英語の点数をあげるためのコツ

学校の定期テストや高校受験に向けて、英語の点数を上げたいのに、何から勉強すればよいか分からず悩んでいませんか。

英語の点数を上げるには、単語・文法・英文理解・問題演習をつなげて学習することが大切です。ただ勉強時間を増やすのではなく、「どこで間違えやすいのか」を確認し、自分に必要な学習から取り組みましょう。

定期テストと高校受験では、出題範囲や問題の形式が異なります。しかし、英単語や文法を理解し、問題演習と解き直しを重ねることは、どちらにも共通する基本です。

この記事では、英語の点数が伸びにくい原因の見つけ方から、基本の勉強法、テスト前の学習順、高校受験対策へのつなげ方まで整理します。

英語の点数が上がらないときに最初に確認したいこと

英語の点数が伸びないときは、「英語が苦手だから」とひとまとめにせず、どの部分で間違えやすいのかを確認しましょう。単語の意味が分からないのか、文法問題でつまずくのか、長文になると読めないのかによって、優先する勉強は変わります。

まずは、最近のテストや学校のワークで間違えた問題を振り返り、自分の状況に近いものを確認してみてください。

表は横にスクロールして確認できます。

よくある状況 優先して見直すこと
教科書本文や設問の意味が分からない 英単語・熟語の暗記
並べ替えや穴埋め問題でつまずく 文法のルールと例文理解
英作文になると正しい文が作れない 基本文の形と語順の確認
ワークを解いても同じ間違いをする 間違えた問題の解き直し
長文になると読むのに時間がかかる 語彙・文法・音読の積み重ね

単語が分からない場合は語彙の復習から、文の形でつまずく場合は文法の確認から始めましょう。同じ間違いを繰り返す場合は、解き直しの方法を見直すことが優先です。

高校受験で英語の点数を上げたい場合も、まずはこうした基礎の弱点を確認することが大切です。そのうえで、長文読解や英作文、過去問演習へと学習をつなげていきます。

次の章では、自分が苦手としている項目から勉強の進め方を確認していきましょう。

英語の点数を上げるための基本の勉強法

定期テストでも高校受験でも、英語の基礎となるのは単語と文法です。覚えるだけで終わらせず、問題の中で使えるようにすることを意識しましょう。

英単語を強化する

まずは、学習範囲に出てくる英単語や熟語を正確に覚えましょう。単語の意味が分からなければ、教科書本文や設問を理解しにくくなります。定期テストでは、授業で扱った単語や熟語を覚えていることが得点につながります。

単語を覚えるときは、単語カードやノートを使い、意味だけでなく発音も確認しましょう。声に出して読み、耳でも確認すると、文字と音を結びつけやすくなります。音声教材やリスニングCDがある場合は、発音やアクセントもあわせて確認すると、リスニング対策にも役立ちます。

一度覚えた単語も、時間がたつと忘れてしまうことがあります。短時間でも繰り返し確認し、英文の中で使われたときにも意味を思い出せる状態を目指しましょう。

文法を強化する

文法は、例文を使いながらルールを理解していきましょう。例文を丸暗記するだけでは、問題の形が変わったときに対応しにくくなります。「なぜこの語順になるのか」「どのような場面で使う文法なのか」を考えることが大切です。

たとえば、文法の穴埋め問題は解けても、並べ替え問題や英作文になると間違える場合は、自分で英文を組み立てる練習が不足している可能性があります。覚えた例文の主語や動詞を変えたり、自分のことに置き換えて英文を作ったりすると、文法を使う練習になります。

参考書を何冊も買い足すよりも、まずは1冊の内容を理解し、間違えた問題を繰り返し解き直しましょう。文法を「知っている」状態から、実際の問題で使える状態へつなげることが目標です。

自力で復習しても同じ文法問題を間違える場合や、並べ替え・英作文で点数が安定しない場合は、基本の文法に戻って整理することも必要です。中学英文法をまとめて復習したい場合は、文法復習講座の内容も確認してみてください。

Re-Writeのロゴ

【文法復習講座】:中学英文法を短期間で総復習し、高校入試に通用する基礎英作文力を身につけます。

詳細を見る

問題演習と解き直しで知識を定着させる

英単語や文法を覚えたら、実際に問題を解いて確認しましょう。内容を理解したつもりでも、問題になると答えられないことがあります。知識を覚える学習と、その知識を使う練習の両方が必要です。

問題演習では、次のような流れを意識しましょう。

  • 教科書やワークで学習する範囲を確認する
  • 単語と文法の基本を復習する
  • 問題を解き、できる問題とできない問題を分ける
  • 間違えた理由を確認して解き直す
  • 時間をおいて、間違えた問題をもう一度解く

解き直しでは、正しい答えを書き写すだけで終わらせないことが大切です。単語を知らなかったのか、文法を間違えたのか、問題文を読み違えたのかを確認しましょう。

答えを見ずにもう一度解けるか、なぜその答えになるのかを説明できるかまで確認すると、自分の理解度を判断しやすくなります。

リスニングや英作文も基礎からつなげる

英語の点数を上げるには、単語や文法の学習をリスニングや英作文にもつなげていきましょう。単語の発音を知らないと聞き取りにくくなり、文法の形が身についていないと英作文で正しい文を作りにくくなります。

まずは単語を声に出して読むこと、例文を音読すること、短い英文を自分で作ることから始めましょう。覚えた知識を実際に使う練習を重ねることで、さまざまな形式の問題に対応するための土台を作れます。

定期テスト前に優先したい英語の勉強の順番

日頃の学習では単語・文法の理解と反復練習が大切ですが、定期テスト前は限られた時間の中で、出題範囲を優先して復習する必要があります。

何から始めればよいか迷う場合は、次の順番を参考にしてください。

  1. テスト範囲の教科書・学校のワークを確認する
  2. 範囲内の英単語・熟語を覚える
  3. 重要文法のルールと例文を確認する
  4. 学校のワークや問題集を解く
  5. 間違えた問題を解き直し、理解できていない部分を復習する
  6. テスト直前に、間違えやすい問題をもう一度確認する

特に意識したいのは、学校のワークや授業で扱った英文を十分に復習することです。新しい教材に手を広げすぎず、まずはテスト範囲の内容を理解し、自力で問題を解けるようにしましょう。

ただし、単語は覚えているのに文法問題で失点する場合などは、自分の弱点に合わせて順番を調整して構いません。すでに理解できている内容に時間をかけすぎず、間違えやすい部分を優先することが大切です。

集中できる時間を使って無理なく復習する

英語の勉強は繰り返し取り組むことが大切ですが、集中力が切れたまま長時間続けても、内容が頭に入りにくくなります。集中できる時間に学習し、適度に休憩をはさみながら、自分に合ったペースで復習を続けましょう。

高校受験で英語の点数を上げるなら過去問対策へつなげる

高校受験で英語の点数を上げたい場合も、単語・文法・問題演習の積み重ねが基本です。ただし、定期テストと異なり、入試では初めて読む英文や、複数の知識を組み合わせて解く問題にも対応する必要があります。

まずは基礎を確認し、そのうえで過去問を解きながら、どのような問題で点を落としているのかを分析しましょう。長文読解で時間がかかるのか、文法や英作文で間違えるのかによって、必要な対策は変わります。

高校受験に向けて、過去問の使い方や点数につなげる学習の進め方を詳しく知りたい場合は、高校受験英語の過去問対策(全体像はこちら)もあわせて確認してみてください。

また、高校受験の長文読解では、初めて読む英文の中で単語や熟語の意味を理解する力も求められます。学校で学習した語彙を確実に覚えたうえで、入試問題に対応できる語彙力へと広げていきましょう。

長文を読むときに知らない単語や熟語が多く、内容を理解しにくい場合は、語彙をまとめて復習する学習も選択肢になります。

Re-Writeのロゴ

【語彙強化講座】:長文読解で必要な語彙・熟語を徹底的に習得し、都立・私立の入試対策に直結する語彙力を養います。

詳細を見る

英語の点数を上げる方法についてよくある質問

英語の点数を上げるには、何から始めるべきですか?

まずは最近のテストやワークで間違えた問題を確認し、苦手な部分を見つけましょう。単語が分からない場合は語彙の復習から、並べ替えや英作文でつまずく場合は文法の確認から始めると、必要な学習を絞りやすくなります。

単語と文法はどちらを優先すべきですか?

教科書本文や設問の意味が分からない場合は、単語を優先しましょう。一方、単語の意味は分かるのに英文を正しく組み立てられない場合は、文法の理解を見直すことが大切です。どちらにも不安がある場合は、並行して少しずつ復習しましょう。

テスト前だけ勉強しても点数は上がりますか?

テスト前に範囲を絞って復習することで、理解が不十分だった部分を補える可能性があります。ただし、単語や文法は短期間で一度に覚えるだけでは定着しにくいため、普段から少しずつ復習することも大切です。テスト前は学校のワークと間違えた問題の解き直しを優先しましょう。

勉強しているのに英語の点数が伸びないときはどうすればよいですか?

勉強時間だけでなく、学習内容と間違えた理由を確認しましょう。覚えた単語を問題の中で使えているか、文法のルールを理解しているか、解き直した問題を自力で解けるかを見直すことで、次に取り組むべき学習が分かりやすくなります。

まとめ|英語の点数を上げるには苦手の確認と解き直しが大切

英語の点数を上げるには、まず自分がどこでつまずいているのかを確認し、単語・文法の理解と問題演習を組み合わせて学習することが大切です。

定期テストでは学校の学習範囲を優先し、高校受験では基礎を固めたうえで長文読解や英作文、過去問対策へとつなげていきましょう。

すべてを一度にやろうとする必要はありません。まずは間違えやすい問題を一つ選び、なぜ間違えたのかを確認して解き直すことから始めてみてください。