STAGE3 Lesson8-2名詞節(if/whetereの関節疑問)【ニュートレジャーの道案内】
間接疑問のif / whetherとは
間接疑問のif / whetherは、Yes / Noで答えられる疑問文を「〜かどうか」という意味で文の中に入れる表現です。
たとえば、Can we use the delivery service? という疑問文を、I want to know … の後ろに入れると、次の文になります。
I want to know if we can use the delivery service.
この文の if は「もし」ではなく、「私たちが配達サービスを利用できるかどうか」という意味です。
この記事では、間接疑問の基本語順に加えて、名詞節のifと条件を表すifの見分け方、未来を表すときのwill、whetherだけを使う場所まで解説します。動画を再生しなくても、本文と例文だけで内容を確認できます。
先に押さえたい5つの要点
- 「〜かどうか」は、原則としてif / whether + 主語 + 動詞で表す
- 間接疑問では、疑問文ではなく通常の文の語順にする
- 名詞節のifでは、未来の内容にwillを使える
- 条件を表すif節では、未来の内容でも現在形を使う
- 主語の位置や前置詞の後ろでは、原則としてwhetherを使う
動画で基本を確認したい人へ
次の動画では、疑問詞を使わない間接疑問の基本的な考え方を確認できます。先に本文を読み、復習として視聴しても構いません。
間接疑問の基本語順と作り方
基本形はif / whether + 主語 + 動詞
元の文が疑問詞を使わず、Yes / Noで答えられる疑問文の場合は、ifまたはwhetherを使って「〜かどうか」を表します。
基本の形は、次のとおりです。
if / whether + 主語 + 動詞
たとえば、元の疑問文が次の文だとします。
Can we use the delivery service?
私たちは配達サービスを利用できますか。
この疑問文をI want to knowの目的語に入れると、次の形になります。
I want to know if we can use the delivery service.
私たちが配達サービスを利用できるかどうか知りたい。
間接疑問では、if can we use …のような疑問文の語順にはしません。ifの後ろを「主語+動詞」の語順に戻すことが重要です。
目的語の位置ではifとwhetherの両方を使える
ifとwhetherは、動詞の目的語になる位置では、基本的にどちらも使えます。
I want to know if we can use the delivery service.
I want to know whether we can use the delivery service.
どちらも「私たちが配達サービスを利用できるかどうか知りたい」という意味です。
ただし、スペルには注意しましょう。whetherは「〜かどうか」、weatherは「天気」です。発音やつづりが似ていますが、意味も品詞も異なります。
Do you know if … ? の作り方
Do you know if this bus goes to the station?
このバスが駅に行くかどうか知っていますか。
元の疑問文は、Does this bus go to the station?です。
これをDo you know … ?の目的語に入れると、if this bus goes to the stationになります。間接疑問の中では、疑問文を作るためのdoesは使わず、主語this busに合わせてgoesとします。
| 元の疑問文 | 間接疑問 | 意味 |
|---|---|---|
| Can we use the delivery service? | I want to know if we can use the delivery service. | 使えるかどうか知りたい |
| Does this bus go to the station? | Do you know if this bus goes to the station? | 駅に行くかどうか知っていますか |
長文の中でif / whetherの節がどこまで続くのか分からなくなる場合は、文構造を区切って読む練習が必要です。
名詞節のifと条件を表すifの見分け方
ifには「かどうか」と「もし〜なら」がある
ifには、主に次の2つの意味があります。
- 名詞節を作る「〜かどうか」
- 条件を表す「もし〜なら」
見分けるときは、ifだけを見るのではなく、if節が文中で何の役割をしているかを確認します。
名詞節のifは動詞の目的語になる
I don’t know if he will be free tomorrow.
私は、彼が明日暇かどうか分かりません。
if he will be free tomorrowは、動詞knowの目的語です。「何を分からないのか」を表しているため、このif節は名詞節です。
条件を表すifは文全体に条件を加える
I want to go out if he is free tomorrow.
もし彼が明日暇なら、私は外出したいです。
if he is free tomorrowは、「どのような条件なら外出したいのか」を表しています。動詞の目的語ではなく、文全体に条件を加える副詞節です。
willの有無だけでなく意味と役割で判断する
「〜かどうか」を表す名詞節では、未来の内容ならwillを使えます。
I don’t know if he will be free tomorrow.
一方、「もし〜なら」という条件を表すif節では、未来の内容でも原則として現在形を使います。
I will call you if he comes.
もし彼が来たら、あなたに電話します。
if he will comeとしない点が重要です。ただし、見分ける際はwillの有無だけに頼らず、「かどうか」と「もし〜なら」のどちらで訳せるか、目的語になっているかを確認しましょう。
| ifの意味 | 文中での働き | 未来を表す形 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 〜かどうか | know、ask、wonderなどの目的語になる名詞節 | willを使える | I don’t know if he will come. |
| もし〜なら | 文全体に条件を加える副詞節 | 未来の内容でも原則として現在形 | I will call you if he comes. |
動画で名詞節と条件節の違いを確認する
次の動画では、「かどうか」のifと「もし〜なら」のifを、意味と時制の違いから確認できます。
意味は理解できても、英作文では語順やwillの使い方を間違えることがあります。名詞節・条件節・時制の違いを、和文英訳や自由英作文の答案で確認します。
ifではなくwhetherを使う場合
目的語の位置ではifとwhetherの両方を使えることが多い一方、原則としてwhetherを使う場所もあります。
文の主語になる場合はwhetherを使う
Whether the plan will work or not is not clear.
その計画がうまくいくかどうかは明らかではありません。
Whether the plan will work or not全体が文の主語になっています。このように、「〜かどうか」を表す節が主語になる場合は、ifではなくwhetherを使います。
動詞の目的語ではifとwhetherの両方を使える
I don’t know if the plan will work.
I don’t know whether the plan will work.
どちらも「その計画がうまくいくかどうか分からない」という意味です。この位置では、ifとwhetherのどちらも使えます。
whether or notは使えるがif or notとはしない
The important thing is whether or not you have done your best.
大切なのは、あなたが最善を尽くしたかどうかです。
whether or notでは、or notをwhetherの直後に置けます。
一方、if or notという並びにはしません。英作文では、whether or notを一まとまりで覚えておきましょう。
前置詞の後ろではwhetherを使う
The success of the plan depends on whether you are ready.
その計画の成功は、あなたに準備ができているかどうかにかかっています。
whether you are readyは、前置詞onの後ろに置かれています。前置詞の後ろで「〜かどうか」を表す場合は、ifではなくwhetherを使います。
whetherを使う場所の整理
- 文の主語になる位置
- 前置詞の後ろ
- whether or notの形
動詞の目的語になる位置では、ifとwhetherの両方を使えることが多くあります。
動画でwhetherの使い分けを確認する
次の動画では、主語の位置、前置詞の後ろ、whether or notなど、whetherが必要になる場合を確認できます。
間接疑問if / whetherの総まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 疑問詞なしの間接疑問 | Yes / Noで答えられる疑問文を文中に入れるとき、if / whetherで「〜かどうか」を表す。 |
| 基本語順 | if / whether + 主語 + 動詞。疑問文の語順にはしない。 |
| 名詞節のif | know、ask、wonderなどの目的語になり、「〜かどうか」を表す。 |
| 条件のif | 文全体に「もし〜なら」という条件を加える。 |
| 時制の違い | 名詞節では未来を表すwillを使える。条件節では未来の内容でも原則として現在形を使う。 |
| whetherが必要な場所 | 主語の位置、前置詞の後ろ、whether or notの形ではwhetherを使う。 |
| スペル | whetherは「〜かどうか」、weatherは「天気」。 |
よくある質問
ifとwhetherは何が違いますか?
動詞の目的語になる位置では、ifとwhetherのどちらも使えることが多くあります。ただし、文の主語になる位置、前置詞の後ろ、whether or notの形では、原則としてwhetherを使います。
「〜かどうか」のifでwillを使えますか?
使えます。名詞節のifが未来の内容を表す場合は、I don’t know if he will come.のようにwillを使えます。
条件を表すif節でwillを使わないのはなぜですか?
未来の条件を表すif節では、未来の内容でも原則として現在形を使うためです。たとえば、「もし彼が来たら」はif he comesとします。
if or notは使えますか?
if or notという並びにはしません。or notを直後に置く場合は、whether or notを使います。
whetherとweatherの違いは何ですか?
whetherは「〜かどうか」を表します。weatherは「天気」という意味の名詞です。
確認クイズ(10問)
正解を見る前に、if節の意味と文中での働きを考えてみましょう。スマートフォンでは、表を左右に動かして確認できます。
| No. | 問題 | 選択肢 | 正解 |
|---|---|---|---|
| 1 | 「〜かどうか」を表す語として適切なものはどれ? | A. because B. if C. when D. where |
|
| 2 | I want to know if we can use the delivery service. のifの意味は? | A. もし B. だから C. 〜かどうか D. 〜するとき |
|
| 3 | whetherとweatherの説明として正しいものは? | A. 同じ意味 B. whetherは「天気」 C. weatherは「〜かどうか」 D. whetherは「〜かどうか」 |
|
| 4 | I don’t know if he will be free tomorrow. のifはどの用法? | A. 条件 B. 名詞節 C. 理由 D. 比較 |
|
| 5 | I want to go out if he is free tomorrow. のifはどの用法? | A. 条件 B. 名詞節 C. 目的語 D. 主語 |
|
| 6 | 条件を表すif節で未来の内容を表すとき、ふつう使う形は? | A. will + 動詞 B. 現在形 C. 過去完了 D. be動詞だけ |
|
| 7 | 名詞節のifで未来の内容を表す場合、willは使える? | A. 使える B. 絶対に使えない C. 主語の位置だけ使える D. 前置詞の後だけ使える |
|
| 8 | 主語の位置で「〜かどうか」を表すときに使う語として適切なのは? | A. if B. whether C. because D. but |
|
| 9 | 前置詞の後ろで「〜かどうか」を表すときに使う語として適切なのは? | A. if B. whether C. so D. when |
|
| 10 | 正しい表現はどれ? | A. if or not B. whether or not C. weather or not D. because or not |
次に進む学習を悩み別に選ぶ
if / whetherの基本を確認できたら、自分がつまずいている場面に合わせて次の学習を選びましょう。
長文の中でif節の範囲が分からない
if / whetherを含む文が長くなると、節の切れ目や文全体の構造を見失う場合があります。
長文読解強化講座でif / whetherを含む文構造を確認する
意味は分かるが英作文で使えない
語順、willの使い方、ifとwhetherの選択を、自分の答案の中で確認したい人向けです。
英作文添削講座でif / whetherを使った答案を確認する
並べ替えや文法問題で間違える
主語の位置、前置詞の後ろ、whether or notなど、出題されやすい形を問題で練習したい人向けです。
あわせて確認したいSTAGE3英文法
if / whetherを含む文では、助動詞や完了形が一緒に使われることもあります。STAGE3の英文法を続けて確認する場合は、次の記事も参考になります。


