英語を個別指導で学ぶのって意味あるの?(読解編)【ニュートレジャーの道案内】

英語長文を個別指導で学ぶ意味は、ただ解説を聞けることだけではありません。

「単語は覚えているのに、長文になると読めない」「なんとなく意味は分かるのに、設問で答えを選びにくい」「集団授業や映像授業を受けても点数が安定しない」。このような悩みがある場合、原因は知識不足だけでなく、自己流の読み方根拠を言葉にする練習不足にあることがあります。

この記事では、塾講師が英語長文の個別指導でどこを見ているのか、どのように読み方を見直すのか、家庭学習だけでは補いにくい部分は何かをまとめます。長文を読む力そのものを、日々の勉強法から強化したい場合は、英語長文の読解力を強化するための勉強法もあわせて確認してください。

この記事で分かること

  • 英語長文で伸び悩む原因が、単語不足だけではない理由
  • 塾講師が個別指導で確認する読み方・解き方の観点
  • 集団授業・映像授業と個別指導の違い

英語長文が塾で伸び悩む理由|単語暗記だけでは読み方が安定しない

英語長文の読み方を個別に確認する指導のイメージ

単語の意味つなぎで読めた気になりやすい

英語長文を単語の意味だけで読んでしまう状態のイメージ

多くの中学生・高校生は、文中の単語の意味をつないで「なんとなくこういう意味かな」と読み進めます。この読み方自体が必ずしも悪いわけではありませんが、次のような課題が出やすくなります。

  • 理解が偶然当たるときと外れるときの差が大きい
  • 文章のテーマ・語彙・出題形式で出来不出来がぶれやすい
  • 設問の根拠を聞かれると、本文のどこを使ったのか説明しにくい

結果として、学習量は増えているのに成績が安定しない、という状態に陥りがちです。

「単語の意味をつないで、なんとなくこういう意味かな?と読めた気がする」

高校生の長文読解では、感覚読みのズレが点差になりやすい

高校生の定期テストや模試、入試レベルの長文では、一文の意味だけでなく、段落のつながり、指示語、対比、因果関係、設問の根拠まで確認する必要があります。

そのため、単語を追って大まかな内容をつかむだけでは、本文全体の流れを見失ったり、選択肢の細かな違いで判断に時間がかかったりしやすくなります。塾の個別指導では、この「どこで読み方がずれたのか」を授業中に確認していきます。

動画では、英語長文で伸び悩むときに起こりやすい読み方の問題と、個別指導でどのように確認していくかを補足しています。文章で要点を確認したうえで、授業のイメージをつかみたい方は参考にしてください。

個別指導で長文読解を学ぶメリット(要点)

  • 自分の読み進め方を点検できる(自分では気づきにくい誤読・解き癖を第三者が特定)
  • アウトプットが増える(説明・言語化・答案化を繰り返し、再現性が上がる)

塾講師が英語長文指導で確認すること

英語長文の個別指導では、正解・不正解だけを見るのではなく、生徒がどの順番で読み、どの根拠で答えを選んだのかを確認します。ここが、解説を聞くだけの学習と大きく違う点です。

文構造をどこまで追えているか

長文が読めない原因の一つは、一文の骨格を見失うことです。たとえば、スラッシュリーディングで細かく区切りすぎて、主語と動詞の関係が分からなくなることがあります。

個別指導では、必要に応じて「この文の主語はどれか」「動詞はどこか」「修飾語はどこにかかっているか」を確認します。単語の意味だけでなく、文の組み立てを見ながら読む練習をすることで、長い英文でも理解が安定しやすくなります。

指示語・対比・因果を見落としていないか

長文では、this、that、however、because、thereforeのような語句が、文章全体の流れをつかむ手がかりになります。こうした手がかりを見落とすと、段落の意味はなんとなく分かっても、筆者の主張や設問の根拠を取り違えやすくなります。

塾講師は、生徒がどの語句を手がかりに読んでいるか、逆にどの手がかりを飛ばしているかを確認します。文章の流れを追う力は自分だけでは点検しにくいため、第三者が横から見ることで改善点が見つかりやすくなります。

設問の根拠と選択肢の消去理由を説明できるか

長文読解では、本文を読む力だけでなく、設問に答える力も必要です。特に選択問題では、正解を選ぶ理由だけでなく、他の選択肢を消す理由も確認します。

  • 「本文のどこを根拠にしたの?」
  • 「この選択肢はなぜ違うと思ったの?」
  • 「その訳なら、前後の内容とつながる?」

このように説明してもらうと、感覚で当てているのか、本文に基づいて答えているのかが見えます。正解していても根拠が曖昧な場合は、次の問題でも同じつまずきが起きやすいため、そこを授業中に確認します。

個別指導で読み方の癖を直す流れ

「どう読んだか」を言語化してもらう

人には必ず読み方の癖があります。たとえば、次のような癖です。

  • スラッシュリーディングで細かく区切りすぎて、文の骨格を見失う
  • ほとんど書き込みをせず、雰囲気で話を追ってしまう
  • 根拠より先に、選択肢の印象で決めてしまう

これらが「たまたま当たる」期間があると、間違った読み方・解き方でも見直されないまま定着してしまいます。

「これどうやって読んだの?」「訳してみて」

個別指導では、講師が読み進め方を聞き、実際に訳してもらい、設問の解き方を説明してもらいます。外から読み進め方を見ることで、講師は「読み方が合っているか」「どこで解釈がずれたか」を判断できます。

ズレた箇所をその場で修正する

読み方の癖が見つかったら、次に確認するのは「どこでズレたか」です。

  • どこで意味の取り違えが起きたのか
  • どのルール(文構造・指示語・対比・因果)を見落としたのか
  • どの判断が点数の取りこぼしにつながっているのか

原因が分かると、単に「もっと長文を読みましょう」ではなく、その人に合わせた直し方を提示できます。弱点だけでなく、すでにできている読み方も見つかるため、自分なりの戦略を組み立てやすくなります。

個別指導で英語長文が伸びやすい理由|説明するアウトプットが増える

アウトプットは答案だけではない

英語長文のアウトプットは、難しい記述問題だけではありません。たとえば、次のような行動もアウトプットです。

  • 設問の答えを書く(記号・抜き出し・記述)
  • 根拠を説明する(本文のどこをどう使ったか)
  • 読んだ内容を自分の言葉でまとめる(要約・説明)
  • 得た知識を使って英作文を書く

「読んで終わり」ではなく、自分の理解を外に出すことで、あいまいな部分が見えやすくなります。

話す・説明する時間が、読み方の再現性を高める

個別指導は、集団授業に比べて生徒が話す時間・説明する時間を確保しやすい形式です。講師の問いかけに答えること自体がアウトプットになり、次のような循環を作れます。

  • 自分の考えを表に出す
  • 講師がその場で確認する
  • 見直した読み進め方をもう一度言語化する

「ここにこう書いてあって、これがこういう形だから答えはこうなります」

感覚で解いていると、文章の相性や語彙・テーマによって得点がぶれやすくなります。一方で、本文の根拠を使って説明できる状態になると、正しい読み方・解き方が身につき、再現性が上がります。

集団授業・映像授業・個別指導の違い

どの学習形式にも良さがあります。ただし、英語長文で「自分の読み方が合っているか分からない」という悩みがある場合は、形式ごとの違いを知っておくことが大切です。

学習形式 得意なこと 長文読解で注意したいこと
集団授業 重要事項をまとめて学びやすい 一人ひとりの読み方の癖までは確認しにくい
映像授業 自分のペースで解説を見直しやすい 理解したつもりでも、実際の読み方のズレが残ることがある
個別指導 読み方・解き方をその場で確認しやすい 受け身にならず、説明する練習まで行うことが大切

集団授業や映像授業で知識を増やしても、長文の点数が安定しない場合は、「自分がどう読んでいるか」を点検する段階に入っている可能性があります。

塾の個別指導が向いている生徒(英語長文)

成績が伸びきらない・しっくりこない状態が続く

次のような悩みがある場合、個別指導の効果が出やすい傾向があります。

  • 集団授業を受けているが、成績が上がりきらない
  • 映像授業で勉強しているが、しっくりこない
  • 自分の読み方が合っているか分からず、点数の取りこぼしが安定して出る
  • 「普段こう読んでいるが、うまくいかない」という具体的な悩みがある

個別指導では、今の状態を確認し、どこが原因で、どう直せばよいかをあなたに合わせた形で提示できます。長文読解は、知識を増やすだけでなく、読み進め方のズレを直し、言語化で再現性を上げることで伸びやすくなります。

家庭学習でできることと、個別指導で補えること

長文読解を伸ばすには、家庭学習も欠かせません。単語・熟語を覚える、英文を音読する、解いた長文を復習する、本文の根拠に線を引くといった練習は、自分でも進められます。

一方で、家庭学習だけでは「自分の読み方のどこがズレているか」を判断しにくいことがあります。復習しているのに同じような間違いが続く場合は、読んだ内容を講師に説明し、文構造・根拠・選択肢の消去理由を確認してもらうことが役立ちます。

家庭学習の具体的な進め方を確認したい場合は、英語長文の読解力を強化するための勉強法も参考にしてください。

まとめ|個別指導の英語長文は「読み方の修正」と「アウトプット」で伸びる

個別指導で長文読解を学ぶ効果は、主に次の2点に集約されます。

  • 自分の読み進め方を点検できる:第三者が読み進め方を見て、誤読・解き癖を特定し修正できる
  • アウトプットが増える:説明・言語化・答案化を繰り返し、読み方と解き方の再現性が上がる

集団授業や映像授業で伸び悩みがある場合は、個別指導を活用して「今の状態」と「直し方」を具体化することが、改善の近道になります。

Re-Writeの指導方針や対応学年、講座全体の位置づけを確認したい場合は、受験英語専門ゼミ「Re-Write」のトップページもご覧ください。

長文読解を本格的に見直したい場合

この記事で取り上げたように、英語長文で点数が安定しない原因は、単語量だけでなく、文構造の追い方、段落のつかみ方、設問根拠の探し方、時間配分などに分かれます。長文そのものの読み方を見直したい場合は、読解強化講座で現在の読み方や答案をもとに確認できます。

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長文そのものを見直したい方へ

【読解強化講座】:英語長文の読み方、設問根拠の確認、時間配分などを見直し、文章量の多い長文に対応する力を養います。

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一方で、長文の中に出てくる英文構造が取れない、文法事項があいまいで一文の意味を取り違えやすい場合は、文法復習から確認する方法もあります。

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【文法復習講座】:中学英文法を短期間で総復習し、高校入試に通用する基礎英作文力を身につけます。

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FAQ|英語長文の個別指導でよくある質問

個別指導を受ければ、英語長文は必ず伸びますか?

必ず伸びると断定はできません。ただし、自分では気づきにくい読み方の癖や、設問根拠の取り違えを確認できるため、解きっぱなしの学習よりも改善点を具体化しやすくなります。

集団授業や映像授業と何が違いますか?

集団授業や映像授業は、解説を聞いて知識をまとめやすい形式です。一方、個別指導では「どう読んだか」「なぜその答えにしたか」をその場で確認し、読み方のズレを修正しやすい点が違います。

家庭学習では何をすればよいですか?

単語・熟語の復習、英文の音読、解き直し、本文根拠の確認が基本です。特に、答え合わせの後に「本文のどこを根拠にしたか」を自分で説明する練習をすると、読み方が安定しやすくなります。

文法が苦手でも長文読解の対策はできますか?

対策はできます。ただし、文法があいまいなために一文の構造を取れない場合は、長文演習と並行して文法の確認も必要です。読解でつまずいた文を使って、文法と読み方をつなげて復習すると効果的です。