STAGE3 Lesson4-1助動詞・進行形・完了形を含む受動態の作り方と使い分けの基本編【ニュートレジャーの道案内】

助動詞・進行形・完了形を含む受動態の作り方と使い分けの基本編

can be doneis being donehas been done は、どれも受動態の応用表現です。受動態の基本は be動詞+過去分詞 ですが、助動詞・進行形・完了形が加わると、過去分詞の前に置く語が変わります。

最初に見るところは、過去分詞の前です。

  • will be done / can be used:助動詞のあとに be を置く
  • is being repaired / was being built:進行中なので being を置く
  • has been protected / have been posted:完了形なので been を置く

たとえば、The work will be done tomorrow. は「その仕事は明日されるでしょう」、The bridge is being repaired now. は「その橋は今修理されているところです」、The forest has been protected since 2000. は「その森は2000年から保護されています」という意味です。

Lesson4-1では、次の3つを区別できることが大切です。

種類 例文 意味
助動詞を含む受動態 助動詞 + be + 過去分詞 The work will be done tomorrow. その仕事は明日されるでしょう。
進行形の受動態 be + being + 過去分詞 The bridge is being repaired now. その橋は今修理されているところです。
完了形の受動態 have been + 過去分詞 The forest has been protected since 2000. その森は2000年から保護されています。

どの文も、中心にあるのは「される」という受動の意味です。ただし、助動詞が加わるのか、進行中の意味が加わるのか、完了・継続の意味が加わるのかによって、英語の形が変わります。

このページでは、NEW TREASURE STAGE3 Lesson4-1で扱う、助動詞・進行形・完了形を含む受動態を例文で確認します。

受動態の応用は3つに分けて見る

受動態の応用で大切なのは、過去分詞だけに注目しないことです。過去分詞の前に何が置かれているかを見ると、文の働きが分かりやすくなります。

  • will be done / can be used:助動詞を含む受動態
  • is being made / was being repaired:進行形の受動態
  • has been used / have been posted:完了形の受動態

見た目が長くなっても、考え方は複雑ではありません。受動態の be + 過去分詞 に、助動詞・進行形・完了形の働きが加わっていると考えます。

特に、will donecan usedhas protected のように、必要な bebeen を抜かないように注意します。

助動詞を含む受動態:will be done / can be used

助動詞を含む受動態では、助動詞のあとに必ず be を置きます。形は 助動詞 + be + 過去分詞 です。

能動態:He will do the work tomorrow.

受動態:The work will be done (by him) tomorrow.

will のあとに置くのは be です。will done とは言えません。助動詞のあとは動詞の原形が来るため、受動態にすると will be done になります。

もう一つ例文を見てみましょう。

The book will be published next year.

この文は「その本は来年出版されるでしょう」という意味です。will be published が、助動詞を含む受動態です。

助動詞が変わっても、考え方は同じです。

  • This room can be used after school.(この部屋は放課後に使うことができます。)
  • The report must be finished today.(そのレポートは今日終えなければなりません。)
  • The window may be opened.(その窓は開けられるかもしれません。)

can、must、may のあとも、受動態では be + 過去分詞 を続けます。

つまり、助動詞を見つけたら、その後ろに be があるかを確認します。will been published のように been を置く形にも注意が必要です。

進行形の受動態:is being done / was being repaired

進行形の受動態は、「今まさに何かがされている」「その時に何かがされていた」という意味を表します。形は be + being + 過去分詞 です。

現在進行形の受動態

Her new book is being advertised now.

これは「彼女の新しい本は今宣伝されているところです」という意味です。is being advertised が進行形の受動態です。

ここで being を抜いて Her new book is advertised now. とすると、「今まさに宣伝されているところ」という進行中の意味が弱くなります。now があり、動作の途中であることを表したいときは、is being advertised の形を使います。

過去進行形の受動態

The bridge was being repaired then.

これは「その橋はその時修理されているところでした」という意味です。was being repaired が過去進行形の受動態です。

進行形の受動態では、being を落としやすい点に注意が必要です。be動詞が2つ続いているように見えても、be + being + 過去分詞 でひとまとまりとして考えます。

現在なら is being repaired、過去なら was being repaired のように、最初の be動詞が時制を表します。being は、進行中であることを示します。

完了形の受動態:has been done / have been posted

完了形の受動態は、完了形の have + 過去分詞 と、受動態の be + 過去分詞 が重なった形です。基本は have been + 過去分詞 です。

Many comments have been posted.

これは「多くのコメントが投稿されてきました」という意味です。have been posted が現在完了形の受動態です。

もう一つの例も確認しましょう。

The forest has been protected since 2000.

これは「その森は2000年から保護されています」という意味です。since 2000 があるため、過去から現在まで続いている内容を表します。

完了形の受動態では、been が必要です。たとえば The forest has protected since 2000. とすると、「その森が何かを保護した」という能動の意味になってしまい、文の意味が変わります。

has been protected では、has been が完了形、protected が受動態の過去分詞です。「守られてきた」「守られている」という意味を表します。

よくある誤答と注意点

助動詞・進行形・完了形を含む受動態では、次のような誤りがよく見られます。

誤りやすい形 正しい形 注意点
will done will be done 助動詞のあとには be が必要です。
can used can be used can のあとも be + 過去分詞にします。
is advertised now is being advertised now 「今されているところ」は being を入れます。
has protected has been protected 「保護されてきた」は been が必要です。
will been published will be published will のあとに been は置きません。

受動態では、過去分詞だけを見て判断しないことが大切です。過去分詞の前に bebeingbeen のどれがあるかを見ると、文の働きが分かりやすくなります。

be があれば助動詞と組み合わさることが多く、being があれば進行中、been があれば完了形と考えると、英文を読みやすくなります。

Lesson4-1で押さえたい見分け方

受動態の応用では、意味を日本語に直す前に、英語の並びを確認すると理解しやすくなります。

  • will be done なら、助動詞を含む受動態
  • can be used なら、助動詞を含む受動態
  • is being repaired なら、進行形の受動態
  • was being built なら、過去進行形の受動態
  • has been protected なら、完了形の受動態
  • have been posted なら、完了形の受動態

複雑に見える文でも、英語の並びを小さく分けて見ると理解しやすくなります。助動詞があるか、being があるか、been があるかを確認してから意味を考えましょう。

特に、will behas been は似て見えることがありますが、意味は異なります。will be published はこれから出版されること、has been published はすでに出版されていることを表します。

助動詞・進行形・完了形を含む受動態のまとめ

ここまでの内容を、形・例文・注意点で確認します。表を見るときは、過去分詞の前にある語に注目してください。

確認項目 説明
受動態の基本
  • 受動態は be動詞 + 過去分詞 で作ります。
  • 能動態の目的語が、受動態では主語になります。
  • 必要な場合は by + 行為者 を付けます。
助動詞を含む受動態
  • 形:助動詞 + be + 過去分詞
  • 例:The work will be done tomorrow.
  • 例:This room can be used after school.
  • 注意:助動詞のあとには be を置きます。
進行形の受動態
  • 形:be + being + 過去分詞
  • 例:Her new book is being advertised now.
  • 例:The bridge was being repaired then.
  • 注意:「されているところ」を表すときは being が必要です。
完了形の受動態
  • 形:have been + 過去分詞
  • 例:Many comments have been posted.
  • 例:The forest has been protected since 2000.
  • 注意:「されてきた」「されている」という完了・継続の意味を表します。
見分け方
  • will be / can be / must be があれば、助動詞を含む受動態です。
  • being があれば、進行形の受動態です。
  • have been / has been があれば、完了形の受動態です。

確認クイズ:助動詞・進行形・完了形を含む受動態

最後に、bebeingbeen の違いを中心に確認します。間違えた問題は、表の「形」と本文中の例文に戻って見直しましょう。

問題 選択肢(A~D) 答え
1. 助動詞を含む受動態の正しい形はどれ? A. 助動詞 + 過去分詞
B. 助動詞 + be + 過去分詞
C. 助動詞 + been + 動詞の原形
D. 助動詞 + being + 過去分詞
正解:B(助動詞 + be + 過去分詞)
2. 「He will do the work tomorrow.」の受動態として最も適切なのはどれ? A. The work will do by him tomorrow.
B. The work will done by him tomorrow.
C. The work will be done by him tomorrow.
D. The work is done by him tomorrow.
正解:C(will be done)
3. 「その本は来年出版されるでしょう。」に最も近い英文はどれ? A. The book will publish next year.
B. The book will be published next year.
C. The book is published next year.
D. The book has been published next year.
正解:B(will be published)
4. 進行形の受動態の形として正しいものはどれ? A. be + being + 過去分詞
B. be + been + 過去分詞
C. have + being + 過去分詞
D. have + been + 過去分詞
正解:A(be + being + 過去分詞)
5. 「Her new book is being advertised now.」の意味として最も近いものはどれ? A. 彼女の新しい本は今宣伝しました。
B. 彼女の新しい本は今宣伝されているところです。
C. 彼女の新しい本は今宣伝されてきました。
D. 彼女の新しい本は今宣伝されるはずです。
正解:B(進行形の受動態)
6. 「The bridge was being repaired then.」の説明として正しいものはどれ? A. 過去完了形の受動態
B. 過去進行形の受動態
C. 現在完了形の受動態
D. 助動詞を含む受動態
正解:B(was being repaired)
7. 完了形の受動態の形として最も適切なのはどれ? A. have + 過去分詞
B. be + been + 過去分詞
C. have been + 過去分詞
D. had being + 過去分詞
正解:C(have been + 過去分詞)
8. 「Many comments have been posted.」の意味として最も適切なのはどれ? A. 多くのコメントが投稿されるでしょう。
B. 多くのコメントが投稿されているところです。
C. 多くのコメントが投稿されてきました。
D. 多くのコメントが投稿されるはずがありません。
正解:C(現在完了形の受動態)
9. 「The forest has been protected since 2000.」に関する説明として正しいものはどれ? A. 2000年から守られている状態が今も続いている。
B. 2000年に一度だけ守られた。
C. 2000年まで守られていたが今は守られていない。
D. 2000年から守られる予定だ。
正解:A(完了形の受動態の継続用法)
10. 次のうち、受動態の形として誤っているものはどれ? A. The work will be done soon.
B. The bridge is being built now.
C. The room has been cleaned.
D. The book will been published next year.
正解:D(正しくは will be published)

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STAGE3の英文法では、受動態だけでなく、時制・助動詞・不定詞などの理解も重要になります。Lesson4-1の内容を確認したあとで、前後の単元も見直すと、英文の構造がより読み取りやすくなります。

STAGE3の英文法全体は、STAGE3|高校英文法の総まとめで確認できます。

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