STAGE3 Lesson5-1副詞節(相関接続詞)【ニュートレジャーの道案内】
相関接続詞の基本形
まず最初に登場するのは「both A & B」です。これは「AとBの両方とも」という意味を表します。例えば、「I’m interested in science and agriculture.」という文では、どちらにも興味があるということを示しています。
“not only but also”
次に、「not only but also」があります。これは、「AだけでなくBも」という意味を持ちます。例えば、「He studies not only in the classroom but in his room.」という文では、教室だけでなく自分の部屋でも勉強していることを示します。
“either A or B” と “neither A nor B”
また、「either A or B」は「AかBのどちらか」という意味で、「He will major in either biology or chemistry.」という文では、生物学か化学のどちらかを専攻することを示します。
これに対して、「neither A nor B」は「AとBのどちらも何々ない」という意味で、「He wants neither fame nor money.」という文では、評判もお金も欲しくないことを表します。
これらの相関接続詞を使いこなすことで、文の表現が豊かになります。しっかりと使い分けて、英語表現力を高めましょう。
使い方の注意点
相関接続詞の主語と動詞の形について
相関接続詞を使った語句が主語になる場合、その動詞の形に注意が必要です。どの位置でも相関接続詞は使えますが、動詞の形が重要です。覚えるべき原則は2つだけです。
-
- “Both you and I”
“Both you and I”は「あなたと私の2人とも」という意味です。この名詞の塊は複数扱いされますので、主語が複数ならbe動詞には“are”を使います。例えば、「Both you and I are interested in science and agriculture.」となります。
-
- その他の相関接続詞
“not only but also”、「either A or B」、「neither A nor B」などの場合、後ろに合わせて動詞の形を決めます。日本語で考えると、後ろにくる方を強調したいためです。「not only but also」なら「あなただけでなく私も」という意味で、後ろにくる”I”に合わせてbe動詞は“am”になります。同様に、”either you or I”、”neither you nor I”も後ろにくる語句に合わせて動詞を選びます。
この原則を覚えておけば、相関接続詞の使い方に迷うことはありません。
【大学受験英作文講座】:和文英訳・自由英作文を段階的に練習し、伝わる英作文の構築力を育成します。
相関接続詞の使い方について
相関接続詞とは、”me too“のような英語特有の表現について学びます。このセクションでは、肯定文と否定文で使う単語の違いに注目します。
肯定文の場合
肯定文においては、「私も」という表現に”So“を使います。例えば、”I’m interested in French.“という文に対して、「私も」と返す場合は、”So am I.”となります。疑問文の語順に注意して、”So“の後に主語とbe動詞を使います。
否定文の場合
否定文においては、「私も」という表現に”Neither“を使います。例えば、”I don’t know which way to go.“という文に対して、「私も分からない。」と言いたい場合は、”Neither do I.”となります。元の文の否定形に合わせて、”Neither“の後に助動詞と主語を使います。
例文
- 肯定文: “He worked hard.” → “So did he.”
- 否定文: “I can’t understand it.” → “Neither can I.”
Lesson 5 セクション1:相関接続詞(both A and B / not only A but also B / either A or B / neither A nor B)
まとめ
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| both A and B | 「AとBの両方とも」。2つをまるごと肯定する。 |
| not only A but also B | 「AだけでなくBも」。後ろのBを強調する形になる。 |
| either A or B | 「AかBのどちらか」。主語の場合、動詞は後ろの語に合わせる。 |
| neither A nor B | 「AもBも〜ない」。否定のペア。動詞は後ろの語に合わせる。 |
| 動詞の決め方(重要) | ・both A and B → 複数扱いで are ・その他(not only / either / neither)→ 後ろに来る語に動詞を合わせる |
| 肯定文での「私も」 | So + 助動詞/Be動詞 + 主語 例:I am tired. → So am I. |
| 否定文での「私も」 | Neither + 助動詞/Be動詞 + 主語 例:I can’t swim. → Neither can I. |
クイズ
| 問題 | 選択肢 | 答え |
|---|---|---|
| 1. 「both A and B」の意味として正しいのは? |
A. AかBどちらか B. AもBも〜ない C. AとBの両方とも D. AだけでなくBも |
|
| 2. 「not only A but also B」の強調される場所は? |
A. A B. B C. AとB両方 D. 強調しない |
|
| 3. 「either A or B」が主語のとき、動詞はどちらに合わせる? |
A. Aに合わせる B. Bに合わせる C. 常に単数 D. 常に複数 |
|
| 4. 「Neither A nor B」の意味は? |
A. AとBの両方とも B. AかBどちらか C. AもBも〜ない D. AだけでなくBも |
|
| 5. 「私も(肯定)」の正しい形は? |
A. So do I. B. Neither do I. C. I too. D. Too I am. |
|


