STAGE3 Lesson5-2副詞節(いろいろな従位接続詞)【ニュートレジャーの道案内】
Lesson5 セクション2では副詞節の接続詞を整理します
STAGE3 Lesson5-2では、since / as soon as / until / by the time など、時を表す従位接続詞を学びます。
「副詞節の中では will を使うのか」「since は前置詞なのか接続詞なのか」「until と by the time はどう違うのか」で迷いやすい単元です。
このページでは、意味の暗記だけでなく、接続詞の後ろに続く形、主節と副詞節の時間関係、時を表す副詞節内の時制を例文で確認します。
- NEW TREASURE STAGE3 Lesson5-2の内容を復習したい人
- 副詞節で will を使うかどうか迷う人
- since / as soon as / until / by the time の違いを、文法問題や長文読解につなげて整理したい人

先に結論
- 従位接続詞の後ろには、基本的に主語+動詞が続きます。
- 時を表す副詞節では、未来の内容でも現在形を使うことがあります。
- until は「〜までずっと」、by the time は「〜するまでに」と区別します。
- since は前置詞にも接続詞にもなるため、後ろに続く語を見ます。
知りたいところから確認:副詞節とは? / since / as soon as / until / by the time / 確認クイズ
従位接続詞は、and / but / or のように同じ重さの語句を並べる接続詞とは違います。主節に対して、時・条件・理由・結果などの情報を加える節を作ります。
このページでは、STAGE3 Lesson5-2で扱う時を表す接続詞を中心に、副詞節とは何か、since と until の使い方、未来の内容でも現在形を使う場面を例文で確認します。
Lesson5-2に入る前にSTAGE3全体の位置づけを確認したい場合は、STAGE3|高校英文法の総まとめ(全体像はこちら)で、時制・助動詞・不定詞など他単元とのつながりを先に確認できます。
副詞節とは何か
副詞節とは、文の中で「いつ」「どんな場合に」「なぜ」「何のために」などを説明する節です。形としては、接続詞 + 主語 + 動詞 のまとまりになります。
副詞節は文の中心ではなく、情報を加える部分です
副詞節を理解するときは、文の中心になる部分と、そこに説明を加える部分を分けて考えます。文の中心になる内容が主節で、接続詞から始まり時間や条件などを加えるまとまりが副詞節です。
| まとまり | 例 | 働き |
|---|---|---|
| 主節 | Please wait here | 文の中心になる内容 |
| 副詞節 | until I come back | 「いつまで待つのか」を説明する |
Please wait here until I come back. は、「私が戻ってくるまで、ここで待っていてください」という意味です。この文では、until I come back が副詞節です。
副詞節を見つけるときは接続詞の後ろを確認します
副詞節を見つけるときは、接続詞だけを見るのではなく、その後ろに主語+動詞が続いているかを確認します。たとえば until I come back では、I が主語、come が動詞です。
読み方のコツ
- まず文の中心になる主節を探す
- 次に接続詞から始まるまとまりを探す
- そのまとまりが「いつ」「どんな場合に」などを説明していれば副詞節として読む
since / as soon as / until / by the time の見分け方

Lesson5 セクション2では、時を表す従位接続詞が多く出てきます。日本語訳だけで覚えるのではなく、後ろに主語と動詞が続くか、どの時間関係を表すかを確認します。
意味だけでなく、時間関係を見ます
同じ「〜まで」と訳せそうな表現でも、英語では表している関係が違います。特に until と by the time は混同しやすいため、「続いているのか」「その時点までに完了するのか」を分けて考えます。
| 接続詞 | 意味 | 見るところ | 例文 |
|---|---|---|---|
| since | 〜して以来 | 後ろが名詞か、主語+動詞かを見る | She has been writing poems since she was seventeen. |
| as soon as | 〜するとすぐに | 出来事の前後関係を見る | His poetry sold out as soon as it was published. |
| until | 〜するまでずっと | 動作や状態が続く範囲を見る | Please wait here until I come back. |
| by the time | 〜するまでに | その時点までに完了する内容を見る | By the time she turns 30, she will be a successful poet. |
since は前置詞にも接続詞にもなります
since は、「〜以来」という意味で使われます。ただし、後ろに来る形によって、前置詞として使われている場合と、従位接続詞として使われている場合があります。
since の後ろが名詞なら前置詞です
since 2015 のように、後ろに名詞だけが続く場合、since は前置詞として使われています。この場合は「2015年以来」と読みます。
since の後ろが主語+動詞なら接続詞です
since she was seventeen のように、後ろに主語+動詞が続く場合、since は従位接続詞として使われています。この場合は「彼女が17歳だった時から」と読みます。
- since 2015:前置詞として使われている。後ろは名詞。
- since she was seventeen:従位接続詞として使われている。後ろは主語+動詞。
例文の She has been writing poems since she was seventeen. では、since の後ろに she was という主語と動詞があります。そのため、この since は従位接続詞です。
この文の読み方
- She has been writing poems:彼女はずっと詩を書いています
- since she was seventeen:彼女が17歳だった時から
- 現在完了進行形と since が組み合わさり、「17歳の時から今まで続いている」と読みます。
as soon as は「〜するとすぐに」です
as soon as は、「〜するとすぐに」という意味を表します。時間の流れの中で、ある出来事の直後に別の出来事が起きることを示します。
as soon as は出来事の順番を見ます
as soon as を含む文では、どちらの出来事が先に起き、その直後に何が起きたのかを確認します。
His poetry sold out as soon as it was published.
この文では、it was published が「それが出版された」、His poetry sold out が「彼の詩集は売り切れた」という内容です。つまり、「出版されてすぐに売り切れた」という流れになります。
as soon as の確認
- as soon as + S + V の形を作る
- 「〜するとすぐに」と訳す
- 主節と副詞節の出来事の前後関係を見る
until は「〜するまでずっと」です
until は、「〜するまでずっと」という意味を表します。ある動作や状態が、ある時点まで続くことを示します。
until は続いている動作や状態に注目します
until を読むときは、「その時点まで何が続いているのか」を確認します。待つ、続ける、残る、滞在するなど、ある動作や状態が一定の時点まで続くイメージです。
Please wait here until I come back.
この文では、「私が戻ってくるまで、ここで待っていてください」という意味になります。I come back は未来の内容ですが、will come ではなく come になっています。
until I come back で will come にしない理由
時を表す副詞節では、未来の内容でも現在形を使うことがあります。ここでは until I come back 全体が「いつまで待つのか」を説明する副詞節なので、未来の内容でも come が使われています。
時を表す副詞節の時制
- 未来の内容でも、時を表す副詞節の中では現在形を使うことがあります。
- until I come back は、未来の内容でも come を使います。
- 主節では未来表現を使えますが、副詞節の中では will を使わないことが多くあります。
ここまでのミニ確認
- since she was seventeen は、後ろに主語+動詞があるので接続詞として使われています。
- as soon as it was published は、出版された直後に何が起きたかを説明しています。
- until I come back は、未来の内容でも時を表す副詞節なので come を使います。
副詞節内の時制は内容に合わせて変わります
「時を表す副詞節では未来の内容でも現在形を使う」と聞くと、いつでも現在形にすればよいと考えてしまうことがあります。しかし、副詞節の時制は、文全体が表している時間に合わせて考える必要があります。
過去の話なら副詞節の中も過去形になります
She had been waiting there until he came back.
この文では、過去の話として「彼が戻ってくるまで、彼女はそこで待っていました」という意味になります。過去の内容なので、副詞節の中も he came back と過去形になります。
現在形にするのは未来内容の時の副詞節です
大切なのは、「副詞節ならいつでも現在形」ではないという点です。未来の内容を表す時の副詞節では現在形を使うことがありますが、過去の出来事を表すときは過去形になります。
| 文 | 副詞節 | 考え方 |
|---|---|---|
| Please wait here until I come back. | until I come back | 未来の内容だが、時の副詞節なので現在形 |
| She had been waiting there until he came back. | until he came back | 過去の内容なので過去形 |
by the time は「〜するまでに」です
by the time は、「〜するまでに」という意味を表します。until が「〜までずっと」という継続を表しやすいのに対し、by the time は「その時点までには」という期限を表します。
by the time は完了する時点に注目します
by the time を読むときは、「その時点までに何が終わっているのか」「その時点までにどの状態になっているのか」を確認します。
By the time she turns 30, she will be a successful poet.
この文は、「彼女が30歳になるまでに、彼女は成功した詩人になっているでしょう」という意味です。ここでも、she turns 30 は未来の内容ですが、時を表す副詞節の中なので turns が使われています。
until と by the time は日本語訳だけで判断しない
どちらも日本語では「〜まで」と考えたくなることがありますが、英語では中心になる意味が違います。until は続く内容、by the time はその時までに完了する内容を表します。
until と by the time の違い
- until:その時まで動作や状態が続く
- by the time:その時までに何かが完了している
- Please wait until I come back.:戻るまで待っていてください
- By the time she turns 30, she will be a successful poet.:30歳になるまでには成功した詩人になっているでしょう
| 比べる表現 | 中心になる意味 | 例 |
|---|---|---|
| until | 続く | 戻るまで待つ |
| by the time | その時までに完了する | 30歳になるまでに成功している |
Lesson 5 セクション2 まとめ
Lesson5-2では、接続詞の意味だけでなく、後ろに続く形と時間関係を見ることが大切です。特に、since は後ろの形、until と by the time は表している時間関係、時を表す副詞節では時制の使い方に注意します。
| ポイント | 説明 |
|---|---|
| 従位接続詞とは? | 文と文・節と節をつなぎ、一方を主節に従わせる接続詞。等位接続詞 and, but, or とは役割が異なる。 |
| 時を表す従位接続詞 | since / as soon as / until / by the time など。「いつから」「〜するとすぐ」「〜まで」「〜するまでに」などの時間関係を表す。 |
| since の使い方 | 前置詞として「〜以来」、従位接続詞として「〜してからずっと」。接続詞のときは since + S + V の形になる。 |
| as soon as の使い方 | 「〜するとすぐに」という意味。ある出来事の直後に別の出来事が起きることを表す。 |
| until の使い方 | 「〜するまでずっと」を表す前置詞/従位接続詞。例:Please wait here until I come back. |
| 時を表す副詞節内の時制 | 未来のことでも 副詞節(接続詞 + S + V)の中は現在形 を用いることがある。例:Please wait here until I come back. |
| 副詞節とは? | 接続詞 + 主語 + 動詞 のまとまりで、動詞などを修飾する節。「いつ?」「どんな場合に?」などを説明する。 |
| by the time の使い方 | 「〜するまでに」という意味の時を表す従位接続詞。例:By the time she turns 30, she will be a successful poet. |
Lesson5-2を確認したあとに他の単元も復習したい場合は、STAGE3|高校英文法の総まとめ(全体像はこちら)で、時制・助動詞・不定詞などの流れをまとめて確認できます。
確認クイズ
最後に、今回のポイントを確認してみましょう。1問ずつ開ける形式なので、答えを見る前に自分で考えてから確認できます。
1. 次の文で since はどのような働きをしていますか?
She has been writing poems since she was seventeen.
A. 等位接続詞
B. 従位接続詞
C. 前置詞のみ
D. 副詞
答え:B. 従位接続詞
後ろに she was という主語+動詞が続いているため、ここでの since は従位接続詞です。
2. as soon as の意味として最も適切なものはどれですか?
A. 〜している間
B. 〜するまで
C. 〜するとすぐに
D. 〜しているあいだずっと
答え:C. 〜するとすぐに
as soon as は、ある出来事の直後に別の出来事が起きることを表します。
3. 空所に入る正しい形はどれですか?
Please wait here until I ( ) back.
A. will come
B. come
C. came
D. have come
答え:B. come
未来の内容でも、時を表す副詞節の中では現在形を使うことがあるため、until I come back となります。
4. 次の文の意味として最も近いものはどれですか?
By the time she turns 30, she will be a successful poet.
A. 彼女は30歳のときに詩を書き始めるだろう。
B. 彼女は30歳になるまでに成功した詩人になっているだろう。
C. 彼女は30歳になってから詩人になるだろう。
D. 彼女は30歳まで詩を書かないだろう。
答え:B. 彼女は30歳になるまでに成功した詩人になっているだろう。
by the time は「その時までに」という期限を表します。
5. 時を表す副詞節内の時制の説明として正しいものはどれですか?
A. 未来のことは必ず will を使う。
B. 現在のことでも must を使う。
C. 未来のことでも副詞節の中は現在形を用いることが多い。
D. 過去のことでも現在形しか使えない。
答え:C. 未来のことでも副詞節の中は現在形を用いることが多い。
ただし、過去の内容を表す場合は、文全体の時間に合わせて副詞節内も過去形になります。
副詞節を長文読解にどうつなげるかを確認したい場合は、次の学習への案内も確認できます。
よくある質問
クイズで確認したあと、まだ迷いやすい点をFAQで整理します。必要な項目だけ開いて確認してください。
副詞節と主節はどう見分けますか?
文の中心になる内容が主節で、接続詞から始まり「いつ」「どんな場合に」などを加える部分が副詞節です。Please wait here until I come back. では、Please wait here が主節、until I come back が副詞節です。
since はいつ前置詞で、いつ接続詞ですか?
後ろに名詞だけが続く場合は前置詞です。たとえば since 2015 は前置詞です。後ろに主語+動詞が続く場合は接続詞です。たとえば since she was seventeen は接続詞です。
未来の内容なのに、なぜ until I come back なのですか?
時を表す副詞節では、未来の内容でも現在形を使うことが多いためです。主節では未来表現を使えますが、until / when / before / after / by the time などが作る副詞節の中では、未来の内容でも現在形になることがあります。
until と by the time はどう分けますか?
until は「その時まで続く」、by the time は「その時までに完了している」と考えます。待つ・続ける内容なら until、期限までに何かが終わる内容なら by the time が合いやすくなります。
副詞節の理解は長文読解にも関係しますか?
関係します。接続詞から始まる副詞節を見抜けると、文の中心である主節と、時間や条件を加える部分を分けて読めます。長い英文では、この区切りを取れるかどうかが意味の取りやすさに影響します。
副詞節の理解を次の学習につなげるなら
副詞節は、文法問題だけでなく長文読解にも関係します。接続詞から始まるまとまりを見抜けると、文の中心である主節と、時間や条件を加える部分を分けて読めるようになります。
特に長い英文では、どこが主節で、どこが副詞節なのかを見分ける力が、内容理解の土台になります。Lesson5-2の内容を読解につなげたい場合は、まず読解強化講座が関連しやすい学習先です。

【読解強化講座】:副詞節や接続詞のまとまりを意識しながら、速読・精読の力を育て、自校作成校の難解長文に対応する読解力を養成します。
また、英文を音で理解するときにも、接続詞から始まる意味のまとまりを意識できると、どこで意味を区切るかを考えやすくなります。文法理解を音読やリスニングにもつなげたい場合は、音読リスニング講座も確認できます。

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