STAGE3 Lesson4-1受動態の発展(復習/助動詞を含む)【ニュートレジャーの道案内】

助動詞を含む受動態の作り方

Lesson4では、受動態の応用的な表現に焦点を当てます。このセクションでは、助動詞を含む受動態の作り方について学びます。

まず、能動態の文を受動態に変える手順を確認しましょう。能動態の文には例えば、「He will do the work tomorrow.」という文があります。これを受動態にすると、「The work will be done (by him) tomorrow.」となります。

このとき、助動詞を含む場合は注意が必要です。助動詞の後には動詞の原形を置き、その後に「be動詞+過去分詞」の形を作ります。つまり、「助動詞 + be + 過去分詞」という形式です。

例えば、「The book will be published next year.」という文では、「助動詞 + be + 過去分詞」の形式が使われています。「will」の後には「be動詞+過去分詞」が続き、「published」が「出版される」を意味します。


進行形の受動態の形成方法

この形は、「何々している」を受動態にしたもので、「何々されている」という意味を持ちます。形は「be + being + 過去分詞」となります。

例文の解説

まず、以下の文を見てみましょう。

彼女の新しい本は今宣伝中です。」
ここでは、「be動詞 + ing」で進行形が作られ、「being」の後に過去分詞が続くことで「何々されている」という意味になります。例えば、「advertised(宣伝する)」が「広告される」という意味になります。

次に、別の文を見てみましょう。

その橋はその時修理中だった。」
ここでは「was + ing」で進行形が作られ、「be + 過去分詞」で受動態が作られます。つまり、「されている所だった」という意味になります。

進行形の受動態の形式は固定されていますので、この語順を覚えておきましょう。


完了形の受動態の形

完了形の受動態は、「have + 過去分詞」で完了形を示し、「be動詞 + 過去分詞」で受動態を示します。例えば、「Many comments have been posted.」では、「have + 過去分詞」と「be + 過去分詞」が組み合わさり、「投稿されてきた」という現在完了の継続用法が表現されます。

実例の考察

“The forest have been protected since 2000.”という例では、「have been + 過去分詞」が「西暦2000年から保護されてきている」という意味を持ちます。こうした例から、受動態の構成や意味を理解し、練習を重ねることが重要です。

Lesson 5 セクション3: 受動態の応用

まとめ

ポイント 説明
句動詞の受動態 句動詞を含む受動態では、前置詞を省略せずそのまま使う
知覚動詞の受動態 知覚動詞の目的語が主語になり、be + 過去分詞の形をとる
使役動詞の受動態 使役動詞(make, have, let)の受動態では「to 不定詞」を用いる
原形・ing形・過去分詞 知覚動詞の受動態では、原形は「to 不定詞」に変換される
助動詞を含む受動態 助動詞の後に「be + 過去分詞」を置く
進行形の受動態 「be + being + 過去分詞」の形をとる
完了形の受動態 「have been + 過去分詞」の形をとる

クイズ

問題 選択肢 答え
1. 受動態で前置詞を省略してはいけないのは? A. 句動詞 B. 知覚動詞 C. 使役動詞 D. 一般動詞
2. 「I was spoken to by a stranger.」の訳は? A. 私は見知らぬ人に話しかけられた B. 私は見知らぬ人を話しかけた C. 私は見知らぬ人を無視した D. 私は見知らぬ人に会った
3. 使役動詞「make」の受動態の特徴は? A. 受動態ではto 不定詞が使われる B. 受動態ではing形が使われる C. 動詞は原形のまま D. 受動態にはならない
4. 「The work will be completed soon.」の文の構造は? A. 進行形の受動態 B. 助動詞を含む受動態 C. 句動詞の受動態 D. 知覚動詞の受動態
5. 進行形の受動態の正しい形は? A. be + being + 過去分詞 B. have + been + 過去分詞 C. be + 過去分詞 D. be + ing + 過去分詞