STAGE3 Lesson8-2名詞節(if/whetereの関節疑問)【ニュートレジャーの道案内】

Lesson8セクション2: 疑問詞が登場しない間接疑問

次に、Lesson8セクション2に進みましょう。前回のセクションでは疑問詞を使った間接疑問について扱いましたが、今回のセクションでは疑問詞が登場しない場合の間接疑問を学びます。具体的には、元の文が疑問詞を使わず、二択で答えられる「Do you know」のような文を扱います。

名詞節を導く「if」と「whether」

疑問詞が登場しない場合、名詞節を導く「if」「whether」を使います。これらは「何々かどうか」という意味を持ちます。例えば、「Do you know」という文は「知っていますか」という意味で、知っているかどうかを尋ねます。

例文として、「I want to know if we can use the delivery service.」があります。これは「私たちが配達サービスを利用できるかどうか知りたい」という意味です。元の文「Can we use the delivery service?」を、「if」を使って「利用できるかどうか」を聞く形にしています。この場合、目的語の位置に「if」を使い、「何々かどうか」という形で文が成り立ちます。

「if」と「whether」の使い分け

「if」「whether」は基本的にはどちらを使っても良いですが、「whether」のスペルには注意が必要です。例えば、「whether」の「he」部分を「ea」と書いてしまうと、「天気」を意味する「weather」になってしまいます。間違えやすいので、正しいスペル「whether」に気を付けてください。

例文と注意点

さらに例文を見てみましょう。「Do you know if this bus goes to the station?」という文は、「このバスが駅に行くかどうか知っていますか?」という意味になります。この場合も、「if」を使って、「このバスが駅に行くかどうか」を知っているかどうかを尋ねています。

まとめ

疑問詞を使わない場合、間接疑問文では「if」「whether」を使って「何々かどうか」を表現します。特に「whether」を使う際のスペルには注意し、「if」「whether」の後に「SV」を置く形で文を作ります。このように、適切な使い方を覚えて実践してみてください。


“if”の使い方の復習

それでは次に、“if”の使い方について復習し、区別していきましょう。“if”には「かどうか」という意味と、「もし何々なら」という条件を表す2つの使い方があります。この2種類の使い方によって、“if”の用法が若干異なりますので、以前のレッスンの内容と関連づけて確認していきます。

名詞節における「かどうか」

まず、「かどうか」という意味での“if”の使い方を見てみましょう。この用法では、“if”は名詞節を導きます。例えば、”I don’t know if he will be free tomorrow.“のように、ここでの“if”は「かどうか」を意味します。この文の意味は「私は彼が明日暇かどうか分からない」となります。ここでは、“if”が名詞節を形成し、名詞の位置にあります。

副詞節における「もし何々なら」

次に、「もし何々なら」という条件を表す場合の“if”の使い方を見てみましょう。例えば、「I want to go out if he is free tomorrow.」という文があります。ここでは“if”が副詞節を導いています。この文の意味は「彼が明日暇だったら、私は外出したい」となります。副詞節の場合、条件を表し、自動詞の後に名詞が続かないため、このような使い方になります。

「will be」と「is」の使い分け

「もし何々なら」という条件を表す副詞節では、未来のことを現在形で表すルールがあります。つまり、”I want to go out if he is free tomorrow.“のように、未来の出来事でも現在形を使用します。一方、「かどうか」という名詞節の場合は、未来のことでも未来形を使用します。例として、”I don’t know if he will be free tomorrow.“が挙げられます。ここでは未来のことを述べるため、“will be”を使っています。

使い分けのポイント

ざっくり言えば、“if”の意味を「もし何々なら」か「何々かどうか」で区別します。もし区別が難しい場合は、直前の動詞を見てください。その動詞が他動詞であれば“if”は名詞節、自動詞であれば副詞節と考えます。これを理解して使い分けると良いでしょう。


“if”と”whether”の使い分け

それではセクション2の最後に、“if”“whether”の違いについて見ていきましょう。基本的には、目的語の位置ではどちらを使っても良いですが、一部例外が存在します。これらの違いを確認していきます。

名詞節における使い方

まず、名詞節における使い方を見てみましょう。例えば、”Whether the plan will work or not“という文では、“whether”が名詞節を導いています。ここでの意味は「その計画がうまくいくかどうかは問題ではない」というものです。この場合、“if”は使用できません。つまり、名詞節の主語の位置には“if”は使えず、“whether”のみが使用可能です。

目的語の位置での使い方

次に、目的語の位置での使い方を見てみましょう。例えば、”I don’t know if the plan will work or not“という文では、“if”が使用されています。この場合、“if”は目的語の位置で使うことができ、特に問題はありません。

“whether or not”の位置と使い方

また、”whether or not”の使い方にも注意が必要です。例えば、「The important thing is whether or not you have done your best.」という文では、“whether”が名詞節を形成し、その位置に使用されています。この場合、”or not”は文の最後でも“whether”の直後でも使用可能ですが、“if”の場合は”if or not”という形は使えません。

前置詞との組み合わせ

最後に、前置詞との組み合わせについても確認します。例えば、「The success of the plan depends on whether or not you are worried about the risk.」という文では、“whether or not”が前置詞「depends on」の後に続いています。このように、前置詞の後には名詞節が続きますが、“if”を前置詞の後に使うことはできません。

まとめ

要約すると、“if”“whether”の使い分けについて、“whether”は主語や前置詞の後にも使える一方で、“if”は主語の位置や前置詞の後には使えないという点がポイントです。英作文や定期テストでこの違いを意識することが重要です。セクション2は以上です。