知覚動詞|原形ing過去分詞と受動態to|空所問題対応総整理【ニュートレジャーの道案内】

知覚動詞|原形とingの違い・過去分詞・受動態to不定詞

知覚動詞の空所問題では、目的語の後ろに置く原形・動詞-ing・過去分詞の選び分けが重要です。特に原形ingは、どちらも文法的に使える場面があるため、単に形だけを見るのではなく、動作全体を捉えるのか、進行中の一場面を捉えるのかを考える必要があります。

高校英文法や定期テスト、入試問題では、知覚動詞の後ろに何を置くかが、空所補充、並べ替え、受動態への書き換えでよく問われます。このページでは、まず知覚動詞の原形とingの違いを先に整理し、その後で、see O ingと検索される形、過去分詞、受動態のto doとdoing、空所問題での選び方までを確認します。

目的別の読み方

知覚動詞の原形とingの違いを先に確認

知覚動詞で最も判断に困りやすいのは、see O dosee O doingの違いです。結論から言うと、原形は動作をひとまとまりとして見る表現ingは動作の途中の様子を見る表現です。

10秒で確認する知覚動詞の違い

  • 原形:Oがする動作全体を見る
  • 動詞-ing:Oがしている途中の場面を見る
  • 過去分詞:Oが動作を受けた状態を見る
  • be seen to do:能動態の see O do に対応する
  • be seen doing:能動態の see O doing に対応する

上の要約で全体像をつかんだら、次の表で例文と一緒に確認しましょう。検索では「原形」と異なる表記で調べられることもありますが、英文法では通常「原形」と表記します。このページでは、知覚動詞の後ろに来る動詞の原形を原形不定詞として説明します。

意味の中心 例文
O + 原形 動作全体を見る I saw Tom cross the street.
O + ing 途中の場面を見る I saw Tom crossing the street.
O + 過去分詞 動作を受けた状態を見る I heard my name called.
be seen to do 動作全体が目撃される He was seen to enter the building.
be seen doing 途中の場面が目撃される He was seen entering the building.

see O ingと検索されることがありますが、文法的にはsee O doingの形として整理できます。Oが何かをしている途中の場面を見たことを表します。

受動態だけを確認したい場合は、後半の「知覚動詞を受動態にする場合」で、be seen to dobe seen doingの違いをまとめています。まずは、能動態での原形とingの違いを押さえてから進むと理解しやすくなります。

動作全体
I saw Tom cross the street.
Tomが道路を渡るのを見ました。

進行中の場面
I saw Tom crossing the street.
Tomが道路を渡っているところを見ました。

上の2文は、どちらも知覚動詞として自然な英文です。ただし、crossは「道路を渡る」という出来事全体に意識があり、crossingは「渡っている途中の場面」に意識があります。

see O do と see O ing(see O doing)の違いを3パターンで確認

see O ingは、正確にはsee O doingとして考えます。Oが何かをしている途中を見た、という意味です。一方、see O doは、Oがする動作を一つのまとまりとして見たことを表します。

場面 原形 動詞-ing
部屋に入る I saw him enter the room.

彼が部屋に入る一連の動作を見ました。

I saw him entering the room.

彼が部屋に入っている途中を見ました。

部屋を出る I saw him leave the room.

彼が部屋を出る一連の動作を見ました。

I saw him leaving the room.

彼が部屋を出ている途中を見ました。

歌う I heard her sing.

彼女が歌うのを聞きました。

I heard her singing.

彼女が歌っているところを聞きました。

I saw him entered とはしない理由

I saw him entered the room. のようには通常しません。この文でhimは部屋に入る側なので、目的語の後ろにはenterまたはenteringを考えます。過去分詞は、目的語が動作を受ける側の場合に使います。

原形:I saw him enter the room.

ing:I saw him entering the room.

過去分詞を使う場面:I saw the door opened.

日本語訳では「入るのを見た」「入っているのを見た」のように似て見えることがあります。しかし、英語では動作全体を見たのか、途中の場面を見たのかが形に表れます。

知覚動詞の原形とingで判断に困るときのポイント

原形とingを選びにくいときは、まず次の4点を確認します。空所だけを見るのではなく、目的語と後ろの動詞の関係、前後の場面説明を見ましょう。

短い確認ポイント

  1. 目的語がその動作をする側なら、原形またはingを考える
  2. 動作全体を見た・聞いたなら、原形を選びやすい
  3. 途中の場面を見た・聞いたなら、ingを選びやすい
  4. 目的語が動作を受ける側なら、原形やingではなく過去分詞を考える
読み取るポイント 選びやすい形 例文
一連の動作を見た 原形 I saw him leave the room.
途中の場面を見た ing I saw him leaving the room.
一度の音として聞いた 原形 I heard someone knock on the door.
続いている音として聞いた ing I heard someone knocking on the door.
目的語が動作を受ける側 過去分詞 I heard my name called.

ここでは短く確認しました。空所問題での詳しい読み取り方は、後半の「原形かingかを問題文から判断する方法」と「空所問題で原形・ing・過去分詞を見分ける確認の流れ」で整理します。

動画で確認できること

  • 知覚動詞の基本的な形
  • 原形とingの判断基準
  • 受動態でto不定詞になる場合とdoingが残る場合

動画では、知覚動詞の全体像、原形とingの判断基準、受動態でto不定詞になる場合を確認できます。本文では、例文と表を使って空所問題での選び方まで整理します。動画を見ずに本文だけで確認したい場合も、このまま読み進めることで要点を順番に学べます。

知覚動詞の後ろにingが来るのはどんなときか

知覚動詞の後ろにingが来るのは、目的語がその動作をしている途中だと捉えるときです。日本語では「〜するのを見た」「〜しているのを見た」と似た訳になることがありますが、英語では動作全体を見たのか、途中の場面を見たのかを形で表します。

  • I saw him talking with a teacher.
    彼が先生と話しているところを見ました。
  • I saw a dog running in the park.
    犬が公園で走っているところを見ました。
  • I heard someone singing in the next room.
    隣の部屋で誰かが歌っているのが聞こえました。

ingを選びやすい場面

  • 「〜しているところを見た」と言いたい
  • 「そのとき、〜していた」と途中の様子を説明している
  • 動作が終わったかどうかより、進行中の場面に意識がある

see O doing のOには人・動物・物が入る

see O doingのOには、人だけでなく、動物や物が入ることもあります。大切なのは、Oがその動作をしている途中だと考えられるかどうかです。

  • I saw him running.
    彼が走っているところを見ました。
  • I saw a dog sleeping under the tree.
    犬が木の下で眠っているところを見ました。
  • I saw the leaves falling.
    葉が落ちているところを見ました。

このように、Oが「走っている」「眠っている」「落ちている」など、進行中の様子を表す場合に、知覚動詞の後ろでingを使います。

知覚動詞のingでよくある誤解

知覚動詞のingでは、次のような点で判断に困ることがあります。形だけで判断せず、文の中でどのような働きをしているかを確認しましょう。

誤解しやすい点 確認するポイント 例文
ingだから動名詞だと考える see O doing のdoingは、Oの動作を説明する現在分詞として考える I saw Tom crossing the street.
ingだから文全体が進行形だと考える 文全体の動詞はsawで、crossingはTomの動作を説明している I saw Tom crossing the street.
受動態では必ずto doになると考える 能動態がsee O doingなら、受動態でもdoingが残る He was seen entering the building.

原形とingの違いを例文で比較

原形とingの違いは、動作の回数だけで判断するものではありません。中心となるのは、知覚した出来事を全体として捉えるか、進行中の一場面として捉えるかです。

原形:動作を一つのまとまった出来事として表す

動詞-ing:動作が進行している途中の様子を表す

原形とingのどちらも使える文では何が違うか

知覚動詞では、同じ目的語に対して原形とingのどちらも文法的に使えることがあります。その場合、正誤の違いではなく、話し手がどのようにその場面を捉えたかの違いになります。

  • I heard him sing.
    彼が歌うのを聞きました。歌うという出来事をひとまとまりとして捉えています。
  • I heard him singing.
    彼が歌っているところを聞きました。歌っている最中の声に意識があります。

日本語ではどちらも「歌うのを聞いた」「歌っているのを聞いた」と似た訳になることがあります。そのため、空所問題では日本語訳だけでなく、「最初から最後までの出来事なのか」「途中の場面なのか」を読み取ることが大切です。

動作全体を捉える原形

原形は、目的語が行う動作を、一つのまとまった出来事として知覚したことを表します。ただし、必ず最初から最後まで一秒も欠かさず見た、という意味になるわけではありません。

I saw Tom cross the street.

この文では、Tomが道路を渡ったという出来事に意識が向いています。

進行中の一場面を表すing

動詞-ingは、その動作が進行している途中の様子を知覚したことを表します。

I saw Tom crossing the street.

この文では、Tomが道路を渡っている途中の場面を見ています。Tomがその後、道路を渡り終えたかどうかは分かりません。

see O doing は「Oがしているところを見る」

see O doingは、Oが何かをしている途中の場面を見る表現です。検索では「see o ing」と調べられることもありますが、文法的にはsee + 目的語 + 動詞-ingの形として整理できます。

  • I saw him leaving the room.
    彼が部屋を出ているところを見ました。
  • I saw people waiting in line.
    人々が列に並んで待っているところを見ました。
  • I saw her talking with a teacher.
    彼女が先生と話しているところを見ました。

この形では、動作が完了したかどうかよりも、話し手が見た途中の場面に意識があります。

同じ動詞を使った原形とingの比較

主要な違いをつかむために、同じ動詞で原形とingを比べてみましょう。

原形 動詞-ing 違い
I saw him open the door. I saw him opening the door. 原形はドアを開ける一連の動作、ingは開けている途中の場面です。
I heard her sing the song. I heard her singing the song. 原形は歌う出来事全体、ingは歌っている最中の声に意識があります。
I watched the boy jump into the pool. I watched the boy jumping into the pool. 原形は飛び込む一連の動作、ingは飛び込んでいる途中の場面です。

短い動作と続く動作で考える

同じ動詞でも、一度の動作として捉えるか、続いている動作として捉えるかで形が変わることがあります。

一度の動作として聞く
I heard someone knock on the door.
誰かがドアをノックする音が聞こえました。

続いている音として聞く
I heard someone knocking on the door.
誰かがドアをノックしている音が聞こえました。

knockは一度の動作としても、続いている音としても捉えられます。このような文では、前後の状況説明が原形とingを選ぶ手掛かりになります。

原形とingの両方が使える場合

文脈によっては、原形とingのどちらも文法的に可能です。ただし、意味の中心は同じではありません。

動作全体
I saw him leave the room.
彼が部屋を出る一連の動作を見ました。

途中の場面
I saw him leaving the room.
彼が部屋を出ているところを見ました。

文脈が薄い短い英文では、どちらも使える場合があります。一方、問題文に「途中で見かけた」「そのとき〜していた」などの説明があればing、「一連の動作を見た」「〜するのを見届けた」という流れであれば原形が選ばれやすくなります。

原形だけが自然な場合・ingが自然な場合

テストでは、単に「どちらも可能」と考えるだけでなく、問題文がどちらの場面を求めているかを読む必要があります。

  • 原形が自然:動作の始まりから終わりまでを一つの出来事として述べる場合
  • ingが自然:動作の途中を見た、聞いた、感じたことを述べる場合
  • 過去分詞が自然:目的語がその動作を受ける側になっている場合

日本語では同じように訳せることがありますが、英語では話し手が見た範囲や場面の切り取り方が形に表れます。そのため、訳語だけで決めず、目的語と後ろの動詞の関係を確認しましょう。

視覚・聴覚・感覚での例文比較

表を見る前に、次の3点を押さえておきましょう。

  • 原形は「したこと」を見る表現
  • ingは「しているところ」を見る表現
  • 日本語訳だけでは同じに見えることがあるため、場面の違いを見る
知覚 原形 動詞-ing
視覚 I watched the children play soccer.

子どもたちがサッカーをする一連の様子を見ました。

I watched the children playing soccer.

子どもたちがサッカーをしている最中の様子を見ていました。

聴覚 I heard the baby cry.

赤ちゃんが泣くのを聞きました。ここでは、泣くという出来事を一つとして捉えています。

I heard the baby crying.

赤ちゃんが泣き続けている声を聞きました。

感覚 I felt the ground shake.

地面がぐらっと揺れるのを感じました。

I felt the ground shaking.

地面が揺れ続けているのを感じました。

日本語では、原形もingも似た訳になる場合があります。訳語だけで機械的に決めず、問題文が示す場面を確認することが大切です。

原形かingかを問題文から判断する方法

この見出しでは、原形とingの選び分けにしぼって説明します。過去分詞や受動態も含めた総合的な確認の流れは、後半の「空所問題で原形・ing・過去分詞を見分ける確認の流れ」で扱います。

空所問題では、「知覚動詞だから原形」とすぐに決めるのではなく、問題文の中にある場面説明を確認します。特に、一連の動作を表しているのか、途中の場面を表しているのかが大切です。

原形を選びやすい場面

原形は、動作を一つのまとまった出来事として捉えるときに使います。

  • 一連の動作を見た
  • 最初から最後までの流れに意識がある
  • 「〜するのを見た」「〜するのを聞いた」と、出来事全体を表している
  • 一度の音や短い動作として捉えている

I saw him cross the street.

この文では、道路を渡るという出来事全体に意識があります。

ingを選びやすい場面

ingは、動作が進行している途中の様子を捉えるときに使います。

  • そのとき〜していた
  • 途中で見かけた
  • 〜しているところを見た
  • 動作や音が続いていた

I saw him crossing the street.

この文では、道路を渡っている途中の場面に意識があります。

問題文中のサイン別に見る

原形かingかで判断しにくい場合は、次のように問題文中の表現と結びつけて考えると判断しやすくなります。

問題文の場面・表現 選びやすい形 考え方
一連の動作を見た 原形 動作全体をひとまとまりとして捉えています。
最初から最後まで見た 原形 完了した出来事として見ているため、原形が自然です。
そのとき〜していた ing 進行中の場面を表しているため、ingが自然です。
途中で見かけた ing 動作の一場面を切り取って見ています。
音が一度聞こえた 原形 一度の出来事として捉える場合があります。
音や動作が続いていた ing 続いている途中の様子に意識があります。
目的語が動作を受けている 過去分詞 原形かingではなく、過去分詞を検討します。

原形とingがどちらも使えるとき、テストでは何を見るか

文脈がなければ、原形とingのどちらも文法的に使えることがあります。ただし、選択問題では、前後の日本語や状況説明がヒントになります。

テストで見るポイント

  • 「しているところ」「途中で」「そのとき」はing寄り
  • 「一連の動作」「最後まで」「〜するのを見た」は原形寄り
  • 判断に困る場合は、完了した出来事として見ているのか、途中の場面として見ているのかを比べる

どちらか一方が自然になる場合

問題文に場面説明がはっきりある場合は、原形とingのどちらか一方がより自然になります。

場面 自然な形 例文
道路を渡る一連の動作を見た 原形 I saw Tom cross the street.
道路を渡っている途中を見かけた ing I saw Tom crossing the street.
ドアをノックする音が一度聞こえた 原形 I heard someone knock on the door.
ドアをノックしている音が続いていた ing I heard someone knocking on the door.

テストでは日本語訳だけで決めない

日本語では、原形もingも「〜するのを見た」「〜しているのを見た」のように似た訳になることがあります。そのため、日本語訳だけを頼りにすると、判断があいまいになります。

空所問題では、まず目的語が動作をする側か、受ける側かを見ます。次に、目的語が動作をする側なら、動作全体か途中の場面かを確認しましょう。

よくある誤答を先に確認

知覚動詞の問題では、次のような誤答がよく見られます。

よくある誤答

  • I saw him to enter the room. のように、能動態の知覚動詞でto不定詞を使う
  • I heard my name called. のcalledを過去形だと考えてしまう
  • He was seen entering the building. を、受動態だからという理由だけで誤りだと考えてしまう

誤り:I saw him to enter the room.

正しい:I saw him enter the room.

正しい:He was seen to enter the room.

文脈によって正しい:He was seen entering the building.

能動態ではtoを付けないこと、受動態では能動態の形に応じてto doまたはdoingになることを分けて確認しましょう。

知覚動詞とは

知覚動詞の基本を説明するイメージ

知覚動詞とは、見る、聞く、感じるなど、人の知覚に関係する動詞です。高校英文法では、主に次の動詞が扱われます。

  • see:見る、目に入る
  • watch:動きや変化を注意して見る
  • hear:聞こえる
  • feel:感じる
  • notice:気づく

知覚動詞の基本

  • 知覚動詞 + 目的語 + 原形:動作を一つのまとまった出来事として捉える
  • 知覚動詞 + 目的語 + 動詞-ing:進行中の一場面として捉える
  • 知覚動詞 + 目的語 + 過去分詞:目的語が動作を受けた状態などを知覚する

知覚動詞の後ろに来る形は3つ

知覚動詞の後ろでは、まず目的語とその後ろの動詞の関係を確認します。基本は、目的語が動作をする側なら原形またはing、目的語が動作を受ける側なら過去分詞です。

後ろに来る形 目的語との関係 例文
目的語 + 原形 目的語が動作をする。動作全体を見る。 I saw Tom cross the street.
目的語 + ing 目的語が動作をする。途中の場面を見る。 I saw Tom crossing the street.
目的語 + 過去分詞 目的語が動作を受ける。状態や結果を見る。 I heard my name called.

原形不定詞・現在分詞・過去分詞の違い

知覚動詞の後ろに来る形は、文法用語で整理すると、原形不定詞・現在分詞・過去分詞として考えることができます。用語だけを暗記するよりも、目的語との関係を見ることが大切です。

文法用語 目的語との関係 意味の中心
原形不定詞 do Oが動作をする Oがする動作全体
現在分詞 doing Oが動作をしている Oがしている途中の動作
過去分詞 done Oが動作を受ける Oがされた状態や結果

知覚動詞のingは動名詞ではなく現在分詞として考える

see O doingのdoingは、「〜すること」という名詞の働きをする動名詞ではなく、Oがしている動作を説明する現在分詞として考えると分かりやすくなります。

I saw Tom crossing the street.

この文のcrossingは、「渡ること」という名詞ではなく、Tomが道路を渡っている途中であることを説明しています。そのため、空所問題では、ingという形だけを見るのではなく、目的語が何をしている場面なのかを確認しましょう。

知覚動詞のingと進行形のingの違い

知覚動詞のingは、形だけを見ると現在進行形のingと似ています。しかし、I saw Tom crossing the street. は、文全体が進行形になっているわけではありません。

英文 考え方
Tom is crossing the street. 現在進行形 Tom自身の動作が進行中であることを、文全体で表しています。
I saw Tom crossing the street. 知覚動詞 + O + ing crossingがTomの動作を説明し、「渡っている途中を見た」ことを表します。
I saw Tom cross the street. 知覚動詞 + O + 原形 Tomが道路を渡る動作全体を見たことを表します。

be doingは文全体の進行形ですが、see O doingのdoingは、目的語Oの動作を説明する現在分詞です。どちらもingを使いますが、文の中での働きが違います。

知覚動詞で使われる基本的な語順

基本的な語順は、次のとおりです。

知覚動詞 + 目的語 + 原形/動詞-ing/過去分詞

目的語の後ろにある語は、目的語が何をするのか、どのような状態なのかを説明します。まずは、目的語が動作をする側か、動作を受ける側かを確認しましょう。

  • I saw Tom cross the street.
    Tomが道路を渡るのを見ました。
  • I saw Tom crossing the street.
    Tomが道路を渡っているところを見ました。
  • I heard my name called.
    自分の名前が呼ばれるのを聞きました。

原形不定詞とは

知覚動詞の目的語の後ろに置かれる動詞の原形は、文法用語で原形不定詞と呼ばれます。「toの付かない不定詞」という意味です。

I saw Tom cross the street.

この文のcrossが原形不定詞です。文全体が過去でも、時制を表しているのはsawであるため、crossesやcrossedには変えません。

知覚動詞+O+原形と使役動詞+O+原形の違い

目的語の後ろに原形が来る表現は、知覚動詞だけではありません。make / let / have などの使役動詞でも、目的語の後ろに原形が来ることがあります。

種類 意味の中心
知覚動詞 I saw him enter the room. 彼が部屋に入るのを見た。
使役動詞 She made him clean the room. 彼に部屋を掃除させた。

どちらもO + 原形を取ることがありますが、知覚動詞は「見る・聞く・感じる」、使役動詞は「させる・してもらう」という意味です。このページでは、see、hear、feelなどの知覚動詞を中心に扱います。

toが付く場合と付かない場合

能動態の知覚動詞では、通常see O to doの形にはしません。一方で、知覚動詞を受動態にすると、能動態で原形だった部分にtoが付きます。

能動態:I saw him enter the room.

誤りに注意:I saw him to enter the room.

受動態:He was seen to enter the room.

能動態ではtoを付けないこと、受動態ではtoが必要になる場合があることを分けて覚えましょう。

知覚動詞+目的語+過去分詞

知覚動詞と過去分詞の関係を説明するイメージ

目的語が動作を受ける場合

目的語が後ろの動作をするのではなく、その動作を受ける側である場合は、過去分詞を使います。

I heard my name called.

my nameは「呼ぶ側」ではなく「呼ばれる側」です。そのため、過去分詞のcalledを使います。

I saw the road covered with snow.

the roadは雪で覆う側ではなく、覆われる側です。この文では、道路が雪で覆われている状態を見たことを表しています。

目的語が動作をする:原形または動詞-ing

I heard Tom call my name.

目的語が動作を受ける:過去分詞

I heard my name called.

see O do・see O doing・see O 過去分詞の比較

原形、ing、過去分詞は、目的語との関係を見ると整理しやすくなります。目的語が動作をする側なら原形またはing、目的語が動作を受ける側なら過去分詞を考えます。

例文 考え方
see O do I saw the man open the window. the manが窓を開ける側です。動作全体を見ています。
see O doing I saw the man opening the window. the manが窓を開けている途中の場面を見ています。
see O 過去分詞 I saw the window opened. the windowは開けられる側です。開けられた状態に意識があります。

同じ「開ける」という動作でも、the manを目的語にするか、the windowを目的語にするかで、後ろに置く形が変わります。

目的語を変えると形も変わる

空所問題では、同じ動詞でも、目的語が変わると選ぶ形が変わります。

例文 目的語 考え方
I saw the man open the window. the man 原形 the manが窓を開ける側です。
I saw the window opened. the window 過去分詞 the windowは開けられる側です。
I saw the window being opened. the window being + 過去分詞 窓が開けられている途中を表します。

過去形と過去分詞の見分け方

calledcoveredのような規則動詞は、過去形と過去分詞が同じ形です。語尾だけでは判断できないため、次の2点を確認します。

  1. 文の時制を表す動詞がすでにあるか
  2. 目的語が後ろの動作をする側か、受ける側か

I heard my name called.

時制を表している動詞はheardです。後ろのcalledは過去形ではなく、my nameが呼ばれることを示す過去分詞です。

発展:受け身の動作の途中を表す場合

ここからは、原形・ing・過去分詞の基本を理解した後に確認したい内容です。

単純な過去分詞は、目的語が動作を受けた状態や結果に焦点を当てます。一方、受け身の動作が進行している途中を明確に表す場合は、being + 過去分詞を使えます。

表現 例文 表している場面
目的語+過去分詞 I saw the road covered with snow. 雪に覆われた道路を見た。
目的語+being+過去分詞 We saw the door being opened by the staff. スタッフがドアを開けている途中を見た。

openedだけを使うと、開けられた状態や結果に焦点が当たる読み方もできます。開けている途中を明確に表したい場合は、being openedを使うと分かりやすくなります。

知覚動詞を受動態にする場合

「知覚動詞を受動態にすると必ずto不定詞になる」と覚えるのは正確ではありません。能動態で使われていた形によって、受動態の表現も異なります。

原形不定詞がto不定詞になる場合

能動態で「知覚動詞+目的語+原形不定詞」だった文を受動態にすると、原形不定詞の前にtoが付きます。

能動態
Someone saw him enter the building.

受動態
He was seen to enter the building.

受動態の文は、「彼は建物に入るところを目撃された」という意味です。内容を能動的な日本語で表すと、「誰かが、彼が建物に入るところを見た」となります。

was seen ing は間違いではない

was seen ingは、文脈によって正しい表現です。「知覚動詞を受動態にすると必ずto不定詞になる」と覚えていると、He was seen entering the building. のような文を誤りだと考えてしまうことがあります。

しかし、能動態で動詞-ingが使われていた場合は、受動態にしても動詞-ingを使えます。

能動態
Someone saw him entering the building.

受動態
He was seen entering the building.

この受動態の文は、「彼は建物に入っているところを目撃された」という意味です。内容を能動的な日本語で表すと、「誰かが、彼が建物に入っている途中を見た」となります。

was seen doing の追加例

  • She was seen talking with a teacher.
    彼女は先生と話しているところを見られました。
  • The boy was seen running out of the room.
    その少年は部屋から走って出ていくところを見られました。
  • The man was seen leaving the room.
    その男性は部屋を出ているところを見られました。

受動態で seen to do と seen doing を間違えないために

seen to doseen doingの違いは、能動態に戻して考えると整理しやすくなります。

  • be seen to doは、能動態のsee O doに対応する
  • be seen doingは、能動態のsee O doingに対応する
  • 受動態という理由だけで、doingを必ずto doに変えるわけではない
受動態 対応する能動態 表している場面
He was seen to enter the building. Someone saw him enter the building. 建物に入る動作全体が目撃された。
He was seen entering the building. Someone saw him entering the building. 建物に入っている途中の場面が目撃された。
She was heard to sing the song. Someone heard her sing the song. 歌う動作全体が聞かれた。
She was heard singing the song. Someone heard her singing the song. 歌っている途中の声が聞かれた。

was seen to do と was seen doing の短い比較

受動態でも、原形とingの違いは残ります。能動態で原形だった内容はto do、能動態でingだった内容はdoingになります。

動作全体が目撃された
He was seen to leave the room.
彼は部屋を出るところを目撃されました。

途中の場面が目撃された
He was seen leaving the room.
彼は部屋を出ているところを目撃されました。

受動態の注意点

  • 能動態がsee + 目的語 + 原形なら、受動態ではbe seen to do
  • 能動態がsee + 目的語 + doingなら、受動態でもbe seen doing
  • was seen ingは、能動態でingだった内容に対応していれば正しい

テストで問われる知覚動詞の出題形式

この見出しでは、知覚動詞がテストでどのような形式で問われやすいかを一覧で確認します。実際の解き方は、次の「空所問題で原形・ing・過去分詞を見分ける確認の流れ」で整理します。

出題形式 問われる内容
空所補充 目的語の後ろに原形・ing・過去分詞のどれを置くか I saw him leave / leaving the room.
並べ替え 知覚動詞 + 目的語 + 補語の語順を作れるか I heard my name called.
正誤問題 能動態でto不定詞を使っていないか I saw him to enter. は誤り。
受動態への書き換え be seen to do / be seen doing を区別できるか He was seen to enter / entering the room.
似た表現との区別 look at / listen to など前置詞を伴う表現を区別できるか listen to him singing

知覚動詞は、SVOC、分詞、不定詞、受動態、使役動詞と一緒に出題されることがあります。単独の暗記ではなく、「目的語と後ろの語の関係」を見る練習をしておくと、他の単元にもつながります。

空所問題で原形・ing・過去分詞を見分ける確認の流れ

この見出しでは、原形・ing・過去分詞・受動態を含めて、実際の空所問題でどの順番に判断するかを整理します。空所だけを見るのではなく、目的語との関係と前後の場面を順番に確認します。

選択肢に原形・ing・過去分詞が並んだときの考え方

選択肢に原形、ing、過去分詞が並んでいるときは、先に日本語訳を作ろうとするよりも、目的語と空所の関係を確認すると判断しやすくなります。

  • 目的語が動作をする側なら、原形またはingを考える
  • 目的語が動作を受ける側なら、過去分詞を考える
  • 原形とingで判断しにくい場合は、動作全体か途中の場面かを見る
  • 文全体が受動態なら、能動態で原形だったのかingだったのかを確認する

1.目的語が動作をするのか、動作を受けるのか

  • 目的語が動作をする:原形または動詞-ing
  • 目的語が動作を受ける:過去分詞

I heard Tom ___ my name.

Tomが名前を呼ぶ側なので、callまたはcallingを考えます。

I heard my name ___.

my nameは呼ばれる側なので、calledを選びます。

2.動作全体か、進行中の場面か

  • 出来事を一つのまとまりとして捉える:原形
  • 進行中の一場面を捉える:動詞-ing

「一連の動作を見た」などの説明は原形、「〜している途中を見かけた」などの説明は動詞-ingを選ぶ手掛かりになります。

3.目的語が受け身の状態になっているか

目的語が動作を受ける側なら、過去分詞を検討します。

発展事項として、受け身の動作が進行している途中を明確に表す場合は、being + 過去分詞を使うこともあります。

4.文全体が受動態になっているか

  • 能動態の原形に対応する:be seen to do
  • 能動態の動詞-ingに対応する:be seen doing

空所を確認するときの順番

  1. 目的語は動作をする側か、受ける側か
  2. 目的語が動作をする側なら、動作全体か途中の場面か
  3. 目的語が動作を受ける側なら、過去分詞かbeing+過去分詞か
  4. 文全体が受動態になっているか
  5. 受動態なら、能動態で原形だったのかingだったのか

知覚動詞の一覧と使い分け

ここでは、知覚動詞の中でも、原形・ing・過去分詞の問題でよく出る動詞を整理します。中心になるのは、see・watch・hear・feel・noticeです。

動詞 基本的な意味 例文
see 自然に目に入る、見かける I saw him leave the house.
watch 動きや変化を注意して見る We watched the children playing.
hear 音や声が聞こえる I heard someone knock on the door.
feel 身体や感覚で感じる I felt the ground shaking.
notice 変化や出来事に気づく She noticed him enter the room.

see・watch・look atの違い

seeは「自然に目に入る」、watchは「動きや変化を注意して見る」、look atは「視線を向ける」という違いがあります。

  • I saw a bird fly over the roof.
    鳥が屋根の上を飛んでいくのが目に入りました。
  • I watched the birds flying in the sky.
    鳥が空を飛んでいる様子を注意して見ていました。
  • I looked at the bird on the branch.
    枝にいる鳥に視線を向けました。

これらを、すべて同じ語順や使い方で機械的に置き換えられるとは限りません。知覚動詞の問題では、まずseeとwatchを中心に、後ろに続く語との関係を確認してください。

hearとlisten toの違い

hearは「音や声が自然に聞こえる」、listen toは「意識して耳を傾ける」という違いがあります。

  • I heard someone call my name.
    誰かが私の名前を呼ぶのが聞こえました。
  • I listened to him singing.
    彼が歌っているのを意識して聞きました。

listenには通常、目的語を直接続けず、listen toの形にします。意味だけでなく、前置詞toの有無も確認しましょう。

すべての「見る・聞く」系表現が同じ並びになるわけではありません

seeやhearのような知覚動詞では目的語+原形が使われますが、look atやlisten toのように前置詞を伴う表現では、同じように考えられない場合があります。空所問題では、動詞の意味だけでなく、後ろに前置詞が必要かどうかも確認しましょう。

よくある質問

知覚動詞の原形とingの違いは何ですか

原形は動作全体を一つのまとまりとして捉える表現です。ingは、動作が進行している途中の場面を捉える表現です。I saw Tom cross the street. は道路を渡る動作全体、I saw Tom crossing the street. は道路を渡っている途中の場面に意識があります。

see O ing はどんな意味ですか

see O ing は、正確には see O doing の形として考えます。Oが何かをしている途中の場面を見たことを表します。たとえば、I saw him entering the room. は「彼が部屋に入っている途中を見た」という意味です。

see O do と see O doing はどちらを選べばよいですか

動作全体を見たなら see O do、途中の場面を見たなら see O doing を選びます。文脈が薄い場合は両方可能なこともありますが、選択問題では「一連の動作」なのか「している途中」なのかを確認しましょう。

知覚動詞の後ろは必ず原形ですか

必ず原形とは限りません。目的語が動作をする側なら、原形またはingを使います。目的語が動作を受ける側なら、過去分詞を使います。I saw him enter. のように原形を使う場合もあれば、I saw him entering. のようにingを使う場合もあります。

was seen ing は文法的に正しいですか

文脈によって正しい表現です。能動態が Someone saw him doing. の形なら、受動態でも He was seen doing. になります。一方、能動態が Someone saw him do. なら、受動態では He was seen to do. になります。

He was seen entering と He was seen to enter の違いは何ですか

He was seen to enter. は、能動態で Someone saw him enter. に対応し、入る動作全体が目撃されたことを表します。He was seen entering. は、能動態で Someone saw him entering. に対応し、入っている途中の場面が目撃されたことを表します。

知覚動詞のingは動名詞ですか、それとも現在分詞ですか

see O doing のdoingは、Oがしている動作を説明する現在分詞として考えると分かりやすいです。「〜すること」という名詞の働きをする動名詞ではなく、Oの状態や動作を表します。空所問題では、目的語が何をしている途中なのかを確認しましょう。

知覚動詞のingは進行形ですか

形はdoingですが、see O doing のdoingは文全体の進行形ではありません。Tom is crossing the street. は現在進行形ですが、I saw Tom crossing the street. では、crossingがTomの動作を説明しています。

called は過去形ですか、過去分詞ですか

I heard my name called. のcalledは過去分詞です。文全体の時制はheardが表しており、calledはmy nameが「呼ばれる側」であることを示しています。過去形と過去分詞が同じ形の動詞では、目的語との関係を見て判断しましょう。

知覚動詞の原形不定詞と現在分詞はどう見分けますか

原形不定詞は、目的語がする動作全体を表します。現在分詞は、目的語がその動作をしている途中の場面を表します。どちらも目的語が動作をする側で使いますが、動作全体か途中の場面かで使い分けます。

知覚動詞の後ろにingが来るのはなぜですか

目的語がその動作をしている途中だと捉えるためです。I saw Tom crossing the street. では、Tomが道路を渡っている途中の場面を見たことを表します。動作全体を見る場合は I saw Tom cross the street. のように原形を使います。

知覚動詞の原形とingはどちらも正解になりますか

文脈によってはどちらも文法的に可能です。ただし、動作全体を見たなら原形、途中の場面を見たならingです。テストでは、前後の説明がどちらを求めているかを確認しましょう。

知覚動詞を受動態にすると必ずto不定詞になりますか

必ずではありません。能動態で原形不定詞だった場合は受動態でto不定詞になりますが、能動態でingだった場合は受動態でもingを使えます。

知覚動詞の後ろにto不定詞は使えますか

能動態のsee、hear、feelなどでは、通常「目的語+原形」を使い、I saw him to enter. のようにはしません。ただし、受動態になると、He was seen to enter. のようにtoが付きます。toが出てきたら、文全体が能動態なのか受動態なのかを先に確認しましょう。

知覚動詞の過去分詞は受動態ですか

文全体が受動態とは限りません。I heard my name called. では、文全体はI heardで始まる能動態ですが、my nameとcalledの関係が「呼ばれる」という受け身の関係になっています。

look at や listen to も知覚動詞と同じ形になりますか

see、watch、hearなどと同じように扱えない場合があります。特にlistenは通常listen toの形を取り、目的語を直接続けません。意味だけでなく、前置詞の有無にも注意してください。

知覚動詞と使役動詞はどう見分けますか

どちらも目的語の後ろに原形が来ることがありますが、意味が異なります。知覚動詞はsee、hear、feelなどで「見る・聞く・感じる」を表します。使役動詞はmake、let、haveなどで「させる・してもらう」を表します。問題では、後ろの形だけでなく、使われている動詞の意味も確認しましょう。

【まとめ】原形・ing・過去分詞・受動態の比較

表現 関係・能動態との対応 意味の中心 例文
目的語+原形 目的語が動作をする 動作全体を捉える I saw Tom cross the street.
目的語+ing 目的語が動作をする 進行中の一場面を捉える I saw Tom crossing the street.
目的語+過去分詞 目的語が動作を受ける 動作を受けた状態や結果を捉える I saw the road covered with snow.
be seen to do 能動態では原形 動作全体が目撃される He was seen to enter the building.
be seen doing 能動態でもing 進行中の場面が目撃される He was seen entering the building.
発展:目的語+being+過去分詞 目的語が進行中の動作を受ける 受け身の動作の途中を捉える We saw the door being opened.

まずは原形・ing・過去分詞の3つを理解しましょう。そのうえで、受動態のto doとdoing、発展事項のbeing+過去分詞を確認すると整理しやすくなります。

知識を確認したい場合は、次の確認問題で「目的語が動作をする側か」「動作を受ける側か」「受動態でtoが必要か」を実際に選びながら復習してみましょう。

【確認問題】知覚動詞チェック10問

原形・ing・過去分詞・受動態の使い分けを、問題で確認しましょう。

必要な問題だけ解く場合

  • 原形とing:問題2〜6
  • 過去分詞:問題7・10
  • 受動態:問題8・9
  • 全体確認:問題1〜10

解く前に見るポイント

  1. 目的語が動作をする側なら、原形またはingを考える
  2. 目的語が動作を受ける側なら、過去分詞を考える
  3. 原形とingで判断しにくい場合は、動作全体か途中の場面かを見る
  4. 受動態なら、能動態で原形だったのかingだったのかを確認する

問題1

知覚動詞の目的語が、後ろの動作をする側であるときに候補となる形はどれですか。

A. 原形または動詞-ing

B. 過去分詞だけ

C. 過去形だけ

D. 必ずto不定詞

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正解:A

目的語が動作をする側なら、原形または動詞-ingを使います。過去分詞は目的語が動作を受ける側の場合に考えます。

問題2

Tomが道路の端から反対側まで渡る一連の動作を見ました。

I saw Tom ___ the street.

A. cross

B. crossed

C. crossing

D. to cross

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正解:A(cross)

道路を渡る出来事全体を捉えているため、原形を使います。能動態の知覚動詞では、通常to crossのようにto不定詞にはしません。

問題3

駅へ向かう途中で、Tomが道路を渡っているところを見かけました。

I saw Tom ___ the street.

A. cross

B. crossed

C. crossing

D. to cross

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正解:C(crossing)

道路を渡っている途中の場面なので、動詞-ingを使います。crossを選ぶと、動作全体を見たという意味に近くなります。

問題4

試合の途中で、子どもたちがサッカーをしている様子を見ていました。

We watched the children ___ soccer.

A. play

B. played

C. playing

D. to play

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正解:C(playing)

サッカーをしている途中の様子なので、playingが適切です。playedは過去形または過去分詞の形ですが、childrenがサッカーをする側なのでここでは合いません。

問題5

夜中に目が覚めると、赤ちゃんが泣き続けている声が聞こえました。

I heard the baby ___.

A. cry

B. cried

C. crying

D. to cry

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正解:C(crying)

泣いている途中の場面を表しているため、cryingを使います。cryを選ぶと、泣くという出来事をひとまとまりとして聞いた意味になります。

問題6

地震が続いている間、地面が揺れているのを感じました。

I felt the ground ___.

A. shake

B. shook

C. shaking

D. shaken

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正解:C(shaking)

揺れが続いている途中の場面なので、shakingを使います。shakenは「揺さぶられた」という受け身・完了的な意味になり、この場面とは合いません。

問題7

人混みの中で、自分の名前が呼ばれるのを聞きました。

I heard my name ___.

A. call

B. calling

C. called

D. to call

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正解:C(called)

my nameは呼ばれる側なので、過去分詞のcalledを使います。callやcallingは、目的語がその動作をする側の場合に使います。

問題8

次の能動態を受動態にします。

Someone saw him enter the building.

He was seen ___ the building.

A. enter

B. entered

C. entering

D. to enter

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正解:D(to enter)

能動態の原形不定詞は、受動態ではto不定詞になります。enterのままにしないのは、受動態でtoが必要になるためです。

問題9

次の能動態を受動態にします。

Someone saw him entering the building.

He was seen ___ the building.

A. enter

B. to enter

C. entering

D. entered

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正解:C(entering)

能動態でenteringが使われているため、受動態でもenteringを使います。受動態だからといって、必ずto enterに変えるわけではありません。

問題10 発展

スタッフがドアを開けている途中の場面を見ました。

We saw the door ___ by the staff.

A. open

B. opened

C. being opened

D. to open

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正解:C(being opened)

ドアは開けられる側であり、さらに動作の途中を表しているため、being openedを使います。openedだけでは、開けられた状態や結果に焦点が当たりやすくなります。

よくある誤答

  • I saw Tom to cross the street. のように、能動態の知覚動詞でto不定詞を使う誤りに注意しましょう。
  • I heard my name called. のcalledは、文全体の過去形ではなく、my nameとの受け身関係を表す過去分詞です。
  • He was seen entering the building. は、能動態でSomeone saw him entering.に対応していれば正しい表現です。