間接疑問文の語順と時制の一致を確認【STAGE2 Lesson12-1ニュートレジャーの道案内】
間接疑問文の要点
このページでは、中学英語でつまずきやすい間接疑問文について、語順・時制の一致・whetherの使い方を例文で整理します。NEW TREASURE STAGE2 Lesson12-1で扱う文法事項として確認したい人にも、間接疑問文を基本から復習したい人にも分かるように、正しい語順と間違いやすい形を比べながら説明します。
間接疑問文とは、「いつ始まるのか」「なぜ断ったのか」「誰が作ったのか」「来るかどうか」などの疑問の内容を、一つの名詞のまとまりとして文の中に入れる表現です。
最も注意したいのは、疑問詞のあとの語順です。直接疑問文の When will the party start? とは異なり、間接疑問文では when the party will start のように、基本的に疑問詞+主語+動詞の順にします。
Do you know when Sam will come back?
あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか。
- 基本語順:疑問詞+主語+動詞
- do・does・did:直接疑問文を間接疑問文に変えるときは通常使わず、一般動詞の形に人称や時制を反映する
- 訳し方:「いつ~するのか」「なぜ~したのか」「~かどうか」などと訳す
- 時制の一致:主節が過去形の場合、間接疑問部分も過去の形にすることが多い
- whether:YesまたはNoで答えられる内容を「~かどうか」と表す
このページで確認できること
- 間接疑問文の作り方:疑問詞がある文、Yes/No疑問文、be動詞・一般動詞・助動詞の変え方
- 「あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか」の英訳:Do you know when Sam will come back? の語順
- 時制の一致:willがwould、canがcouldになる場合と、現在形のままにする場合
- whetherの使い方:whetherは疑問詞か、Do you know whether…? の意味、ifとの違い
- could / would と仮定法の違い:間接疑問文内の時制の一致と仮定法を区別する考え方
- 次に確認したい学習ページ:つまずいた内容に合わせた復習ページと講座案内
まずは、間接疑問文でよく問われる4点を確認しましょう。語順、時制の一致、変わらない事実、whetherの使い方を先に押さえておくと、本文の説明を読み進めやすくなります。
| 確認したい内容 | 例文 | ポイント |
|---|---|---|
| 基本語順 | Do you know when Sam will come back? | whenのあとを Sam will come back の順にします。 |
| 時制の一致 | He asked me when she would come home. | 主節が過去形なので、willがwouldになることがあります。 |
| 変わらない事実 | The teacher asked why the earth goes around the sun. | 現在も変わらない事実では、現在形を使う場合があります。 |
| whether | I don’t know whether he will come. | 「彼が来るかどうか」のように、YesまたはNoで答えられる内容に使います。 |
このページでは、基本語順だけでなく、間違いやすい英文の直し方、間接疑問文の作り方、間接疑問文の例文一覧、時制の一致をしない場合、whetherとifの違い、could / would と仮定法の違いまで例文を使って確認します。
動画では、間接疑問文の基本的な形を確認できます。まず本文で語順の要点を押さえたうえで、動画で例文の形を確認すると理解しやすくなります。
Lesson12-1の位置づけを確認したい場合
間接疑問文は、疑問文の語順、do・does・didの扱い、助動詞、時制の一致が関わる単元です。NEW TREASURE STAGE2の前後の文法事項とつなげて確認したい場合は、NEW TREASURE STAGE2|中2英文法 総括+Lesson一覧からLesson12-1の位置づけを確認できます。
間接疑問文とは何か
間接疑問文は、疑問文が表す内容を名詞のまとまりとして、別の文の中に入れる表現です。
間接疑問文は「小さな疑問を文の中に入れる形」
たとえば、Where does he live? は「彼はどこに住んでいますか」という直接疑問文です。これをそのまま文の中に入れるのではなく、語順を変えて I know where he lives. のようにします。
つまり、間接疑問文では「疑問の内容」を文の一部として使うため、疑問文の語順ではなく、基本的に疑問詞+主語+動詞の語順になります。
たとえば、次のような内容を know / tell / ask / wonder などの後ろに置くことができます。
- いつ始まるのか
- どこに住んでいるのか
- なぜ断ったのか
- 誰が作ったのか
- 来るかどうか

図を見ると、直接疑問文と間接疑問文では、疑問詞のあとの語順が変わることが分かります。
「間接疑問」と聞くと、遠回しに質問する表現のように感じるかもしれません。しかし、文法上は、疑問の内容を一つの名詞のまとまりとして文に入れる形と考えると分かりやすくなります。
I don’t know when the party will start.
私はパーティーがいつ始まるのか知りません。
この文では、when the party will start 全体が、動詞 know の目的語になっています。「私は何を知らないのか」という内容を表している部分です。
間接疑問文は文法上、主語・目的語・補語になることがあります。ただし、NEW TREASURE STAGE2のこのLessonでは、まず know / tell / ask などの後ろで目的語になる形を中心に理解するとよいでしょう。
このLessonでは、まず目的語になる形を中心に確認します。
主語や補語になる使い方もありますが、最初は I know where he lives. や Do you know when Sam will come back? のように、動詞の後ろに置かれる形をしっかり押さえましょう。
間接疑問文の作り方
間接疑問文を作るときは、疑問文をそのまま文の中に入れません。疑問詞がある文は疑問詞を残し、YesまたはNoで答えられる文は whether を使います。そのうえで、後ろを主語+動詞の語順に直します。
作り方の基本
- 疑問詞がある文は、疑問詞を残す
- YesまたはNoで答える文は、whetherを使う
- 疑問詞またはwhetherのあとを、主語+動詞の順にする
- do・does・didは通常使わず、人称や時制を一般動詞の形に反映する
まずは、直接疑問文から間接疑問文に変えるときの代表的なパターンを確認しましょう。
| 種類 | 直接疑問文 | 間接疑問文を使った文 | 変えるポイント |
|---|---|---|---|
| be動詞 | Where is he? | Do you know where he is? | whereのあとを he is にします。 |
| 一般動詞現在 | What does she want? | I don’t know what she wants. | doesは使わず、wantsにします。 |
| 一般動詞過去 | When did he arrive? | Please tell me when he arrived. | didは使わず、arrivedにします。 |
| 助動詞 | When will Sam come back? | Do you know when Sam will come back? | willを主語の前に出しません。 |
| Yes/No疑問文 | Will he join us? | Do you know whether he will join us? | whetherを使い、「~かどうか」を表します。 |
| 疑問詞が主語 | What happened? | I don’t know what happened. | what自体が主語なので、直後に動詞を置きます。 |
この表では、変換パターンを一覧で確認しました。次の「基本語順」では、なぜ when will Sam come back のような語順にしないのかを、正誤比較で確認します。
間接疑問文の基本語順
間接疑問文では、疑問詞のあとを主語+動詞の順にします。文全体が疑問文でも、間接疑問部分だけは直接疑問文の語順にしません。
| 種類 | 英文 | 語順 |
|---|---|---|
| 直接疑問文 | When will the party start? | 疑問詞+助動詞+主語+動詞 |
| 間接疑問文 | I don’t know when the party will start. | 疑問詞+主語+動詞 |
when the party will start は、疑問詞から始まっていますが、その内部は平叙文と同じく the party will start の順です。
「あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか」の英訳
「あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか」は、次のように表します。
Do you know when Sam will come back?
あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか。
文全体は Do you know …? という疑問文ですが、間接疑問部分の when Sam will come back は、when+Sam+will come back の順になります。
「あなたはサムがいつ帰ってくるか知っていますか」のように、日本語では「いつサムが」「サムがいつ」のどちらの語順も使えます。英語ではどちらも、基本的に Do you know when Sam will come back? と表せます。
| 判定 | 英文 | 理由 |
|---|---|---|
| 正しい | Do you know when Sam will come back? | 間接疑問部分が「疑問詞+主語+動詞」の順になっています。 |
| 誤り | Do you know when will Sam come back? | 直接疑問文の語順を、そのまま文中に入れています。 |
間接疑問文でdo・does・didはどうなるか
直接疑問文で使われている do / does / did は、間接疑問部分では通常使いません。間接疑問部分を主語+動詞の語順に戻し、doesやdidが表していた人称や時制を一般動詞の形に反映します。
Where does Tom live?
トムはどこに住んでいますか。
Do you know where Tom lives?
トムがどこに住んでいるか知っていますか。
does は消えますが、三人称単数現在を表す必要があるため、動詞は live ではなく lives になります。
Why did Sam refuse the invitation?
なぜサムはその招待を断ったのですか。
Can you tell me why Sam refused the invitation?
なぜサムがその招待を断ったのか教えてくれませんか。
did は使いませんが、過去の内容なので、動詞を過去形の refused にします。
be動詞と一般動詞の疑問文で迷う場合
間接疑問文では、where he is と where Tom lives のように、be動詞と一般動詞で形が変わります。ここで手が止まる場合は、間接疑問文の前に、DoとAreの使い分けを整理しておくと理解しやすくなります。
間接疑問文の最後は疑問符かピリオドか
文末の記号は、間接疑問部分だけでなく、文全体が質問になっているかで決まります。
| 文全体 | 例文 | 文末 |
|---|---|---|
| 平叙文 | I don’t know where he is. | ピリオド |
| 疑問文 | Do you know where he is? | 疑問符 |
where he is の部分だけを見て疑問符を付けるのではありません。I don’t know … なら平叙文、Do you know …? なら疑問文です。
who・whatが主語になる間接疑問文
間接疑問文は基本的に疑問詞+主語+動詞ですが、疑問詞自身が「誰が」「何が」という主語になる場合は、その直後に動詞を置きます。
Do you know who made this birthday cake?
誰がこの誕生日ケーキを作ったのか知っていますか。
Do you know what happened?
何が起こったのか知っていますか。
最初の文では who が made の主語です。2つ目の文では what が happened の主語です。そのため、whoやwhatのあとに別の主語を置きません。
| 場合 | 語順 | 例 |
|---|---|---|
| 疑問詞のあとに別の主語がある | 疑問詞+主語+動詞 | why Sam refused … |
| 疑問詞自身が主語になる | 疑問詞+動詞 | who made … / what happened |
疑問詞を使った語順をさらに整理したい場合
whoやwhatが主語になる文では、通常の「疑問詞+主語+動詞」と違って見えるため、疑問詞を使う文の語順で迷いやすくなります。受動態の疑問文でも、Who … by? や By whom …? のように語順が問題になりやすいので、合わせて確認しておくと整理しやすくなります。
間接疑問文の例文一覧
間接疑問文は、when / where / why / how / who / what / whether などを使って作ります。まずは、よく使う形を例文で確認しましょう。
英作文では、疑問詞やwhetherのあとが主語+動詞の語順になっているかを確認することが大切です。表では、間接疑問部分を太字で示しています。
| 使う語 | 例文 | 日本語訳 |
|---|---|---|
| where | I don’t know where he lives. | 私は彼がどこに住んでいるのか知りません。 |
| when | Do you know when Sam will come back? | あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか。 |
| why | Can you tell me why she was absent? | なぜ彼女が欠席したのか教えてくれませんか。 |
| how | I wonder how he solved the problem. | 私は彼がどのようにその問題を解いたのかと思っています。 |
| who | Do you know who made this cake? | 誰がこのケーキを作ったのか知っていますか。 |
| what | I don’t know what happened. | 私は何が起こったのか知りません。 |
| whether | I don’t know whether he will join us. | 私は彼が私たちに加わるかどうか知りません。 |
例文を見ると、間接疑問部分は疑問文の語順ではなく、基本的に疑問詞またはwhether+主語+動詞の語順になっていることが分かります。
【読解で活かしたい場合の補足】間接疑問文は、長文の中では where he lives や whether he will come のようなまとまりとして出てきます。語順の理解を読解につなげたい場合は、文法だけでなく語彙・熟語も合わせて確認しておくと読みやすくなります。
tellとaskの後ろに置く間接疑問文
ここでは、tell や ask の後ろに間接疑問文を置く形を確認します。どちらも間接疑問文を続けられますが、目的語の取り方に違いがあります。
tell+人+間接疑問文
tell は、「tell+人+内容」の形で使われます。間接疑問文は、「何を教えるのか」を表す内容として置くことができます。
Can you tell me why Sam refused my invitation?
なぜサムが私の招待を断ったのか教えてくれませんか。
この文では、me が「教える相手」、why Sam refused my invitation が「教える内容」です。
文全体は質問なので疑問符を付けますが、間接疑問部分は why+Sam+refused の語順です。
ask+人+間接疑問文
ask では、質問する相手を置いて、ask+人+間接疑問文の形にできます。
She asked me where I lived.
彼女は私に、私がどこに住んでいるのか尋ねました。
me が尋ねられた相手で、where I lived が尋ねた内容です。
ask+間接疑問文
質問する相手を示さず、尋ねた内容だけを続けることもあります。
He asked whether I was busy.
彼は、私が忙しいかどうか尋ねました。
tell と ask は、後ろに間接疑問文を置けますが、目的語の取り方が同じとは限りません。例文全体の形で覚えましょう。
間接疑問文と「疑問詞+to不定詞」の違い
ここでは、間接疑問文と「疑問詞+to不定詞」の違いを確認します。どちらも日本語では似た意味になることがありますが、英語の形は異なります。
前のLessonで学習した「疑問詞+to不定詞」も、「何をすべきか」「どこへ行くべきか」などの内容を表します。
| 形 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|
| 疑問詞+to不定詞 | I don’t know what to do. | 私は何をすべきか分かりません。 |
| 間接疑問文 | I don’t know what I should do. | 私は何をすべきか分かりません。 |
2つの文は意味が近いですが、形が異なります。
- what to do:疑問詞+to不定詞
- what I should do:疑問詞+主語+動詞
間接疑問文では、疑問詞のあとに主語と動詞を置きます。誰が行動するのかを明示したいときにも使いやすい形です。
次の学習用動画でも、間接疑問文の例文を確認できます。視聴後に、語順と時制を本文で整理しましょう。
間接疑問文と時制の一致
ここでは、間接疑問文でよく問われる時制の一致を確認します。主節が過去形のときに、間接疑問部分の動詞や助動詞がどう変わるかを整理しましょう。
間接疑問文では、主節の動詞が過去形の場合、間接疑問部分の動詞や助動詞も過去の形にそろえることがあります。これを時制の一致といいます。
時制の一致は、主節が過去形のときに注意します。
主節が現在形なら、間接疑問部分は内容に合わせて現在・過去・未来を使います。主節が過去形の場合は、間接疑問部分も過去の形にそろえることが多くなります。ただし、現在も変わらない事実では現在形を使う場合があります。
時制の一致で迷ったときの考え方
時制の一致で迷ったときは、まず主節の時制を確認します。そのうえで、間接疑問部分の内容が「その時点だけの内容」なのか、「今も変わらない事実」なのかを考えると整理しやすくなります。
| 確認すること | 考え方 | 例 |
|---|---|---|
| 主節が現在形 | 間接疑問部分は、内容に合わせて現在・過去・未来を使います。 | I know when he will arrive. |
| 主節が過去形 | 基本問題では、間接疑問部分も過去側にそろえることが多いです。 | I knew when he would arrive. |
| 今も成り立つ事実 | 変わらない事実・一般的な事実では、現在形のままにする場合があります。 | The teacher asked why the earth goes around the sun. |
| 日本語訳 | 英語が過去の形でも、日本語では文脈に合わせて自然に訳します。 | when she would come home:いつ帰ってくるのか |
時制の一致はどう変わるか
| 内容 | 主節が現在形 | 主節が過去形 |
|---|---|---|
| 現在の内容 | I know where he lives. | I knew where he lived. |
| 未来の内容 | I know when she will come. | I knew when she would come. |
| canを使う内容 | I know how he can solve it. | I knew how he could solve it. |
| 変わらない事実 | The earth goes around the sun. | The teacher asked why the earth goes around the sun. |
基本問題では、主節が過去形なら間接疑問部分も過去の形にそろえることが多いです。一方で、自然現象や一般的な事実など、現在も変わらない内容では現在形を使う場合があります。

図を見ると、主節が現在形の場合と過去形の場合で、間接疑問部分の助動詞や動詞の形が変わることが分かります。
canがcouldになる場合
I wanted to know how I could contact you.
私はあなたにどうやって連絡を取ればよいのか知りたかった。
主節の wanted が過去形なので、間接疑問部分では can ではなく could が使われています。
willがwouldになる場合
He asked me when she would come home.
彼は私に、彼女がいつ家に帰ってくるのか尋ねました。
asked が過去形なので、間接疑問部分では will ではなく would を使っています。この would は、過去の時点から見た未来を表しています。
英語では時制をそろえていても、日本語では文脈に応じて「帰ってくるのか」「連絡を取ればよいのか」などと訳す方が自然な場合があります。英語の形を、そのまま機械的に過去形で訳す必要はありません。
助動詞や時制で迷った場合
間接疑問文の時制の一致では、will が would、can が could になることがあります。助動詞や過去形の復習も必要だと感じた場合は、NEW TREASURE STAGE2|中2英文法 総括+Lesson一覧で関連するLessonを確認すると、時制のつながりを整理しやすくなります。
間接疑問文で時制の一致をしない場合
主節が過去形でも、間接疑問部分を必ず過去形にするとは限りません。現在も変わらない事実や、一般的に成り立つ内容では、現在形を使うことがあります。
The teacher asked me why the earth goes around the sun.
先生は私に、なぜ地球が太陽の周りを回るのか尋ねました。
先生が尋ねたのは過去でも、「地球が太陽の周りを回る」という内容は現在も変わらない事実です。そのため、goes という現在形を使えます。
学校文法の基本問題では、主節が過去形なら間接疑問部分も過去の形にそろえることが多くなります。ただし、変わらない事実などでは現在形を使う場合がある、と覚えておきましょう。
また、主節が現在形の場合は、間接疑問部分の内容に応じて現在・過去・未来を使い分けます。
- I know where he lives.:彼がどこに住んでいるか知っています。
- I know where he lived.:彼がどこに住んでいたか知っています。
- I know when he will arrive.:彼がいつ到着するか知っています。
間接疑問文と仮定法疑問文は別の話
このページで扱うのは、仮定法の疑問文そのものではなく、間接疑問文に出てくるcould / wouldが仮定法かどうかを見分ける観点です。couldやwouldが出てきても、主節が過去形であることに合わせた時制の一致の場合があります。
could や would が使われているからといって、必ず仮定法になるわけではありません。間接疑問文では、主節が過去形であることに合わせて can が could、will が would になることがあります。
| 種類 | 例文 | 説明 |
|---|---|---|
| 時制の一致 | I wanted to know how I could contact you. | wantedに合わせて、canがcouldになっています。 |
| 時制の一致 | He asked me when she would come home. | askedに合わせて、willがwouldになっています。 |
| 仮定法 | If I had enough time, I could help you. | 現実とは異なる、または実現が難しい仮定を表しています。 |
| 丁寧表現 | Would you tell me the way? | 丁寧な依頼を表しています。文脈により、仮定法とは限りません。 |
このLessonで中心になるのは、仮定法そのものではなく、間接疑問文の中で起こる時制の一致です。couldやwouldを見たときは、「仮定法かどうか」だけでなく、主節が過去形になっていないかも確認しましょう。
【文法復習講座】:間接疑問文の語順は分かったつもりでも、並べ替え問題や英作文では when will Sam come back のように書いてしまうことがあります。語順、do・does・didの処理、時制の一致を問題演習で確認したい方向けの講座です。
whetherを使う間接疑問文
ここでは、whether を使う間接疑問文を確認します。whetherは「いつ・どこ・なぜ」ではなく、「~かどうか」という内容を文の中に入れるときに使います。
when / why / how などの疑問詞を使わず、YesまたはNoで答えられる内容を「~かどうか」と表すときは、whether を使えます。
I don’t know whether he will come.
私は彼が来るかどうか知りません。
whetherは疑問詞ですか?
whether は、whenやwhereのように「いつ」「どこ」といった具体的な情報を尋ねる疑問詞とは少し性質が異なります。中学英語では、YesまたはNoで答えられる内容を「~かどうか」と文の中に入れる語として理解すると分かりやすいです。
| 使う語 | 表す内容 | 例文 |
|---|---|---|
| when | いつ | I don’t know when he will come. |
| where | どこ | I don’t know where he lives. |
| why | なぜ | I don’t know why he left. |
| whether | ~かどうか | I don’t know whether he will come. |
I don’t know when he will come. は「彼がいつ来るのか分からない」という意味です。I don’t know whether he will come. は「彼が来るかどうか分からない」という意味です。
Do you know whether…? の使い方
Do you know whether…? は、「…かどうか知っていますか」という意味です。文全体は Do you know …? という疑問文ですが、whether以下は疑問文の語順にせず、whether+主語+動詞の順にします。
| 判定 | 英文 | 意味・注意点 |
|---|---|---|
| 正しい | Do you know whether he will come? | 彼が来るかどうか知っていますか。whetherのあとが主語+動詞の順です。 |
| 正しい | Do you know whether this answer is correct? | この答えが正しいかどうか知っていますか。 |
| 誤り | Do you know whether will he come? | 疑問文の語順をそのまま入れています。 |
whetherを使う間接疑問文でも時制は変わるか
whetherを使う間接疑問文でも、主節が過去形の場合は時制の一致が起こることがあります。
I don’t know whether he will come.
私は彼が来るかどうか知りません。
I didn’t know whether he would come.
私は彼が来るかどうか知りませんでした。
2つ目の文では、主節の didn’t know が過去形なので、whether以下の will が would になっています。
whetherとifの違い
目的語になる間接疑問文では、whether と if のどちらも「~かどうか」を表せる場合があります。
I don’t know whether he is at home.
I don’t know if he is at home.
どちらも「私は彼が家にいるかどうか知りません」という意味になります。
ifには「もし~なら」という条件の意味もあります。
そのため、「~かどうか」という意味をはっきり示したいときは、whether を使うと分かりやすい場合があります。ただし、目的語になる間接疑問文では、文脈によって if も使われます。
ただし、次のように whether が適している形もあります。
- whether or not:~かどうか
- whether+to不定詞:~すべきかどうか
- 前置詞の直後に置く場合
I don’t know whether or not he will come.
彼が来るかどうか分かりません。
I don’t know whether to go.
行くべきかどうか分かりません。
We talked about whether we should start now.
私たちは今始めるべきかどうかについて話しました。
中学英語の基本では、まず whether+主語+動詞 の語順で「~かどうか」を表す形を押さえましょう。そのうえで、ifも使える場合があること、whetherの方が適している形もあることを確認しておくとよいでしょう。
Lesson12 間接疑問文と時制の一致まとめ
最後に、NEW TREASURE STAGE2 Lesson12-1で確認した間接疑問文のポイントをまとめます。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 基本語順 | 間接疑問部分は、基本的に疑問詞+主語+動詞の順です。 |
| 作り方 | 疑問詞がある文は疑問詞を残し、Yes/No疑問文はwhetherを使います。どちらも後ろは主語+動詞の語順にします。 |
| do・does・did | 直接疑問文から変えるときは通常使わず、人称や時制を一般動詞の形に反映します。 |
| 疑問詞が主語 | who made や what happened のように、疑問詞の直後に動詞を置きます。 |
| 時制の一致 | 主節が過去形なら、間接疑問部分も could / would / 過去形 などにそろえることが多くなります。 |
| 変わらない事実 | 現在も変わらない事実などでは、主節が過去形でも現在形を使う場合があります。 |
| whether | whether+主語+動詞で「~かどうか」を表します。whetherは「いつ・どこ」のような具体情報ではなく、Yes/Noの内容を文に入れるときに使います。 |
| 文末記号 | 文全体が質問なら疑問符、平叙文ならピリオドを使います。 |
間接疑問文のよくある質問
間接疑問文では、なぜdo・does・didを使わないのですか?
間接疑問部分は疑問文の語順ではなく、主語+動詞の語順に戻すためです。たとえば Where does Tom live? を文の中に入れると、where Tom lives になります。doesは使いませんが、三人称単数現在を表すために lives にします。
間接疑問文の最後は疑問符ですか?
文全体が質問なら疑問符、文全体が平叙文ならピリオドです。Do you know where he is? は疑問符、I don’t know where he is. はピリオドになります。
「あなたはサムがいつ帰ってくるか知っていますか」も同じ英文ですか?
はい。日本語では「いつサムが」「サムがいつ」のどちらも使えますが、英語ではどちらも Do you know when Sam will come back? と表せます。大切なのは、whenのあとを Sam will come back の語順にすることです。
Do you know when will Sam come back? はなぜ間違いですか?
文全体は Do you know …? という疑問文ですが、when以下は間接疑問部分です。そのため、直接疑問文の when will Sam come back ではなく、when Sam will come back の語順にします。正しくは Do you know when Sam will come back? です。
間接疑問文では必ず時制の一致をしますか?
必ずとは限りません。基本問題では、主節が過去形なら間接疑問部分も過去側にそろえることが多いです。ただし、現在も変わらない事実や一般的な事実では、現在形を使う場合があります。
whetherは疑問詞ですか?
whether は、whenやwhereのように「いつ」「どこ」を尋ねる疑問詞とは少し性質が異なります。YesまたはNoで答えられる内容を「~かどうか」と文の中に入れるときに使います。語順は whether+主語+動詞 です。
Do you know whether…? はどんな意味ですか?
Do you know whether…? は「…かどうか知っていますか」という意味です。たとえば、Do you know whether he will come? は「彼が来るかどうか知っていますか」です。whether以下は疑問文の語順にしません。
whetherとifは、どちらも「~かどうか」という意味ですか?
目的語になる間接疑問文では、どちらも使える場合があります。ただし、ifには「もし~なら」という条件の意味もあります。「~かどうか」をはっきり示したいときや、whether or not、whether to do、前置詞の直後では、whetherが適している形もあります。
whetherを使う間接疑問文でも時制の一致はありますか?
あります。主節が過去形の場合、whether以下でも will が would になることがあります。たとえば、I didn’t know whether he would come. は「私は彼が来るかどうか知りませんでした」という意味です。
間接疑問文と仮定法疑問文は同じですか?
同じではありません。間接疑問文は、疑問の内容を文の中に入れる形です。couldやwouldが出てきても、主節が過去形であることに合わせた時制の一致の場合があります。仮定法かどうかは、現実と異なる仮定を表しているかで判断します。
間接疑問文のwouldは仮定法ですか?
必ずしも仮定法ではありません。He asked me when she would come home. のwouldは、主節の asked が過去形であることに合わせて、willがwouldになったものです。仮定法かどうかは、ifを使った仮定の内容があるか、現実とは異なる仮定を表しているかなど、文脈から判断します。
間接疑問文と疑問詞+to不定詞は書き換えできますか?
意味が近い場合はありますが、いつも同じとは限りません。what to do は「何をすべきか」という内容を表し、主語は明示されません。一方、what I should do は「私が何をすべきか」のように、誰が行動するのかを明示できます。
確認クイズ(間接疑問文と時制の一致)
次の問題に答えましょう。A~Dの中から適切なものを1つ選び、「正解を見る」を開いて確認してください。
-
間接疑問文の説明として適切なものはどれですか。
A:疑問文を必ず文頭に置く表現
B:主語と動詞を省略した表現
C:疑問の内容を名詞のまとまりとして文中に入れる表現
D:感嘆文を疑問文に変える表現正解を見る
正解:C
-
「あなたはいつサムが帰ってくるか知っていますか」の正しい英文はどれですか。
A:Do you know when will Sam come back?
B:Do you know when Sam will come back?
C:Do you know when does Sam come back?
D:Do you know when Sam come back?正解を見る
正解:B
-
Where does Tom live? を間接疑問文に入れると、どれが適切ですか。
A:I know where does Tom live.
B:I know where Tom lives.
C:I know where Tom live.
D:I know where is Tom live.正解を見る
正解:B
-
Why did she leave early? を間接疑問文に入れると、どれが適切ですか。
A:Can you tell me why did she leave early?
B:Can you tell me why she leave early?
C:Can you tell me why she left early?
D:Can you tell me why does she leave early?正解を見る
正解:C
-
主節が過去形のとき、willは何になることがありますか。
A:would
B:does
C:did
D:be正解を見る
正解:A
-
変わらない事実を表す場合、主節が過去形でも現在形を使うことがありますか。
A:ある
B:ない
C:疑問文だけある
D:whetherのときだけある正解を見る
正解:A
-
whetherが表す意味として適切なものはどれですか。
A:いつ
B:どこ
C:~かどうか
D:なぜ正解を見る
正解:C
-
文末記号の組み合わせとして適切なものはどれですか。
A:I don’t know where he is? / Do you know where he is.
B:I don’t know where he is. / Do you know where he is?
C:I don’t know where is he? / Do you know where is he?
D:I don’t know where he is! / Do you know where he is!正解を見る
正解:B
-
「彼が家にいるかどうか分かりません」を表す文として適切なものはどれですか。
A:I don’t know whether he is at home.
B:I don’t know whether is he at home.
C:I don’t know does he at home.
D:I don’t know what he is at home.正解を見る
正解:A
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このLessonのcouldやwouldについて、正しい説明はどれですか。
A:couldやwouldは必ず仮定法を表す。
B:couldやwouldは間接疑問文では使えない。
C:主節が過去形であることに合わせた時制の一致として使われる場合がある。
D:couldやwouldを使うと疑問符を付けられない。正解を見る
正解:C
クイズで迷ったところ別に復習する
間接疑問文は、語順だけでなく、be動詞・一般動詞・助動詞・時制の理解も関係します。間違えた内容に合わせて、次のページで確認してみましょう。
- do・does・didやbe動詞で迷った場合:DoとAreの使い分け|一般動詞とbe動詞を例文で確認する
- Lesson12-1の前後も復習したい場合:NEW TREASURE STAGE2|中2英文法 総括+Lesson一覧
- 疑問詞を使った語順をさらに確認したい場合:受動態の疑問文|語順3つとBy whom・Who…byを解説
- 英作文で正しく使えるか確認したい場合:間接疑問文を問題演習で確認する
- 自分の答案の語順や時制を見てほしい場合:英作文添削塾|高校受験・大学受験の個別指導
間接疑問文の次に確認したい学習ページ
確認クイズまで解いたら、間接疑問文の語順を「理解した」状態から、他の文法事項や英作文につなげて確認すると復習しやすくなります。目的に合わせて、次のページも参考にしてください。
NEW TREASURE STAGE2全体を整理したい場合
Lesson12-1だけでなく、前後のLessonや中2英文法全体の流れを確認したい場合に向いています。疑問文、助動詞、時制の復習とつなげると、間接疑問文の語順も整理しやすくなります。
be動詞と一般動詞の疑問文から戻って確認したい場合
where he is と where Tom lives の違いで迷った場合は、DoとAreの使い分けを先に整理すると、間接疑問文の変換も理解しやすくなります。
疑問詞を使った語順をさらに確認したい場合
whoやwhatが主語になる文、By whomやWho…byのような語順で迷う場合は、受動態の疑問文も合わせて確認しておくと復習しやすくなります。
並べ替えや英作文で使えるか確認したい場合
間接疑問文は、語順、do・does・didの処理、時制の一致でミスが出やすい単元です。自分で英文を作る練習につなげたい場合に向いています。
Re-Writeの学習案内をまとめて確認したい場合
文法、英作文、語彙、読解など、どの学習から進めるかを整理したい場合は、Re-Writeのトップページから講座や学習ページ全体を確認できます。
次に進む目安:Do you know when Sam will come back? の語順が説明できるようになったら、他のLessonで疑問文、助動詞、時制の使い方も合わせて確認すると、英作文で使いやすくなります。


