave been knownの違い

have knownhave been knownは、形が似ていますが、主語の役割と文法が異なります。

have knownとhave been knownの違い
表現 文法 主語の役割 例文
have known knowの現在完了 人や物事を知っている側 I have known her for five years.
私は彼女を5年間知っています。
have been known 現在完了の受け身 人々に知られている側 This song has been known to many people for years.
この歌は長年、多くの人に知られてきました。

have knownでは、主語が「知っている側」です。
have been knownでは、主語が「知られている側」になります。

I have known this writer for many years.

私はこの作家を長年知っています。

This writer has been known to many readers for years.

この作家は長年、多くの読者に知られてきました。

日本語では「知られています」と訳すこともありますが、has been knownには、過去から現在まで知られてきたという時間の広がりがあります。

be knownと一緒に使われる表現

  • be known as ~:~として知られている
  • be known for ~:~で知られている
  • be known to ~:~に知られている

This town is known for its beautiful lake.

この町は美しい湖で知られています。

This town has long been known to tourists.

この町は長い間、観光客に知られてきました。

have been knownのknownは過去分詞です。
そのため、have been knownはhave been+ing形の現在完了進行形ではありません。

have beenの後ろには何が続く?4つの形

have beenを見ただけでは、文法や意味は決まりません。
beenの後ろに続く語を確認することが大切です。

have beenの後ろに続く4つの形
文法 例文
have been+ing形 現在完了進行形 I have been studying English.
私はずっと英語を勉強しています。
have been+過去分詞 現在完了の受け身 This song has been known to many people for years.
この歌は長年、多くの人に知られてきました。
have been+形容詞 be動詞の現在完了 I have been busy since Monday.
私は月曜日からずっと忙しいです。
have been+場所表現 be動詞の現在完了 I have been in Tokyo since Monday.
私は月曜日から東京にいます。

beenだけで意味を決めず、その後ろがing形、過去分詞、形容詞、場所表現のどれなのかを確認しましょう。

I have been in Tokyo since Monday.

私は月曜日から東京にいます。

この文のhave been inは、東京での滞在が現在まで続いていることを表します。

I have been to Tokyo.

私は東京へ行ったことがあります。

have been toは、場所へ行った経験を表します。have been inとは意味が異なります。

have been+ing形が表す動作の継続

現在完了進行形は、過去のある時点から現在まで、ある動作が続いていることを表します。

have/has been+動詞のing形

日本語では、主に「ずっと~している」「~し続けている」と訳します。

現在完了進行形のhave been+ing形と、動作の継続を表す例文の解説

現在完了進行形は、現在完了と進行形が組み合わさった形です。

  • have+過去分詞:現在完了
  • be動詞+ing形:進行形
  • have been+ing形:現在完了進行形

I have been making a poster since this morning.

私は今朝からずっとポスターを作っています。

makeは「作る」という動作を表します。
この文では、今朝から現在までポスターを作る作業が続いていることに注目しています。

Ken has been surfing the Internet for an hour.

ケンは1時間ずっとインターネットを見ています。

主語がKenのような三人称単数の場合は、haveではなくhasを使います。

She has been practicing the guitar since this morning.

彼女は今朝からずっとギターを練習しています。

Tom has been waiting for the bus for thirty minutes.

トムは30分間ずっとバスを待っています。

現在完了進行形に使いやすい動詞

動作動詞と状態動詞の違い、およびhave been knowingではなくhave knownを使う理由の解説

現在完了進行形は、make、wait、study、practice、surfなど、継続する動作を表せる動詞と一緒に使います。
know、be、like、believe、understandなどの状態動詞は、中学文法では通常進行形にしません。

現在完了と現在完了進行形の違い

現在完了と現在完了進行形は、どちらも過去と現在のつながりを表します。
ただし、文の中で注目する点が異なります。

現在完了と現在完了進行形の違い
例文 注目する点
I have made three posters.
私はポスターを3枚作りました。
完成した枚数や成果
I have been making a poster since this morning.
私は今朝からずっとポスターを作っています。
現在まで続いている作業

have madeでは「何枚作ったか」という結果が中心です。
have been makingでは「作る動作がどのくらい続いているか」が中心になります。

sinceとforの使い分け

現在完了進行形では、動作が始まった時点や続いている期間を示すために、sinceやforがよく使われます。

sinceとforの使い分け
後ろに続く内容
since 動作や状態が始まった時点 since this morning
since Monday
since 2020
for 動作や状態が続いている期間 for an hour
for three days
for five years

I have been studying since this morning.

私は今朝からずっと勉強しています。

I have been studying for three hours.

私は3時間ずっと勉強しています。

sinceは開始時点、forは期間と覚えると区別しやすくなります。

How longを使った質問と答え方

動作や状態がどのくらい続いているかをたずねるときは、How longを使います。

How long have you been waiting for her?

あなたはどのくらいの間、彼女を待っていますか。

For about forty minutes.

約40分です。

完全な文では、I have been waiting for her for about forty minutes.と答えられます。
会話では質問と同じ語を繰り返さず、期間だけで答えることもあります。

状態動詞のknowについて期間をたずねる場合は、現在完了進行形ではなく現在完了を使います。

How long have you known her?

あなたは彼女をどのくらいの間知っていますか。

Lesson7 セクション4:現在完了進行形まとめ

Lesson7 セクション4 現在完了進行形のまとめ
ポイント
  • 現在完了進行形の形は、have/has been+動詞のing形
  • 主に「ずっと~している」という動作の継続を表す。
  • sinceは開始時点forは期間を表す。
  • 期間をたずねるときは、How longを使う。
  • 三人称単数の主語では、has been+ing形にする。
  • knowなどの状態動詞は、中学文法では通常進行形にしない。
  • 「ずっと知っている」は、have knownで表す。
  • have been knownは現在完了の受け身。
  • 現在完了では過去分詞を使うため、have knowではなくhave knownにする。

Lesson7 セクション4:確認クイズ(10問)

Lesson7 セクション4 現在完了進行形の確認クイズ
No. 問題(A~Dから1つ選びなさい)
1

「私は今朝からずっとポスターを作っています。」を表す英文として、最も適切なものはどれですか。

  1. I have made a poster since this morning.
  2. I have been making a poster since this morning.
  3. I am making a poster since this morning.
  4. I was making a poster since this morning.
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正解:B

今朝から現在まで「作る」という動作が続いているため、have been makingを使います。

2

現在完了進行形の基本形として正しいものはどれですか。

  1. have+過去分詞
  2. be+動詞のing形
  3. have/has been+動詞のing形
  4. had been+動詞のing形
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正解:C

3

現在完了進行形が表す基本的なイメージとして、最も近いものはどれですか。

  1. ~したことがある
  2. ずっと~している
  3. ちょうど~したところだ
  4. もう~してしまった
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正解:B

4

次のうち、中学文法では通常進行形にしない状態動詞はどれですか。

  1. wait
  2. surf
  3. make
  4. know
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正解:D

5

次の誤った文を正しく直したものはどれですか。

誤:We have been knowing each other for ten years.

  1. We have been known each other for ten years.
  2. We have known each other for ten years.
  3. We knew each other for ten years.
  4. We are knowing each other for ten years.
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正解:B

knowは状態動詞なので、継続を表す場合はhave knownを使います。

6

「ケンは1時間ずっとインターネットを見ています。」を表す英文として、最も適切なものはどれですか。

  1. Ken has been surf the Internet for an hour.
  2. Ken has been surfing the Internet for an hour.
  3. Ken is surfing the Internet since an hour.
  4. Ken surfed the Internet for an hour now.
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正解:B

has beenの後ろには、surfではなくing形のsurfingを置きます。

7

「どのくらいの間~していますか」とたずねる表現として、適切なものはどれですか。

  1. How many have you been ~?
  2. How long have you been ~?
  3. How often have you been ~?
  4. When have you been ~?
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正解:B

8

空所に入る語として、最も適切なものはどれですか。

I have been studying English ( ) three hours.

  1. since
  2. for
  3. at
  4. by
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正解:B

three hoursは期間なのでforを使います。

9

「彼女は今朝からずっとギターを練習しています。」を表す英文として、最も適切なものはどれですか。

  1. She has practicing the guitar since this morning.
  2. She has been practiced the guitar since this morning.
  3. She has been practicing the guitar since this morning.
  4. She is practicing the guitar since this morning.
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正解:C

has beenの後ろに、practiceのing形であるpracticingを置きます。

10

現在完了進行形についての説明として、誤っているものはどれですか。

  1. have/has been+ing形で表す。
  2. 動作が現在まで続いていることを表せる。
  3. be、knowなどの状態動詞とも通常一緒に使う。
  4. since、forなどと一緒に使われることが多い。
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正解:C

中学文法では、knowなどの状態動詞は通常進行形にしません。

現在完了進行形とhave knownについてのFAQ

have been knowingはなぜ使えないのですか

knowは「知っている」という状態を表す動詞だからです。
標準的な中学文法では状態動詞を通常進行形にしないため、「以前からずっと知っている」はhave knownで表します。

knowingという単語はすべて誤りですか

すべて誤りではありません。knowingが動名詞や分詞として使われることはあります。
注意が必要なのは、knowを進行形にして継続する状態を表す用法です。

have knownはどのような意味ですか

have knownはknowの現在完了で、「以前から現在までずっと知っている」という状態の継続を表せます。

have knownとhave been knownは何が違いますか

have knownは、主語が人や物事を知っていることを表します。
have been knownは現在完了の受け身で、主語が過去から現在まで人々に知られてきたことを表します。

have knowではなくhave knownになるのはなぜですか

現在完了では、haveまたはhasの後ろに動詞の過去分詞を置くからです。
knowの過去分詞はknownです。

How long have you known him?と聞くのはなぜですか

knowは状態を表すため、中学文法では通常進行形にしません。
そのため、How long have you been knowing him?ではなく、How long have you known him?と表します。

have beenの後ろには必ずing形が来ますか

必ずしもing形が来るわけではありません。
過去分詞、形容詞、場所を表す語句が続く場合もあります。

know以外に進行形にしにくい動詞はありますか

中学文法では、be、like、believe、understandなども状態を表す動詞として、通常は進行形にしないと学びます。

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