STAGE3 Lesson8-1名詞節(疑問詞の関節疑問)【ニュートレジャーの道案内】

間接疑問の導入

それではLesson8セクション1を進めていきましょう。Lesson8では間接疑問について学びます。以前のレッスンでも扱ったことがあるかもしれませんが、忘れてしまった方もいるかもしれませんので、一緒に復習しながら進めていきます。

間接疑問とは

間接疑問とは、疑問詞+主語+動詞を含む塊(節)が名詞の役割を果たすものです。例えば、「Tell me what you learned from this book」では、疑問詞と主語動詞を含む塊があり、これ全体が間接疑問となります。この塊は名詞の位置に置くことができます。ここでは、「私に何をあなたがこの本から学んだのか教えてください」という形で使われています。

名詞節の役割

名詞節は、目的語だけでなく主語としても使用できます。例えば、「Why the city disappeared」という塊は、”Why”から”disappeared”までが一つの名詞節を形成しています。この場合、「なぜその町が消えたのかは謎だ」という形で主語として使うことができます。

間接疑問の例

The question is who ruled this city 2,000 years ago」のように、間接疑問が文中で使用されます。この場合、「疑問点は、誰が2000年前にこの町を支配していたのかということだ」という意味になります。ここでは、be動詞の後において補語として使用されています。

Lesson8の内容と学習ポイント

このセクションでは、疑問詞を使った間接疑問と、疑問詞を使わない間接疑問、さらにthatを使った名詞節について学習します。Lesson全体を通して、主語や目的語の位置に名詞節を置く文の操作に注意して学習を進めていきましょう。


複雑な間接疑問の取り扱い

次に、複雑な文の操作が含まれる間接疑問について見ていきましょう。具体的には、「疑問詞 + do you think + SV」という構造がどのように機能するかを学びます。

間接疑問の基本

間接疑問の基本構造は、「疑問詞 + 主語 + 動詞」を含む塊です。例えば、「Do you think what he studied yesterday?」という文を見てみましょう。これを日本語に訳すと、「昨日彼が何を勉強したと思いますか?」という意味になります。

疑問詞の位置

英語で「Do you think」を使うと、疑問詞が文の最初に来るべきです。「Do you think what he studied?」という形だと、「あなたは彼が何を勉強したか考えますか?」という意味になってしまい、意図する「何だと思いますか」という意味が正しく伝わりません。したがって、「What do you think he studied yesterday?」のように、疑問詞「What」を文頭に持ってくる必要があります。

例文の取り扱い

別の例として、「Do you think who is appropriate for the leader?」を見てみましょう。ここで、「誰がリーダーに適していると思いますか?」という意味になります。疑問詞「Who」が文の先頭に置かれなければならないので、「Who do you think is appropriate for the leader?」という形になります。

文の合体と語順

複雑な構造を持つ間接疑問文では、疑問詞が文の先頭に出て、残りの文がそのまま維持されるべきです。例えば、「Who do you think is appropriate for the leader?」という形で、疑問詞が先頭に置かれ、元の文の語順は変更せずにそのままにします。

まとめと注意点

間接疑問文を作成する際には、疑問詞を文の先頭に出し、残りの文をそのままの形で維持することが重要です。特に「疑問詞 + do you think + SV」の構造では、文の語順に注意を払いながら学習を進めることが求められます。


「疑問詞 + Do you think」の詳細

次に、「疑問詞 + Do you think」という構造について、さらに詳しく見ていきましょう。

基本的な例

例えば、”Do you think”「思いますか」と”Who wrote the novel?”「その小説を誰が書いたのですか?」という二つの文があります。これらを合わせると「誰が書いたと思いますか?」という意味になります。この場合、「Yes」または「No」で答えられる疑問文ではないため、疑問詞を文の先頭に出します。その結果、「Who do you think wrote the novel?」という形になります。

語順の注意点

ここで注意すべきは、”wrote the novel?”の部分が「the novel wrote」となってしまうことです。確かに、”think”と”wrote”が重なると気持ちが悪く感じるかもしれませんが、動詞の前に名詞が来ると意味が変わります。必ず動詞の後に名詞が来る形にしましょう。正しくは「Who do you think wrote the novel?」です。

疑問詞の位置と意味

疑問詞を前に出すかどうかは、動詞の意味に依存します。例えば、”Do you know”「知っていますか」という文と”Who wrote the novel?”「誰がその小説を書いたのですか?」を合わせると、「誰がその小説を書いたか知っていますか?」となります。この場合、「知っていますか」「知らないのですか」という二択で答えられるため、疑問詞を前に出す必要はありません。「Do you know who wrote the novel?」となります。

「Yes」または「No」で答えられる疑問文

“Yes”または”No”で答えられる疑問文では、疑問詞を前に出す必要はありません。逆に、「Do you think」のような「Yes」または「No」で答えられない疑問文では、疑問詞を前に出します。こうした違いを理解し、使い分けることが重要です。

まとめと練習のポイント

間接疑問文を作成する際には、疑問詞を文の先頭に出すかどうかを判断するために、文が「Yes」または「No」で答えられるかどうかを考慮します。動詞が重なることによる語順の混乱も避けるため、練習を重ねて理解を深めていきましょう。セクション1は以上です。